皇位継承について本音を書く④ | 沙貴 誉 のブログ 『答えは自分の中にある☆薔薇の館でスピリチュアルなお茶会を』

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歴史、皇室、スピリチュアル、都市伝説、タロット占い等を中心に話題にしています。答えは自分の中にあります。自分の頭で考え、心で感じ、魂の叫びを聞きましょう。

 皆様こんにちは。沙貴 誉(さき ほまれ)ですピンク薔薇

 

 

 

 

 歴史やその他専門用語などについては、調べてから記述していますが、間違いや勘違いなどがありましたら、申し訳ございません。

 

 気になる方や疑問をお持ちの方は、鵜吞みにせずに、ご自身でもお調べ下さいますよう、お願い申し上げます。

 

 歴史は諸説あります。

 

 

 

 

 今回は、本題から逸れます富士山

 

 

 

 気になる事があったので、本題とも関係のある話題なので、今回はその件について書いてみます。

 

 最初に明記しておきますが、私は自分と相手の考えがどちらが正しいか、白黒つけようという意図はありません。

 

 ただ、相手の主張に疑問を感じた部分があって、相手が公人と呼んで差し支えのない方だと思うので、相手の主張に対して、私が勝手に自分の意見をここに書く、という感じです。

 

 その相手というのは、参政党の事務局長の神谷宗幣さんです。

 

 参政党の神谷さんの演説をYouTubeで聞いて思ったのですが、私はこの方はいずれ政権を取って総理大臣になる方だと思います。

 

 が、皇室についての考え方が甘すぎないかな?、と思ったのです。

 

 参政党や神谷さんが、男系男子派で女性宮家反対なのは、別にいいんです。人それぞれに考え方があるので。

 

 しかし、秋篠宮家についての質疑応答を聞いていて、かなり疑問に思いました。

 

 以下、神谷さんの発言(簡単に略しています。そういう意味では切り取りです。詳しくは、参政党関係者のYouTubeで、秋篠宮家の質問の動画をご覧下さい。私が観たのは、武田邦彦さんのチャンネルです。)と、それについての私の考えです。

 

 注意:神谷さんの発言について、誉が勘違いや思い違い、聞き違い、誤解をしている可能性が全く無いとは言い切れないので(もしあったら、神谷さん本当に申し訳ございません)、気になる方や興味のある方は、是非実際の動画を観て神谷さんの発言を確認して下さい。そして、ご自分なりの見解をお持ち下さい。

 

 

 見出し=神谷さんの発言(簡単に略してまとめた部分もあります)

 見出しの下=誉の見解

 

 

 

 

 

 

「男系男子で繋ぐのが日本のちゃんとした伝統」

 

 男系男子は明治時代からですので、明治時代以降の決まり事です。

 

 伝統というなら、明治時代以前の『男系男子と男系女子』も含めて欲しいですね。

 

 江戸時代まで存在した女性天皇の存在を、無視しないで欲しいなと思いました。

 

 

 

「男系男子で繋ぐのを前提に、どなたが天皇になるのかは、我々国民が決める事ではない」

 

 確かに、国民は直接的には決められませんね。

 

 政府が決める事です。

 例えばかつて小泉政権下では、女性・女系天皇容認について議論されていました。

 

 そして政治家を選ぶのは、国民です。

 

 つまり、民意を完全に無視する事は出来ません。

 間接的には、国民は関わります。

 

 実際に議論するのは、有識者が有識者会議で議論して、国会でも政治家が議論して、という流れになるのでしょうか?。よく分かりませんが。

 

 だとしたら、選ばれた国民が決める、という事になるのでしょうか。

 

 少なくとも、皇族自身が決められる訳ではないですからね。

 これは天皇・皇室が憲法の範囲内の存在で、皇室典範で色々とルールが決まっているので、皇族方の自由には出来ないからだと思われます。違っていたらすみません。

 

 詳しくないので、曖昧ですみません。

 

 

 

「天皇家・皇室は126代脈々と続いてきて、皇室には相当な数の周りの方や親戚がいて、そういった方々がフラットに日本の未来を考えて、この方が我々日本人の統合の象徴として相応しいと、彼らが選んだ方が次の天皇として相応しいと思う」

 

 仮に皇室の親戚や周囲の方が満場一致で、「天皇として相応しいのは常陸宮殿下だ。次の天皇は常陸宮殿下だ!」と選んだとします。

 

 これ、通用しますか?。

 

 皇位継承順位第3位の常陸宮殿下が、第1位の秋篠宮殿下を飛び越しての即位は出来ないと思います。

 

 天皇として相応しいかどうかは全く関係なく、たとえ仮に相応しくないような方が中にはいたとしても、天皇は継承順位で決まるのではないかと思います。

 

 そうではなく、順位など決めずに、「皇室の親戚・周囲の方会議」で決められた方が次の天皇となるのが相応しい、という意味なのかもしれません。

 

 ただ、どんなにフラットにという前提があったとしても、相当な数の複数の人間の意見が完全に合致するとは限りません。

 

 意見が異なる者たちによる、フラットな正義と正義のぶつかり合いに発展しないとは言い切れません。

 

 想像を絶するような後継者争いに発展する可能性が、否定できません。

 

 

 

「私たちが知っている情報は、ゴシップレベルにすぎない。そんな事に我々国民が、ああだこうだ言うのは、不敬な事」

 

 秋篠宮家の邸宅改修費30~60億円?や悠仁親王殿下の作文剽窃問題は、ゴシップレベルなのでしょうか?。

 

 それと秋篠宮殿下の懇意のジャーナリストが、インタビュー録を出版しましたよね。

 殿下へのインタビューは、ゴシップレベル?。

 

 特に剽窃問題は重大で、海外にまで報道されています。

 

 由々しき事態だと思います。

 

 「不敬」の一言で蓋をして放置出来る問題とは思えません。

 「不敬」の一言で済ませるのは、思考停止なのでは。

 

 そして「ああだこうだ言うのは不敬」というこの言葉は、皇族が国民に向かって自分への批判を「誹謗中傷」と断罪するのと同じくらい、言論封殺としての強い意味を持っていると思います。

 

 皇室に何か疑わしい事があっても、国民は黙ってろという事でしょうか?。

 

 国民は、皇室に関する疑わしい事は真偽を確認したいのです。

 

 疑いがある事は事実を明白にして、皇室が穢される事がないようにと願うからこそ、皇室への批判も出て来るのですが、それをも不敬だと言うのでしょうか?。

 

 どんなに長い歴史を誇る尊い存在がいらっしゃったとしても、国民の敬愛と支持を失ったら、存続など出来ないと思います。

 

 だからこそ、現実を直視しないとならないのです。

 

 それに、情報がゴシップレベルと言うのならば、マスコミ関係者と懇意でゴシップレベルになるように情報を操作するような皇族が存在したとしたら、どうしますか?。

 

 失礼な言い方かもしれませんが、政治家を目指す方にしては情報に関する危機意識が薄くて、考え方が甘すぎるのではと思ってしまいました。

 

 

 

「法律は国民がある程度は変えなければならないが、(天皇の)人事に関しては国民が口を挟む事ではない。そこに関しては皇室に任せる。皇室を信じている」

 

 前述の神谷さんの言う「相当な数の皇室の周囲の方や親戚」とは、多分、元皇族やその関係者だった方々で、現在は民間人である方々を指すのではと思います。

 

 民間人とは国民ですよね。

 

 だとしたら、国民である親戚や周囲の方々も天皇の人事には口を挟んではいけません。という事になりますね。

 

 以下、間違いや勘違いなどがありましたら、どなたかご指摘下さい。

 

 そもそも憲法第1条には、

 

 「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の在する日本国民の総意に基づく」

 

 とあります。

 

 「この地位は、主権の在する国民の総意に基づく」

 

 つまり、国民は、口を挟めると思うのですが。

 

 そういう意味ではないのでしょうか?。

 

 それに「国民」とは、「相当な数の皇室の周囲の方や親戚」だけが国民という訳ではありませんので、天皇は全ての国民の総意に基づいているのです。

 

 それと、皇族だからといって、皇族=聖人君子、とは限りません。

 

 そんなに簡単に皇室を信じて大丈夫なのでしょうか。

 

 あのインタビュー本という訳ではありませんが、皇族といえども、皇族である前に一人の人間、ではあります。

 

 皇族だって、時として過ちを犯す事もあるでしょう。

 

 皇族だからと、何をしても許される訳ではありません。

 

 「天皇・皇室無謬」

 

 を信じるのは、危険だと思います。

 

 天皇の人事に、積極的に介入する天皇や皇族が、一部とはいえ存在するかもしれませんよ?。

 

 以下、誉の間違いや勘違いなどがあるかもしれませんので、気になる方や疑問をお持ちの方は、ご自分でも調べて下さいね。

 

 天皇の地位に関しての意向が突然報道で流れた後、その報道を受けて天皇ご自身が「お気持ちビデオメッセージ」まで流してしまったら。

 

 その天皇のメッセージを受けて、政府が制度を新しく作ったり、もしくは変えたり、何ていう事態が起きたとしたら。

 

 これ、ビデオメッセージでどんなにお言葉そのものに気を付けていても、天皇による「政治的発言」になる恐れはありませんか?。

 

 事実上、国政に関与する事になる恐れはありませんか?。

 

 憲法第4条1の、

 

 「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない」

 

 に対しての憲法違反の可能性はありませんか?。

 

 (この件についての解釈は人によって様々かもしれませんが)

 

 これ、どう思いますか。

 

 それでも人事は皇室に任せられますか?。

 

 皇室を信じられますか?。

 

 感情的に「皇室を信じる」と盲信するのではなく、冷静で理性的な目が必要なのではないでしょうか。

 

 いつか参政党が政権を取ったあかつきには、「皇室を信じるとか言ってる場合ではない」と、現実を直視せざるを得なくなるのでは、と勝手ながら想像します。

 

 

 

 

 

 

 神谷さんの発言に対する私の意見は、以上になります。

 

 神谷さんの発言については、YouTubeの音声が聞き取りにくい部分があって、私の聞き違いがあったら、本当に申し訳ございません。

 

 今回の神谷さんの発言については、参政党の街頭演説の中での発言です。

 

 参政党は、本気で日本を守ろう良い国にしようと、命懸けで立ち上がった人々の集まった党です。

 

 興味を持った方は、是非YouTubeで街頭演説の様子を観たり、あなたの住む街の近くで参政党の街頭演説があったら、実際に足を運んでみて下さい。

 

 私はYouTubeでの参政党の皆さんの演説を聞いて、泣いてしまったくらい、感動した事があります。

 

 もし私の住む地域に参政党の街頭演説があったら、スケジュールが空いていたら、足を運んでみようと思っています。

 

 それと、本当は本編で書こうと思っていたけれど、ちょうどいい機会なので今回書いてみようと思う事があります。

 

 神谷さんの発言を引用した元となったYouTubeチャンネルでのコメント欄で、秋篠宮家に不安を持つとして神谷さんに質問をした人の事を、「刺客」と決めつけたコメントがあったのですよ。

 

 これ、コメントを書いた人、誹謗中傷に当たりませんかね。

 

 秋篠宮家に不安を持つという質問者が、「刺客」だとする証拠はあるのでしょうか?。

 

 そんなの、動画を観ただけでは分かりませんよね。

 

 証拠があるのならば、教えて頂きたいですが。

 

 自分の気に入らない意見を持つ相手ならば、誹謗中傷しても良いのでしょうか。

 

 後、これは参政党や神谷さんとは一切関係がありませんので注意して下さい、ネット記事で皇室関係の記事のコメントを読むと、男系男子派の人々が、女性・女系天皇賛成派の人々の事を、「反日」「工作員」「勉強不足」等と決めつけているのを目にする事が、割とあります。

 

 まあ、○○派、と国民を分断するかのような表現の仕方は、私は本来あまり好まないのですが、分かり易く説明するために、○○派という使い方をします。

 

 さて、「反日」「工作員」「勉強不足」のレッテル貼りも、完全に誹謗中傷ではないでしょうか。

 

 自分の意見に自信があるならば、レッテル貼りして異なる意見を貶める必要は無いはずです。

 

 もしも、本当に、日本を潰そうとする勢力が何か工作しているとの事実が判明したら、慎重にかつ毅然とした態度で対応すればいいだけの話で、工作員に対しても貶める必要が無いのです。

 

 これは、自分の品性を落とさないためです。

 

 どんなに正しい事を言っても、乱暴な言葉を使ったり、品性下劣な様子を見せてしまうと、誰からも支持されないからです。

 

 第三者からの信用を失うからです。

 

 信用されない人間は、周囲の味方すらも失ってしまいます。

 

 そして本物の工作員は、こういった少しの隙も逃しませんよ。

 

 あなたを陥れる材料にしますよ。

 

 まあ、そうは言っても、こういった人々、レッテル貼りをして気に入らない相手を貶めている人は、一部の人だと思います。

 

 これは○○派とか関係なく、誰かを貶める言動のある人々の全てに言えますが。

 

 だけどそんな人々の言動が、どれだけ皇室や日本という国に悪い影響を与える事になっているか、よく考えて頂きたいのです。

 

 天皇や皇室に敬意を抱くあなた方が、自分の気に入らない意見を持つ相手を貶めたり暴言を吐いたりする事で、本当に天皇や皇室を、そして日本という国を守れると思いますか?。

 

 同じ国民なのに、気に入らない相手を蔑視し、そこから国民が分断される。

 

 国民同士が反目し合い、国内が混乱し、自滅していく。

 

 まさに本物の「反日工作員」の思う壺ではありませんか。

 

 国民が国民を貶めるような行為を、国民を宝物のように大切に思って下さる天皇陛下が、喜ぶとでも思いますか?。

 

 今上陛下は、皇太子時代に、ご自身とご一家がマスコミや一部の国民から、酷いバッシングを受けました。

 

 あくまで私の知る範囲でですが、それでも陛下は、ご自分やご一家へのバッシングを「誹謗中傷」と発表しませんでしたし、ご自身に対して擁護してくれた国民にのみ感謝を伝える等という、国民を分断するような事はなさらなかった。

 

 ご自分やご一家への批判や誹謗中傷があっても、国民の言論を統制したり封殺したりはなさらなかった。

 

 令和の両陛下と敬宮様は、ご自身を擁護する人々だけではなく、ご自身をバッシングした人々も、また、天皇や皇室に反対の人々も、全ての国民を宝物のように大切に慈しんで下さっています。

 

 この、国民を分断せず、ご自分を否定する国民も含めて、全ての国民を宝物のように大切に慈しんで下さる天皇の『大御心』を、天皇や皇室に敬意を抱きながらも気に入らない相手を誹謗中傷するような人々は、何だと思っているのか。

 

 そのような心根で、天皇や皇室に敬意を抱いています等と、よく言えたものだと思います。

 

 真の愛国者って、何なのですか。

 

 自分の意見とは異なる意見を持つ者を誹謗中傷する人間が、愛国者ですか?。

 

 真に天皇や皇室に敬意や敬愛を抱くって、何なのですか。

 

 天皇陛下はご自分を否定する者に対して決して貶めたりせず、全ての国民を宝物のように大切に慈しんで下さいますが、口では天皇や皇室を敬うと言いながらも、自分の意見とは異なる意見を持つ者を貶める事が、天皇や皇室を敬う事に繋がりますか?。

 

 天皇陛下は、背中で語って下さっているではありませんか。

 

 我々国民は、陛下の背中から学ぶ事が沢山あるのではないですか?。

 

 本当によく考えて頂きたいです。

 

 

 

 長くなりましたが、ここまでにします。

 

 

 次回は本編に戻ります。

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました虹クローバー

 

 

 乙女のトキメキ愛と平和と喜びが皆様と共にありますように乙女のトキメキ