先月「徹子の部屋」にゲスト出演された宮澤エマさんの放送回。
録画したので、時々見ています。

ミュージカル通の知人から「宮澤喜一元首相のお孫さんで歌がとても上手な方がいるので、ミュージカルで活躍するかもしれない」と聞いたのが最初に宮澤さんを知ったきっかけでした。
(余談ですが、この「徹子の部屋」での宮澤首相がエマさんのお父様(アメリカ人)と英語で政治談議を交わしていたことや、アラファト議長と握手したときに感じたことなどをエマさんに話していた数々のエピソードを聞くたびに、今の政治家とのその在り方の違いを痛感してしまいます・・)

その後、2015年に原宿にあるミュージックレストラン「ラ・ドンナ」で、宮澤エマさんがミュージカル「The Last 5 years」のライブコンサートに出演すると聞き、観に行くことに。



このミュージカルは、2009年に小さなレスランシアターで観たことがあり(映画化される前)音楽も内容もとても好きだったので楽しみにしていました。

2009年観劇時の記事です。

ミュージカル「ラストファイブイヤーズ」


原宿ラドンナでのライブ、お相手はクリエ初演「Next to normal」でケイブを演じた辛源さん。お二人ともバイリンガルで、全編英語でのライブ。歌から伝わってくる空気、表現力はまるでNYで観劇しているかのよう。いや~すごい人が出てきたんだなあというのが第一印象でした。

翌年「天使にラブソングを」は観たものの(メアリー・ロバート、とてもよかった!)あまり彼女の舞台を観る機会がないままで、朝ドラでの活躍などを横目に見ていたのですが・・昨年主演された「ラビットホール」のお芝居が素晴らしかった。
宮澤さんも帰国子女の出自を生かして、英語台本を自然な日本語にする作業に携わったとのことで、台詞がすっと入ってくる会話劇になっていました。

そんな宮澤さんの魅力が存分に生かされたのが、今年1月に東京芸術劇場プレイハウスで上演された「オデッサ」。

柿澤勇人さん、迫田達也さんとの三人芝居。
三谷さんのそれぞれへの宛書がバッチリはまって、最高に楽しかった!
特に宮澤さんの英語力がここまで生かされている舞台は、2015年に原宿で観たライブ以来でした。
彼女の魅力をミュージカル以外でここまで生かしてくれる三谷さんは、やっぱり素晴らしい。これぞオリジナル!

今年の観劇始めの作品、感想を書こうと思いつつネタバレ回避もあって、そのままになっていましたが・・
そんな最高に楽しい舞台が明日(5/4)WOWOWで放送されます。

5月4日20時WOWOW放送 オデッサ

WOWOW視聴できる方がいらしたら、全力でオススメしたい楽しい舞台です。
是非♪
私も録画して、また楽しみたいと思います。