皆様こんにちは。沙貴 誉 (さき ほまれ) です。
あくまで誉の個人的な見解なのでご了承下さい。
心霊スポットについては、前回まとめた分だけではなく、本当はもう少し書きたい事がありました。
でもまあ、とりあえず前回で一度終わりにして、別の機会に書きたかった残りの見解をまとめてみようかな…と思ったのですが、せっかくの機会なので続けて書いてみます。
前回は現実的な視点を強調したかったので、あえて私個人の心情的な面をあまり表現しませんでしたが、今回は感情面を優先して書いてみようと思います。
私が心霊スポットに近寄らないのは、前回書いた通り、極度の怖がりであり、悪い霊の憑依も警戒しており、万が一にも犯罪者に巻き込まれないように、との理由からです。
ところで皆様、心霊スポットと呼ばれている場所って、どの様な現場だと思いますか?。
はい、そうです。
大体は、不幸な事件や出来事、不運な事故などのあった場所です。
古の戦場だったり、処刑場だったり。
強盗や強姦などの犯罪・殺人現場だったり。
工事作業現場での事故、車やバイクの事故の現場だったり。
様々な理由からの自殺の現場や名所だったり。
神聖な場所が穢されたための祟り場だったり。
他にも色々と考えられます。
そこには尋常じゃないくらいの、苦しみや悲しみ、憎しみ、怒り、痛み、無念の想いがあります。
例えば、ある心霊スポットには、バイク事故で亡くなった若い男性の霊が出るそうです。
事故を起こしてしまった為に、突然、人生が終了してしまった驚きや無念などの想いがあるのでしょう。
とても気の毒な事だと思いませんか?。
そんな気の毒な方が、霊となって、成仏出来ずに彷徨っている。
もし、自分の家族や友人が事故などを起こして、その現場が心霊スポットなどと言われたら。
辛くありませんか?。
人間の霊が出る現場での霊って、元々は生きていた人間です。
我々と同じ、肉体を纏う生きている人間でした。
そしてご遺族も、存命中の方々も多いでしょう。
心霊スポットとして無暗に面白がるのは、亡くなった方やご遺族への侮辱にも、繋がりかねません。
なので、そういった面からも、心霊スポットへの肝試しはおススメしません。
不幸な事件や不運な事故って、決して他人事ではないんですよね。
誰もが、犯罪などに巻き込まれる可能性があります。
不慮の事故を起こす場合もあります。
特に事故関連などでは、自分が加害者側になってしまう可能性だって、決して全否定は出来ないと思います。
自分が加害者になってしまうのは、積極的に他人を陥れて喜んでいる人や、他人などどうでもいいと思う自己中以外は、そんなつもりはなかったのに加害者となる場合が多いはずです。
それを、被害者となってしまった方が成仏出来ずに彷徨い、心霊スポット化して世間の人々から面白おかしく語られたら、自分のせいで申し訳なくて悲しくてやりきれない、一生の後悔となるでしょう。
そういった、色々な立場の人々の想いが、心霊スポットには存在しています。
やはり、面白がったり茶化したりするのは、控えた方が良いのではと思います。
…と、霊の世界を信じる私個人の考えを、ここまで書いてみました。
で、世の中には、霊なんかいない、という考えの人々もいると思います。
ここでは別に、霊がいるのかいないのかのジャッジをするつもりはありません。
ただ、霊を信じない人々の中にも、面白半分に肝試しをしたり、本当に霊がいるのならば見てみたいからと心霊スポットに行く人もいると思います。
私は霊を信じるか信じないかはその人の自由だと思いますし、心霊スポットや霊そのものに対する興味や好奇心や関心を否定はしません。
それに、私がいくら心霊スポットは危険だから行かない方が良いと主張しても、それを他の人には強制・強要できませんし、最終的にはその本人の自己責任となります。
しかし、心霊スポットだからといって何をしてもいい訳ではありませんし、社会的なルールやマナーを守る事も大切です。
というのも、心霊スポットには落書きやゴミなどの不法投棄も多いですし、夜中に大声でワイワイ騒いでいる人がいたら近所迷惑です。道路での不法駐車も危険です。土地や建物への不法侵入も絶対にいけません。
心霊スポットに行く全ての人がそうだとは、決め付けてはいません。ルールやマナーに反さないように気を付けている人も、もちろんいらっしゃると思います。
ただやはり、そういった場所にあえて行こうとする人の中には、無法者も決して少なくないと思います。
無法者たちと遭遇し、トラブルとなってしまったらどうなるか。
そういった人々は、話し合いが難しい人も多いです。
だからこそ、落書きや不法投棄などが多いのだと思います。
なので、やはり私は、好奇心で心霊スポットを肝試しする事は、おススメはしません。
そしてルールやマナーももちろん大切ですが、心霊スポットに霊が出ると言われるその所以に思いを致し、霊は元々生きていた人間、そしてご遺族が存命中かもしれない事を想像し、失礼が無いように謙虚な気持ちを持つ事も大切なのではないかと思います。
心霊スポットについては、とりあえずここまでにしようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と平和と喜びが皆様と共にありますように