子供が自らの意思で「野球がうまくなりたい」と思ったときに
やっと私(あなた)の出番です。
では実際にどう上達するための手助けをしてあげるか。
まずは「論より証拠」「習うより慣れろ」ということで
自分自身が正しいフォームをマスターしていなければいけませんね。
自分は全くの素人または野球をかじったことがあるくらいのレベルで、
コーチとして子供の野球クラブに参加したのに
「お前の父ちゃんへたくそだなぁ」なんて友達に言われたときには
我が子のプライドはズタズタ…。
家に帰ったら「もう絶対チームに来ないでよ!」と
言われてしまうこと間違いないでしょう。
そうなったら私の心もズタズタです…。
そのようにならないためにも
子供の手本となるフォームを身につけていきましょう。
では早速問題です。
つぎの動画を見て下さい。
そして最初っから見ずに0:29から0:32だけ見て下さい。
左の投手と右の投手どちらが理にかなったフォームか
判断してみて下さい。
実は右の投手の方が手塚さんが推奨するフォームなのです。
一見右はよろよろしていて、左はスラッと立っている。
さらに左の方が「右の本格派」という肩書きがもらえそうなほど、
悠々と上から投げ下ろしている感じが出ています。
では右の投手のピッチングの何が良いのか?
それは左足を高く上げたあと、
重心を落としながらキャッチャーの方向へ平行移動する際の
骨盤の動かし方にポイントがあるのです。
0:31の映像を比較してみるとわかるのですが、
左は体全体が突っ立っていて最後までパワーが蓄積されること無く
ボールをリリースしています。
一方、右は重心を沈み込んでいくときに
腰を角とした逆の「く」の字のようになっています。
一般的には「タメ」という言葉が使われますが、
お尻をキャッチャー側に突き出し、
左骨盤を右骨盤に寄せるようなポジションをキープするのです。
これが画面にも書いてあるように「かませ」。
キャッチャー側に重心をスライドさせるこの準備段階の動作をマスターする事で
ピッチングの土台がしっかりするので安定してきます。
私自身も何回もこの「かませ」は反復練習で自分なりの
カチっとはまった動作を身につけることができるようになったと思います。
そのおかげで投球動作内のブレや迷いが無くなりました。
自分のフォームを忘れてただがむしゃらに投げている時程
恐ろしいものは無いです。
コントロールは安定しないし、
球が走らないので全然気持ちよくないですから…。
骨盤の動かし方をマスターするために、
何度も画面の前で試し試しやってみましょう。