『三国志 SECRET OF THREE KINGDOMS』を語りたい!(ネタバレ注意)① | 沙貴 誉 のブログ 『答えは自分の中にある☆薔薇の館でスピリチュアルなお茶会を』

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歴史、皇室、スピリチュアル、都市伝説、タロット占い等を中心に話題にしています。答えは自分の中にあります。自分の頭で考え、心で感じ、魂の叫びを聞きましょう。

 皆様こんにちは。沙貴 誉(さき ほまれ)ですピンク薔薇

 

 

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 歴史については一応調べて書きましたが、もしかしたら間違いがあるかもしれません。

 鵜吞みにせずに、気になる方はお調べ下さいますよう、お願いいたします。

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 中国ドラマ、

 

 『三国志 SECRET OF THREE KINGDOMS』、

 

 非常に面白かったですキラキラ

 

 今後は勝手に『シークレット三国志』と呼ばせて頂きますセキセイインコ青ピンクマカロン

 

 舞台は後漢末期。

 

 主人公は、漢王朝最後の皇帝献帝こと劉協。

 

 …ではなく、双子の弟の劉平、です。

 

 劉協に双子の弟なんていたの!?びっくり!?

 

 多分いないと思います。

 

 ドラマの創作だと思います(多分あせる)。

 

 さて、亡くなった兄劉協の詔により、皇帝となった劉平。

 

 ただし劉平は劉協のふりをしています。

 

 皇帝になった劉平と皇后伏寿の関係性、劉平と幼い頃から兄弟のように一緒に育った司馬懿との関係性、そして曹操との対峙が物語のメインです。

 

 

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 史実では、劉協は、曹操の死後に跡を継いだ曹丕から禅譲を迫られ、皇帝の地位を曹丕に譲ります。

 

 ここで漢王朝は滅亡し、曹丕が魏という国の皇帝になります。

 

 その後、劉備が蜀(蜀漢)という国の皇帝となり(漢王朝の正統を継ぐと宣言していたので、正式な王朝名は漢みたいです。蜀や蜀漢は、後世からの名称だそうです)、孫権が呉という国の皇帝になりました。

 

 

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 さて、劉協(ドラマでは劉平)にスポットライトを当てたドラマなどは、私の知る限りでは、そんなにないのではないかと思います。

 

 沢山存在していたらすみませんあせる

 

 ドラマでは、『官渡の戦い』周辺が結構長かったので、物語はどこまで描かれるのか気掛かりでしたが、ちゃんと漢王朝滅亡まで描かれていました。

 

 私が一番感心したのは、劉協(劉平)を曹操の操り人形とは描かずに、生き方に主体性を持たせていた事です。

 

 それが物語全体を引っ張っています。

 

 力のない犠牲者としてではなく、ままならない事ばかりでも主体的に力強く生き抜いた。

 

 そう表現しているので、こういう解釈は非常に好感持てました。

 

 対する曹操側も、単なる悪役ではない描き方が、非常に好感持てました。

 

 曹操に対する評価もきちんとなされているし、曹操の家族も皆いい人ばかりです。

 

 曹操役の俳優さんが、非常に印象強かったです。

 

 本物の曹操みたいに、覇気が漂ってました。

 

 私の中で、曹操と言えばこの俳優さんの姿が思い浮かぶようになりました。

 

 さて曹操の子供たちは、有名な3人が主に出演しています。

 

 曹丕、曹植、曹節です。3人とも皆いい子ばかりです。

 

 いい子故に、曹丕の劣等感からの闇落ちが悲しかったですえーんあせる

 

 別の言い方をすれば、とても人間臭い人物像でした。

 

 優秀伝説ばかりでも噓くさいので、この曹丕の描き方は良かったと思います。

 

 曹植も曹節も本当にいい子で、特に曹節の劉平に対する気持ちが切なすぎましたえーんラブラブ

 

 ところで、このドラマを観ていて気になったのは、ドラマでは荀彧と伏寿(伏皇后)がどう描かれるだろうか?、という部分です。

 

 荀彧は曹操の腹心の一人です。

 

 私が知っている範囲では、曹操が魏公になるのを荀彧は反対したため曹操に疎まれて、「空箱事件」により曹操から必要とされていない事を悟って、服毒自●した。

 

 との説があります。

 

 ドラマでは、荀彧が伏完(伏寿の実父)から曹操への暗殺計画に関する手紙を貰っていた事を、長い間黙秘していた件が曹操を怒らせてました。(※後述する伏完と伏寿の曹操暗殺計画の事です)

 

 また、荀彧と曹操とでは、漢王朝や天下に対する志や進もうとしている道の違いがありました。

 

 荀彧が、全ては曹操の為に尽くして来たとはいえ、曹操と漢王朝の板挟み状態だった事もあり、そういった様々な背景から荀彧は自●を選んだ、と描かれていました。

 

(上手く説明できているか自信ありませんが、ドラマではこんな感じの描かれ方だったと思います。細かい部分で違っていたらすみません)

 

 まあ、そうだよね。そんな感じが自然な流れだよね。

 

 と、私は思いました。

 

 ところがドラマでは、思いもかけない展開に。

 

 まさか裏で司馬懿が暗躍していたなんて叫びビックリマーク

 

 まあこれはあくまでドラマ上の設定だとは思いますが、それでも司馬懿が関わっていたと描かれた部分に斬新さを感じました。

 

 あくまで、ドラマ上の必要な設定ではあろうかと思いますが。

 

 そして、伏皇后こと伏寿です。

 

 私は史書と『三国志演義』の方では、彼女がどう書かれているのかを知っているので、悲しすぎてドラマ観るのも辛かったですぐすん

 

 史書の方では、伏寿はかつて父の伏完に曹操の暗殺について要求していたが、伏完はそれを実行せずに死去。

 

 その後この曹操暗殺計画が露見。

 

 伏寿は捕らえられ、幽閉されてそのまま死去、もしくは捕らえられたその場で●害。

 

 伏寿の死後、曹操の娘曹節が皇后に立てられたので、外戚として曹操の権力が増強しました。

 

 曹操の伏寿排除には、曹節を皇后にしようという目論見があったとされています。

 

 『三国志演義』では、伏完と伏寿は曹操の暗殺を計画。

 

 それが露見し、伏寿は撲●、伏完と一族は処刑。

 

 となっているみたいです。

 

 ドラマではどう描かれたでしょうか。

 

 曹操暗殺計画が露見し、伏完は死去。

 

(あれは結局、伏完の自●なのでしょうか?。それとも司馬懿が●したのでしょうか?。私にはちょっとわかりませんでした、すみません)。

 

 伏寿は、曹操から命じられた曹丕と司馬懿に迫られ、司馬懿から毒入りの杯を受け取り、服毒死しました。

 

 ドラマだから、さすがに撲●は描けなかったのだろうな、と思いました。特に今時は規制が厳しかったりしますから。

 

 …と思ったら。

 

 伏寿、生きてました!!

 

 嬉しいよ~!!笑い泣きドキドキ

 

 事前に劉平が仮死状態にする薬を司馬懿に渡していて、その薬を伏寿に毒杯に見せかけて飲ませて●んだ事にして、伏寿は人里離れた場所で復活していたのです。

 

 そして劉平は曹丕に禅譲した後、伏寿に会いに行きました。

 

 その後2人は一緒に静かに暮らしました。

 

 ドラマの中でとはいえ、劉平と伏寿が幸せになって、本当に嬉しいです。

 

 良い余韻が残りました赤薔薇

 

 

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 中国大陸はその後、魏が蜀を滅ぼし、司馬懿の孫の司馬炎が魏から禅譲され晋という国の皇帝となり、呉を滅ぼして天下統一を果たします。

 

 しかし、司馬家の治世はとてもじゃないけど、上手くいったとは言えませんね。

 

 今回は詳しくは説明しませんが、『八王の乱』とか、滅茶苦茶すぎます汗

 

 とても長くなりましたが、まだ語り足りないので(笑)、次回に続きます。

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました虹クローバー