随分と迷ったのですが | 沙貴 誉 のブログ 『答えは自分の中にある☆薔薇の館でスピリチュアルなお茶会を』

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歴史、皇室、スピリチュアル、都市伝説、タロット占い等を中心に話題にしています。答えは自分の中にあります。自分の頭で考え、心で感じ、魂の叫びを聞きましょう。

 皆様こんにちは。沙貴 誉 (さき ほまれ) ですピンク薔薇

 

 

 ブログに書こうかどうか随分と迷った事があります。

 

 と言うのも、私は波風を立てるつもりはないし、水を差すような事になるのも嫌なので、このまま静かに黙っていようかとも思ったのですが、やはり自分の感じた事を書いた方が良いのではないかと思い、書く事にしました。

 

 どのような事かと言うと、篠原常一郎さんについてです。

 

 篠原さんが動画の中で語ったある事について、気になる点がありました。

 

 まずはその動画をご紹介します。

 

 

 

 

 こちらをご覧になった方々はもうご存知だと思いますが、篠原さんの発言に「予想屋・占い師」という言葉が出てきます。

 

 私はプロの占い師ではありませんので厳密には自分の事を占い師とは呼べないと思いますが、占いに携わる者として感じた事を書かせていただきます。

 

 詳しくは実際に動画をご覧頂きたいのですが、篠原さんは動画の中で、篠原さんたちご自身の活動について、次のように述べられました。

 

 「占い師や予想屋のように予想して、それを当てる事を喜んでいるんじゃなくて」

 

 「関係者の取材、過去のデータも含めて集積して、分析した結果をお知らせしているだけ」

 

 「予想屋とか占い師みたいに、うちは当たるから凄いぞという事のためにやってるんじゃありません」

 

 このように発言されました。

 

 この発言を聞いた時に、私はかなり驚きました。

 

 突然の事だったので。何があったの?、と。

 

 まあ、別に何かがあったわけでもないのかもしれませんが、篠原さんは単にご自身の活動を説明するために、ご自分の活動は「予想屋や占い師」などとは違うんだ、という事を述べられただけかもしれません。

 

 しかし私はこの発言を聞いてすぐに思ったのは、ご自身の活動を説明するために、わざわざこの場に関係の無い予想屋や占い師を出して貶めるような事を言わなくても良いのではないか?、という事です。

 

 もしかしたら篠原さんは、普段感じているご自分の本音を吐露しただけかもしれません。

 

 ですが私はあの発言を聞いて、私の立場からしたらいわれなき攻撃をされて貶められたと感じてしまいました。

 

 「予想屋や占い師」と勝手にひとまとめにされて、無差別に銃弾を撃ち込まれた気持ちでした。

 

 ここで一つ明記しますが、篠原さん個人が占いを信じているか信じていないかは全く問題にしていません。占いを信じるか信じないかは、個人の自由です。

 

 そうではなく、篠原さんがご自身の活動を説明するために、予想屋や占い師という特定の人々を名指しして、決め付けるような事を言い見下した態度を取るのは、乱暴すぎると思ったのです。

 

 また、YouTubeという不特定多数の人々が視聴する場であのような発言をするのは、相手(予想屋や占い師)の印象を悪くする可能性があり、言葉遣いや表現に注意した方が良いのではないかと思いました。

 

 予想屋の事は私は詳しくないので、ここからは占い師に絞って書いていきます。

 

 占い師と一口に言っても、色々な方がいます。

 

 篠原さんの仰るように、当てる事を喜んでうちは凄いぞという事のために占いをやっている人も、もちろんいると思います。

 

 しかし、そうではない人々もいます。

 

 私はブログやYouTubeで占いをしていますが、当てる事を喜んで凄いぞという事のためにやっているのではありません。

 

 占いは私の表現方法のひとつです。

 

 私がやりたいのは、占いを通じて皇室や歴史に興味を持ってくれた人がいたら嬉しい、占いを見た人が占いをひとつの参考として皇室や歴史に思いを馳せてくれたら幸いだ、との思いがあった上で、より良い日本へ向かうための行動とする事です。

 

 私自身はYouTubeで篠原さんを知るよりもずっと以前から、と言うかインターネットが世の中に広まるよりずっと以前から、皇室や日本の事を憂いて思いを馳せていました。

 

 私は才能も能力も無い名も無き一般市民なので、篠原さんのような大きな事は出来ません。

 

 ですが、皇室や日本のため(他にも理由はありますが)に何か出来ないかと、小さくても自分に出来る事を考えた時に行動に移したのが、ブログでありYouTubeであり、そして占いでした。

 

 私は占いが100%正しいとは思っていません。占いが完全無欠だとも思っていません。

 

 私は占いが当たるか外れるかと言うよりも(とは言え適当でいい加減でチャランポランな占い結果ではいけませんが)、占いの結果として出たメッセージをいかに読者・視聴者の皆様にお届けできるかを重視しています。

 

 また、自分の占いと篠原さんの活動を比べて自分の占いの方が当たるなどと思った事は一度もありませんし(そんな発想は一切ありません)、篠原さんの活動を軽視したり侮辱した事も一度もありません。

 

 篠原さんの活動をこれまでずっと応援してきましたし、篠原さんの活動にどれだけのご苦労と時間と労力とお金がかかっているのか、もちろんその全てを把握する事など出来ませんが、篠原さんの動画を視聴しただけでも少なからず伝わってきます。

 

 篠原さんや奥様、スタッフの皆様、リサーチャーの皆様には心から感謝していますし、その気持ちはこれからも変わりません。

 

 もちろん、篠原さんは私の事などは一切知らないでしょうし、篠原さんの発言は私個人を攻撃した物では決してありません。

 

 しかし、「占い師」とひとくくりにされた以上は、占いに携わって実際にブログやYouTubeで占いを公開している私自身も含まれると思います。

 

 篠原さんは「占い師」個人個人の事は、個人的に篠原さんが知っている占い師もいるかもしれませんが、知らない占い師の事も多いと思います。だからこそ十把一絡げにして論じるのは乱暴だし失礼だし、危険な事だと思いました。

 

 私のYouTube動画を見て下さったご視聴者様が、コメント欄で、陳情書を書きましたと教えて下さった方がいらっしゃいました。

 

 私はそのコメントを読んでとても喜びました。私は篠原さんを応援していますから、篠原さんが教えて下さった陳情書について行動に移した方がいらっしゃったのが素直に嬉しかったですし、こうやって一人一人が行動に移せば、必ず皇室も世の中も変わっていく、と思いました。

 

 篠原さんは、こういった事情も、もちろんご存知では無いでしょう。

 

 ですが、篠原さんの発言は、篠原さんを応援している人たちを、そのつもりが無いのに知らないうちに傷付けてしまっているのです。

 

 占いを当てて喜んで当てるからうちは凄いぞという事のためにやっている、そんな占い師ばかりじゃないんです。

 

 真剣に皇室や日本を想い、少しでも良い方向に向かえたらと、無名で小さな事しか出来ないけれど、行動に移している占いに携わる者もいるんです。

 

 私は、プロの占い師として最前線で活躍されている方と時々お話しする機会があるので、現場の生の声を直接聞く事があります。

 

 そのお話を色々と聞いて私自身が思ったのは、一口で占い師と言っても、いくら才能があってもそれを鼻にかける占い師もいるようですし、日々の自己研鑽を怠らずお客様の導きになるような占いが出来るようにと真剣に占いとお客様に向き合っている占い師もいるので、色々な占い師がいるのだなと思いました。

 

 もし私が占い師として働く事があったら、お客様からお金を頂いて占いをするのですから、いい加減な事は出来ないという気持ちになると思います。

 

 占い師の中には、もしかしたら金もうけに走りお客様を依存させ悪事に走る者もいるかもしれませんが、占いの技術を磨くために日々勉強し、お客様の悩みに寄り添いお客様が元気になるようにと、向上を目指して努力する占い師もいます。

 

 なので、篠原さんの発言は、真剣に真摯に占いとお客様に向き合っている占い師の方々に対して失礼なのではないかと思うのです。

 

 私自身は、プロでもない素人ですが、たとえ自分の技術が未熟でもブログやYouTubeで占いを公開する限りはいい加減な事は出来ないので、自己研鑽に努めています。

 

 また、私は若い頃から皇室や歴史に興味があったので、本を読んだり情報を集めたりしてきた経験が、現在の占いに活かせています。その長年の蓄積があったからこそ、占いで皇室や歴史を少しは語れるのだと思います。

 

 私は占いを自分の表現方法の一つとして、皇室や日本が良い方向に向かうための自分の行動とする信念があるので、たとえ誰かから批判されてもこれからも占いを続けるつもりですが、多分私が篠原さんの発言にショックを受けたのは、私自身が篠原さんを応援していたので、応援していた方から否定されたためにショックが大きかったのかもしれません。

 

 だからと言って、私はショックを受けたからと言っても、篠原さんを責めようという意図はありません。

 

 そうではなく、特定の人々をひとくくりにして決め付けるような事を言うのは失礼だと思うので、自分の気持ちを書いてみました。

 

 失礼だと思ったのもそうですが、危険だとも思いました。

 

 特定の人々を無差別に決め付けるような事を言うと、言われた側の人たちもそれこそ「生身の人間」なので、気を悪くする人も出てくるかもしれません。

 

 それが無用なトラブルを生む原因になってしまうかもしれません。

 

 そういった危険な事も世の中にはあるので、わざわざ敵を作るような発言は控えた方が良いのでは、とも思いました。

 

 先ほども書きましたが、私は篠原さんたちを応援する気持ちに変わりはありません。そして様々な情報を多くの人々に公開して下さる事には心から感謝しております。

 

 私には小さな事しか出来ませんが、これからも皇室や日本が良くなるために、自分に出来る事を少しずつでも行動していこうと思います。

 

 皇室と日本、そして世界が平和でありますように。