撲滅運動①『尾てい骨を下げなさい』
撲滅運動②『肩を下げて首を長くしなさい』
に続く
撲滅運動③は
『かかとをあげていいバレエ』
バレエのスタートポジションであるアテール。
足の裏全てが床についている状態のことですが
『バレエは前重心
かかとに体重を乗せてはいけない。』
という風に教えられている先生もいらっしゃいますが
私はそうは思いません。
かかとが床を踏まなかったら
骨盤は安定しないし
前腿に筋肉はつきやすくなるし
内腿は使いにくくなるし
背中は引き上がらない。
などなど。
タンジュから戻すときなど軸足のかかとをあげていいとしている先生もいらっしゃいますが
アテールがある意味が無くなってしまう。
ルルベよりも遥かにアテールの方が高い状態を必要とするのに
引き上がっていることばかりを重要視し
結果床を圧すことが疎かになる。
バレエは内腿を使う
と説いているのに
実際は内腿が使えていないダンサーが多かったり
腰痛持ちが多いのも
かかとに関係が深いと考えます。
必要ない部分なんてないし
どこかばかり使うというのもおかしな話。
人間の体にはたくさんの機能が備わっており
どれ一つかけても成り立たなくなる。
長年バレエをやってきた人
大人から始めた方で
ターンアウトや引き上げにばかり気を取られている方
腰や膝が痛くなっている方も要注意です。
小野真理子