準決勝でのレアルとの再戦に注目が集まりましたが、
結果は3-1という完敗に終わりました。
ベイル。
ハットトリック。
2年前の対戦ではケガで出場していませんでしたが、ここまでか、と。
クリロナがユベントスに移籍して明らかに攻撃力は落ちているはずなのに、前回のようにはうまく行きませんでしたね。
逆を返せば、前回ベイルがいたら、どうなってしまっていたんだろうか。
ボランチのレオシルバは、アジアで見せたような特長を出しきれず、というか出させてもらえずでしたね。
からめ取ってキープして繋げないとなると、苦しくなるのが露呈してしまいましたね。最前線のセルジーニョまでが結構遠く感じました。まあ、分かってはいたんですが、三竿健斗の怪我で選択肢が極端に減っていたのは、痛かった。
永木は結構効いていたと思ってたんですが、大岩監督の選択は永木を下げて西をボランチに上げるというものでした。篤人をベイルに当てたのは悪くないと思うんですが、永木は必要だったんじゃないかなー。飛び出す動きは可能性あったと思うんですがねー。
2点目の脩斗のバックパスミスは、もうベイルの走力と強さとシュートの上手さで確実に持って行かれましたね。あれが世界最高峰のFWの実力です。むしろ、ケガで出場できていなかった鈴木優磨が今後真似してほしいものです。いい勉強になったと思うしかないですね。
そして、3点目は、完全に崩されての左斜めからの強烈なシュート。コースも上手かったし。
フリーになってたし！
シュートが上手いです。これに尽きる。
ただ、
3-0になってしまってからの
一矢報いた聖真の得点が、少しだけ救いになった気がします。
あの崩しは本当に良かった。
試合終了後の安部の涙は、私は決して無駄にはならないと思っています。
鹿島は、また新たな段階に進んだな、と感じています。
年内最後の試合となった、
3位決定戦、南米チャンピオンのリーベルプレートとの一戦。
こっちも結果は完敗の4-0
数多くの決定的シュートを放ちながらもあと一歩ゴールを割ることは叶わず。相手キーパーの片手一本のスーパーセーブやバー、ポストに嫌われるという、つきにも見放された試合でした。
とは言っても最終的には力負けでしたね。
この現状を糧にして、
将来に進むしかありませんね。
そして、試合後の小笠原満男のコメント。
世界の他の強豪たちは、このぐらいの試合数を年間こなしながらもタイトルを手にしている。
試合数が多くなるのは、強いチームの証拠だから、そんな中でも勝って行けるようなクラブの体制やチーム作りをしていかないといけない。
といった内容のことを言っていました。
そうか、そうだよなー。
と、気づかされた瞬間でした。
試合数が多いのをつい嘆きがちですけど、そんな中でもきちんとこなしていくレベルにはなっていないでしょうね。
というか、考えたこともなかったですね。
それだけ、世界の強豪の位置に近づいたという証でもあると思います。
前向きにそんなクラブになることを目指して、
これからもやるべきことは沢山ありますね。
そして、これが、鹿島のレジェンドと言っていいだろう、満男さんの最後の試合後インタビューになりましたね。
鋭くも前向きなメッセージだったと思います。
本当にありがとう。お疲れさまでした。
アントラーズの次の時代に必要不可欠だと思うので、ぜひ何かしらで関わって行ってほしいと思っています。
最後ですが、昌子の海外移籍が決まりましたね。
フランス1部トゥールーズ。
移籍金は4檍とのこと。
いやー、頑張ってほしい。
ずっと見てきましたから。
これで私が買って来たタオマフやユニフォーム達、選手全員が海外挑戦や引退で去ってしまいましたね。
寂しいですが、自分の中でひとつひとつ物語があって、嬉しく思っています。
アントラーズは、また新しいチームになって行くんですね。
来年もヨロシク(ﾉ･∀･)ﾉ