12年前に僕は酒場の世界に足を入れさせていただききました。
しかもその日は誕生日だったんですよね。
なので僕は誕生日が来ると仕事のことを振り返り、背筋を正す思いになります。
12年前にアルバイトさせていただいたお店は中華街のイングリッシュパブでした。
中華街の夜がまだ元気だったころですね。
僕が最初に「こういう飲み方ってかっこいいな」と感じた方は
2~3杯飲んで最後にリキュールをストレートで飲んで帰られる
そこそこ年輩の方でした。
もちろんその方がやるからかっこよかったのですが。
その頃の僕はギネスも飲めなきゃ(苦い)ウィスキーも飲めない(きつい)
おこちゃまでしたのでそんなことも真似できず‥
ストレートで飲むリキュールからカクテルの材料としてのリキュールに時代は移り変わり、中々ストレートで飲めるものが少なくなりました。
けれどそんな過去の思いからストレートで飲めるリキュールに執着し始めます。
マリエンホープ
そして12年経ちましてスーパーノヴァのレセプションにてなんとその方は現れました。
10年ぶりの再会でしたがまっっっったく顔が変わっていなかったので一発で
わかりました。そりゃもうおったまげまして!
そして昔とまったく変わらない飲み方。
店のオープンの祝いとしてとても素敵なものをいただけた瞬間でした。
少ししてその方を知っているバーテンダーと話をしました。
H君「あの方今いくつか知ってます?」
僕「昔から年齢不詳でわからないですよね」
H君「‥‥70歳超えてるんすよ」
僕「‥えーーーーーーっ!」
‥すごい(笑)


