トレス・へネラシオネス ~ ica旅行記 ~① | 関内駅前溜学NOVA日記

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「トレス・へネラシオネス ~ ica旅行記 ~① 」

 

20202月に約2週間のpiscoの旅へとペルーに向かいます。

首都リマ、イカ、アレキパと回ったのですが、今回はボデガ「Tres Generaciones(トレス・へネラシオネス)」とイカという町を少しご紹介。

 


南米ペルーの首都リマから南へ300kmの位置にあるピスコの名産地・イカは

砂漠の海岸沿いにある町で、気候は一年を通して温暖で乾燥しています。


都会のリマとは一変、トゥクトゥクも走っていたりと若干東南アジア感もある町でした。

トゥクトゥクやタクシーはメーターなどないので、事前交渉。

観光客丸出しだと吹っかけられるので、頑張って交渉しなくてはいけません。


観光地としては砂丘のオアシス「ワカチナ」などがあったりします。走りました。5秒で限界が来ました笑


イカには「La ruta del pisco」(ピスコの道…みたいな訳でいいのかな?)というのがあって、ボデガの見学やピスコの試飲できたりするコースがあります。

どこのボデガだったか覚えてませんが、簡単なセミナー(?)みたいな物を受けようとしたらそこの女性のスタッフが近寄ってきて「どちらからお越しになられたのですか?」と物凄く優しく聞いてくれました。

それがとんでもない悪魔だった事は数分後に思い知らされる羽目に。

 

初めてのスペイン語の説明は理解しきれるはずもなく、なーんとなく見ていましたが、そのうちその女性が国名を挙げて前に立たせ、ピスコを一気させるという儀式を始めました。

最初に物凄く丁寧に出身地を聞いていたのはこれかと(結構いろんな国の方が来られてました)。

そして「japon!!」と呼ばれたわけで。はい、私もやりました。

スペイン語での掛け声は簡単に訳すと

「日本人のいいとこ見てみたい!!fondo! Fondo! Fondo! Fondo! fondo!

Fondoは底という意味らしいなのですが、要はグラスを開けろという意味だそうで。

飲んだらグラスを逆さにして一滴でも垂れたらもう一回。そして笑顔を見せなくてはいけないわけで。


 その後、試飲場に隣接されている食堂で食べているとテーブルにいるお客さん全てにピスコが振る舞われました。


少し冷やされて出されたそれは、夏場(ペルーの2月は夏)のペルーに焼かれた身体に染み渡り…自然とうまいっ!と声を漏らしたわけで。


それがトレス・ヘネラシオネスでした。



さて、その後にとある縁もあってトレス・へネラシオネスの試飲場にいたヘススの案内で初めてのボデガ見学。

(写真は夜はイカのバーで働くヘスス)




トレス・へネラシオネスではケブランタ、トロンテル、アルビジャの3種類の葡萄を育てています。最近イタリアとネグラクリオジャを植え付けて、2年以内に初めての収穫を迎えます。それ以前に発売されているイタリアは契約農家からの買い付けだそうです。

 


製造工程の説明の前にこの方をご紹介。

1856年からイカでピスコ生産行っていたボデガ「トレス・エスキーナス」に嫁いできたファニータ・マルティネス女史は、ピスコ生産関わる女性が全くいない時代に、ピスコ生産に興味を持ち、義父に頼んで葡萄栽培から醸造までを教わりました。


その後、彼女は発酵過程で葡萄の自然な甘味をコントロールすることに重きを置き、各葡萄品種の持つアロマとアルコール度数のバランスのとれた、より洗練されたピスコの生産を始め、2003年に自分の家族(夫、子供、孫)に敬意を表し、スペイン語で三世代という意味の「トレス・ヘネラシオネス」というブランド名に改称しました。

トレス・ヘネラシオネスは進化を続け、現在では近代的な醸造所を構え、葡萄畑から醸造所、消費者の手元に届くまで、完全なトレーサビリティシステムを備えています。

また高品質なピスコとして海外でも高い評価を獲得しています。

 

イカでのピスコ生産に大きく貢献したファニータ女史を、人々は敬意を持って「ピスコ婦人」と呼びます。


②に続く