英国エリザベス女王国葬③ | 沙貴 誉 のブログ 『答えは自分の中にある☆薔薇の館でスピリチュアルなお茶会を』

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 皆様こんにちは。沙貴 誉 (さき ほまれ) ですピンク薔薇

 

 

 エリザベス女王の国葬では、天皇皇后両陛下は、現地で英王室の方々や、各国の王族、大統領などの要人と、挨拶をされました。

 

 以下、TBS NEWS DIG 2022年09月25日の記事を参考にさせて頂き、私なりにまとめてみます。

 

 現地では、天皇陛下がチャールズ国王とカミラ王妃に直接弔意を伝え、また上皇上皇后夫妻からの弔意も伝えられたそうです。

 

 19日のチャールズ国王主催のレセプションでは、皇后陛下は体調を整えるために欠席しましたが、天皇陛下が出席されました。

 

 天皇陛下はチャールズ国王とカミラ王妃をはじめ、多くのヨーロッパの王族と会われたそうです。

 

 特にオランダのアレキサンダー国王とマキシマ王妃、ベアトリクス前女王の名前が具体的に上がっているそうです。

 

 この記事にも書いてありますが、日本の皇室とオランダ王室は非常に親しい関係にあります。

 

 2006年、オランダのベアトリクス女王(当時)は、適応障害と診断された皇太子妃(当時)雅子様のために、皇太子ご夫妻と愛子様をオランダ王室の別荘に招待して下さいました。

 

 このご招待については、私は日本人の一人として、本当に有り難い事だと思っています。

 

 表面的なお付き合いではない、真心の込もった絆が感じられます。

 

 オランダ王室の皆様方、本当にありがとうございました。

 

 この場をお借りして、感謝申し上げます。

 

 さて、国葬後の20日にも、レセプションが開かれています。

 

 このレセプションには、天皇皇后両陛下が出席されました。

 

 両陛下は、マレーシア国王夫妻、ブータン王国夫妻、トンガの国王陛下と親しく会話されたそうです。

 

 トンガの国王陛下には、火山噴火のお見舞いと両陛下が皇太子時代に戴冠式に招かれたお礼を伝えたという事です。

 

 戴冠式のためのトンガ訪問は2015年07月で、雅子様は療養中でしたが、両陛下は温かいもてなしに深く感謝されていたという事です。

 

 この戴冠式のためのトンガ訪問では、皇太子時代の両陛下には、トンガ王室からの本当に心のこもった温かいおもてなしが、いくつもありました。

 

 そのひとつを、別の記事から引用し紹介します。

 

 

 

産経新聞  2015年07月20日

 

 

 参列者の大半が国王の玉座と向かい合う席に着いたが、ご夫妻には玉座の両脇の王族と同じ席が用意された。しかも、国王の姉、ピロレブ王女と並ぶ最前列だった。この待遇は滞在中、一貫しており、家族としてもてなそうという王室側の気配りが感じられた。

 

 

 

 引用は以上です。

 

 この引用の内容は、温かいもてなしのほんの一部です。

 

 興味のある方は、是非検索して下さい。

 

 記事を読むと心が温まると思います。

 

 トンガ王室の皆様方が、当時の皇太子ご夫妻である両陛下を、家族のようにとても大切にして下さった事が、日本人の一人として私は本当に嬉しかったです。

 

 トンガ王国の皆様方、本当にありがとうございました。

 

 この場をお借りして、感謝申し上げます。

 

 さて、話を戻しますと、この国葬後のレセプションでは、両陛下の元にはこれまでに交流があった人も無かった人も、次々と挨拶に来られたようです。

 

 そして両陛下の帰国後の09月22日、西村宮内庁長官は記者会見で次のように述べました。

 

 引用します。

 

 

「両陛下が代表する国民の弔意は、英国王室そして英国民に十二分に伝わったと思います。また今回の国葬には世界中から多くの国王、大統領と元首クラスが参列しましたけれども、両陛下はこうした多くの参列者と交流を深められたことにより、国際社会における日本の皇室の存在感をお示しになったものと考えています。今回、両陛下にご訪問いただいて、本当に良かったと率直に感じているところであります」

 

 

 引用は以上です。

 

 まあ、存在感もそうかもしれませんが、私が感じるには、両陛下のお陰で日本の真心が英国や国際社会にお届けする事が出来た、とそう思います。

 

 やはり日本には、皇室、天皇という存在が必要不可欠だと思います。

 

 政治とは関わっていない部分で国際親善が出来る、貴重な存在だからです。

 

 しかも天皇や皇室は、権威の存在として、権力である政治よりも上位に立っています。

 

 日本の実質的な国家元首は天皇です。

 

 日本の国家元首が、権力者ではなく、日本の象徴であるという点に、私は日本の平和への希望が溢れているように感じます。

 

 とは言え、天皇と皇后という存在が、令和の両陛下のようなお人柄で徳をお持ちだからこそ、宮内庁長官が発言したように「本当に良かったと率直に感じている」というような国際親善が出来るのだと思います。

 

 これが、お人柄もあまりよろしくなく、徳の無いの人物が天皇皇后であったら、果たして有意義な国際親善が出来るでしょうか。

 

 結局、皇族や王族、大統領、要人だといっても、最終的には人間同士のお付き合いですから、人間力が必要となってきます。

 

 皇族や王族だからと言って、それだけで無条件で皆から尊敬される訳がないのです。

 

 もしも海外の要人から嫌厭されるような天皇や皇后だったら、おそらく日本の印象は悪くなって、国際社会からは距離を置かれてしまうでしょう。

 

 そうなっては、その様な天皇や皇后、皇族は、日本の象徴として相応しいとは言えないと思います。

 

 今上陛下と雅子様が、日本の天皇と皇后で本当に良かったです。

 

 令和の御世が、末永く続きますように。

 

 とまあ、私の個人的な感想が長くなってしまいましたが、記事からの参考とまとめは以上です。

 

 さて、エリザベス女王の亡き後、英国はチャールズ国王の新体制となりました。

 

 英国は様々な問題を抱えています。

 

 連合王国の独立問題(特にスコットランド)、英国の植民地時代の負の遺産に対する批判、そしてヘンリー王子夫妻の王室批判。

 

 ヘンリー王子夫妻については、今度まとめて書いてみようかと考えています。

 

 ヘンリー王子夫妻については、天国のエリザベス女王は心を痛めているのではと思います。

 

 ヘンリー王子の心の傷の発端が両親の不倫と離婚、母親の死だから、根が深いとは思いますが。

 

 難しいですね。

 

 日本の一国民である直接無関係な私でも、心の痛む問題ですから。

 

 

 エリザベス女王の国葬については、ここまでにしようと思います。

 

 エリザベス女王、長い間、日本にも心を寄せて下さりありがとうございました。

 

 天国でフィリップ殿下とゆっくりお過ごし下さい。

 

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました虹クローバー

 

 

 

 

 乙女のトキメキ愛と平和と喜びが皆様と共にありますように乙女のトキメキ

 

 

 

 

 

参考資料
 
TBS NEWS DIG
2022年09月25日
 
JIJI.COM
2022年09月17日、10月02日
 
産経新聞
2015年07月20日
 
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