2020年最初の旅行は18きっぷで広島でした。
実は直前まで富士山を見に静岡一泊の予定でしたが、じゃらんの期間&宿限定1000円クーポンが手に入り、利用出来そうなのが広島だったので変更したのです。

広島市へは昔夜行快速の「ムーンライト山陽」が走っていた頃は何度も行ったのですが、ここ10年来は県東部しか行ってません。

岡山駅に到着した115系山陽地区末期色に塗られた普通。
この辺りはまだ国鉄型電車が健在です。

しかし、糸崎以西は全車両新型の227系に置き換えられ、2年前に乗った呉線も全車両227系になってました。
227系広行呉線普通、三原駅

227系は呉線の風光明媚な瀬戸内路をのんびりと走ります。
しかし、あまりにもノロノロ運転なので、せっかくの227系の性能が生かされません。
これなら2年前に乗った国鉄型105系のままでも良かったのではないのでしょうか。
まぁ転換クロスシートの227系の方が快適ですけどね(笑)

初日の目的地呉駅に到着、呉は15年以上前に一度訪れました。呉駅舎は当時のままですが、駅前にあった呉そごうは閉店し、海側に新しい商業ビルが建って随分風景が変化していました。

呉は軍事観光都市に変貌していました。
呉のランドマークになってる潜水艦あきしおを展示している、海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)

呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)前にある
大日本帝国海軍の戦艦陸奥の41センチ主砲身とスクリュー。

大和ミュージアムの看板は1/10スケールの戦艦大和の模型

1/10でも圧倒的な迫力がありました。
新東宝映画の戦艦大和も大和ミュージアムに負けない大掛かりな艦中央部のセットを作っていましたが、あれはどうなったのかな?

人間魚雷と呼ばれた特攻潜水艦の回天
実物は想像より小さく感じました。

零式艦上戦闘機六二型
復元された本物の零戦です。

館内は日本軍や呉で建造された軍艦の資料が多数あり、ミニシアターもあるので、じっくりと見たら結構時間が経ってしまいました。
1/10大和、回天、零戦、どれも印象に残りましたが、一番印象に残ったのは、呉市内から見た原爆キノコ雲の写真でした。

呉港の写真です。ここの造船所で戦艦大和も造られました。
ここから海軍兵学校があった江田島行きのフェリーが出ていますし、軍や戦争に興味がある方は呉と合わせて旅行するのがいいでしょうね。

呉を離れ、今宵の宿の最寄り駅の西広島駅に到着。
初めて降りた駅ですが、庶民的な感じの街並みで気に入りました。

最寄り駅と言っても、歩いて20分以上掛かりましたが、中区河原町にある宿「セジュールインカプセル広島」です。

一番角の部屋でした。柱の出っ張り等で広く感じられませんでしたが、実際はそこそこの広さはあるようです。

椅子と机もありますが、あくまでもカプセルホテルの個室だからなのか?ドアがアコーディオン式で鍵が掛けられません。(実質簡易個室)
部屋に大型のロッカーが置いてあり、貴重品はここに入れて鍵を掛けられますが、ロッカーなんて要らないから、鍵かけられるドアの方がいいですね。
向い側はカプセルルームが並んでいますので…

何とベッドはカプセルと同タイプで、この部屋は下段を使い、上段は隣の部屋が使ってます。
スペースの有効利用で、かつての寝台特急B個室やフェリーの個室にも採用されたやり方です。
ベットにTVがあるのは別にいいのですが、イヤホン専用になっているのがちょっとw

後、当然トイレは部屋にありませんし、お風呂は無くシャワーだけです。
しかし、アメニティーは凄く充実しており、何よりオープンして2年しか経っていないので凄く綺麗です。
雰囲気的には3年前の正月に泊まった浜松のホテルに近いです。

朝食はビジネスホテルによくあるバイキングスタイルです。
先ずは和食を食べて。

その後洋食をいただきました。
コーヒーも美味しかったですし、牛乳があったのが良かったです。
料金は朝食付きで4500円。今回クーポンを使えたので3500円で泊まれましたので満足していますが、定価ならどうかな?4500円払うなら完全個室で朝食付きのホテルもありますからね。

2日目のミュージアムに向かって歩きました。
平和記念公園から原爆ドーム前を通り。

広島市の中心街・紙屋町を抜けると。

目的地のひろしま美術館に着きました。
ヤフオクで企画展の岸田劉生展を格安で手に入れたのですが、目的は常設展示の印象派絵画です。
美術館中央に丸い建物があり、中に入ると中央にアリスティドマイヨールのヴィーナス像が置かれています。
四つの部屋に分かれて、300点の所蔵から約90点を展示しています。
国内の美術館でこれほどの印象派絵画が所蔵されている所は稀です。

ここは写真撮影OKなんです。
大好きなラウル・デュフィの絵「エプソム、ダービーの行進」がありましたので撮りました。
以前訪れた時は展示していなかったので、鑑賞出来てよかったです。

ひろしま美術館で一番の作品と思われるゴッホの「ドービニーの庭」も撮ったのですが、あいにくピンボケしたため掲載は見合わせます。
8万円するレプリカも売っていましたが、本物の雰囲気が出てて良かったです。

もう一枚アンリ・マティスの「赤い室内の緑衣の女」を載せておきます。
印象派絵画のコーナーは監視員も居なくて、好きなだけ絵画を鑑賞出来て最高でした。
ひろしま美術館のサイトを見ると、現在展示されている絵画を確認出来るそうなので、チェックしてまた行くつもりです。

広島城です。
この一帯も前に訪れた時より随分と整備されています。

広島城は別名「鯉城」とも言われて、堀には鯉が泳いでいました。

ひろしま美術館で予想以上に長く滞在したので、このまま帰る事にしました。
広島駅の隣駅の新白島駅から乗車。
ここは2015年に開設された新しい駅で、ここからなら広島市電に乗らずとも中心街まで歩いて行けますね。

227系に乗って終点の糸崎駅で時間待ち。
かつては広島東部の鉄道の要衝で寝台特急も停車した糸崎駅も、昼間は駅員が居ない状態まで寂れていました。

糸崎駅からは115系原色の電車に乗る事が出来ました♪
この車両もいつまで現役でいられるか分かりませんが、呉線なら暫く活躍出来るのになと思いました。

今回は思わぬクーポン配布で急遽旅行行程を変えたわけですけど、収穫も多かったので満足しています。





今宵の宿は、駅から歩いて10分程にあるサンセットすさみです。

元々国民宿舎だったのを改装して、2017年8月にサンセットすさみとして再オープンしました。

部屋は7.5畳の和室でした。
改装して2年程ですから、部屋は綺麗で冷蔵庫や洗面所も装備されてますが、トイレは国民宿舎時代と同じで部屋に無く、外の共用を使わなければならないのが残念!

部屋からは、夕暮れのすさみ港が見えましたが、肝心のサンセットが見えない!

ベランダを出て、横を向くと一応見えました(笑)
社宅らしき建物がサンセットの絶景を邪魔して残念です。

お風呂は天然温泉なのですが、26度しかないので加熱しています。
効能は分かりませんが、感触は下呂温泉に似て、肌に優しくさっぱりして硫黄の匂いはしません。

私が選んだプランは、【50歳以上限定】<大人のアクティブ旅行>
◆地元名産!3種の地酒呑み比べ特典付きです。
サンセットすさみ名物の紀州御膳にチョイ飲みの地酒が付いた、おとなびプランですね♪

お造りは、鯛とツバス(ブリの幼魚)生白魚でした。

しめ鯖と秋刀魚寿司とさつまいも饅頭。
秋刀魚寿司は美味しかった。

和歌山の地酒(50ml3種)
車坂と雑賀と熊野めぐりです。

別注だと1000円ですね。因みに単品だと車坂が一番高く、熊野めぐりが一番安いです。
個人的には、雑賀が一番美味しく感じましたが、どの酒も料理に合ってました。

天ぷらの盛り合わせの中に鯛に似た地魚が入ってましたが、これが中々でした。

そして、お吸い物とウツボ入りの茶碗蒸しです。

メイン料理はすさみ町名物、イノブタの陶板焼きです。
イノブタは、文字通りの猪と豚の交配種ですが、お味も猪のコクと豚のあっさり感がミックスされた感じで、猪が苦手な方も大丈夫なのでは?

一夜明けて、これが朝食メニュー。

メインはベーコンのしゃぶしゃぶでした。

サンセットすさみの料理の評価ですが、これまで紹介した宿の中でダントツの一番です。
何よりも素材の鮮度が素晴らしいし、地域の特産品を使った美味しい料理でした。
一泊二食のこのコースは税込み9000円で来年4月までですが、違うコースでもまたリピート宿泊したいです。

宿を出て、列車の時間まですさみの海岸をぷらっと散策。
写真は撮ってませんが、海岸の奥に高い防波堤が作られてました。
本当に津波の危険性を感じましたね。

周参見駅から105系普通に乗って紀伊田辺に行きました。
周参見駅にも特急「くろしお」は停車するのですが、周参見はおとなび切符の対象外なんですよ。

紀伊田辺駅舎
おとなび切符は白浜駅でも「くろしお」に乗車出来ますが、紀伊田辺駅で降りても乗る列車は同じですし、26分しか待ち時間無かったのですが、駅前にスーパーがある情報を頂き、紀伊田辺駅下車の方が便利なのでそうしました。

紀伊田辺駅から287系 特急くろしお20号に乗車。
287系は国鉄型の381系「くろしお」置き換え車両で2012年から運用を開始しました。

昨日乗った289系より車両は新しいですし、座席も現在北陸線で走る「サンダーバード」と同じ系統のカラーです。でも、何故か古い289系の座席の方が疲れませんでしたね。

駅前のスーパーは話に聞いてた程、総菜の種類が豊富ではなく、時間が無いので適当に買いましたが、一口さば寿司は安くて美味しかったです。因みに白浜からくろしおに乗るより、発泡酒分運賃が浮きました(笑)

紀勢本線は美しい海岸線だけではなく、風車も見ることができます。
紀伊由良駅付近にある由良風力発電所。

くろしお20号は速達特急で、紀伊田辺から2時間弱で天王寺に到着しました。

最後に天王寺駅の阪和線1番ホームをご覧下さい。
かつて全ての特急「くろしお」は、天王寺駅が始発駅で、このホームから発車していました。
車止め付近に専用の改札口があり、特急券を見せないとホームに入れない厳粛な場所でしたが、現在は閑散として、見る影もありません。

最後に、おとなびについてですが、ネットで予約後、早く発券するのは止めて下さい。発券してしまうと個人的な理由でキャンセルしても返金されないので、出来るだけ旅行日近くに発券しましょう。



この度JR西日本のおとなび会員になりまして、早速南紀旅行に行きました。
おとなびは50歳以上から入会出来て、JR西日本管内の乗車券と特急券が3割引になる特典があります。

入会金無料なのは嬉しいのですが、数々の制限があり、それを理解して利用しなければなりません。

新大阪駅から特急「くろしお5号」に乗車し、串本まで行きます。
使用車両は289系、北陸特急に使用した交直流電車683系の交流を潰して直流専用にした車両です。
赤いテールマークが付いてますが、こちらが先頭車です。             

白浜始発の「くろしお8号」として終着の新大阪に到着後、清掃作業をして、今度は「くろしお5号」新宮行きになります。
しかし、この日は大阪環状線のダイヤが乱れて、新大阪到着が遅れ、5分遅れで出発しました。

これが、乗車券と特急券。
串本で下車するのに紀伊勝浦まで買った理由は、おとなびの乗車区間の設定に串本駅は無いからです。
300円割高になりますが、それでもかなりお得です。

サーモンピンクの椅子が並んでいる車内、683系初期車両に使われていたものですね。

座席は自分でネットで決めることが出来るので、一番後ろの席の窓側にしました。
空いてたので、内側の席をフルリクライニングに倒して撮影。

かなり倒れますしシートピッチも充分で、3時間30分乗りましたが、全く疲れませんでした。

一番後ろの席にした理由は、コンセントが使えるからです。
今のところJR西日本の在来線特急の普通席は、両端の座席の8席しかコンセントが装備されていません。

新大阪駅の駅ナカのパン屋で買おうとしたのですが、めちゃ高い店が一軒あるだけで買う気が起こらず、結局セブンイレブンで買いました。
でも、買ったぷりぷり海老のタルタルサラダサンドは美味しかったです。
セブンイレブンで買うなら絶対オススメ。

紀勢本線の絶景スポットは、岩代駅から南部駅の海岸線ですね。太平洋が太陽の光で輝いて綺麗でした。
岩代駅は谷山浩子さんの『テングサの歌』で知られて、以前当ブログでも紹介しましたね。

今まで晴天だったのに、串本駅に近づくと曇りがちに。

「くろしお5号」は5分遅れを回復して串本駅に定時到着しました。

本州最南端のJR串本駅

串本はトルコ友好の町なんですね。
詳しくは、明治23年に起ったエルトゥールル号遭難事件で検察を。


駅から徒歩20分で目的地の橋杭岩に到着。

橋杭岩は国の名勝や国の天然記念物の指定も受けています。
1500万年前の火成活動により、泥岩層の間に流紋岩が貫入したもので、海岸から紀伊大島方面へ大小約40の岩が南西一列におよそ850メートルもの長きにわたって連続してそそり立っています。

紀伊半島は何度も行ってるのですが、橋杭岩は車窓からでしか見たことがないので、ようやく訪れた事になります。
天気予報では一日快晴だったのに、曇ってしまったのは残念ですが。

串本に約1時間30分滞在して、今宵の宿の周参見に行きます。
乗車するのは105系普通電車。

105系の車内。
紀勢本線の紀伊田辺以南の普通電車は、一日10本しかなく、日中は2時間に1本です。
2両編成でこの乗客数ですから、近いうちに1両で運転するのかもしれません。
国鉄型の105系も引退間近で、今回の旅行が乗り納めになるでしょう。

紀勢本線の電車らしい、津波の時の心得。
近く南海地震が来ると言われてますから、現実的です。

ガラカラだからローカル普通電車からの車窓も格別です。

30分乗車して周参見駅に到着。特急停車駅ですが簡易委託駅で、正規のJR職員ではない委託管理員が特急停車時のみ業務を行っています。

遠方から見た周参見駅。特急停車駅なのに一日の乗車人数は127人です。

周参見海岸から見た夕暮れ。
今宵の宿の名称は、サンセットと付けられているので、部屋からサンセットを見ることが出来ると思い早めに来ました。
果たしてどうなるか?    つづく 
  


ドラマ「若草物語」全13話 1968年毎日放送

1月のチャンネルNECOは芦川いづみDVDセレクション発売記念として、映画版とドラマ版の若草物語を放送しました。
映画版は以前紹介しましたので、今回はドラマ版の紹介です。

若草物語は全13話と放送回数は少ないのですが、オープニング映像は前期と後期の2回変わりました。私は基本的に初めの方が好きで、オープニングが変わると、そのままの方が良かったのに!と思うのですが、この作品は圧倒的に後期版の方が好きです。
なので、この画像は後期版のオープニングタイトルです。

ストーリーは映画版とは別物ということで、東京の丹崎家四姉妹の日常生活のお話です。
主役は芦川いづみさんになっていますが、次女役の山本陽子さんとダブル主演の様な感じで、恋愛シーンは山本さんの方が中心になっていましたが、当ブログではいづみさん中心に紹介します。

長女、丹崎かすみ(芦川いづみ)
結婚願望があるのか無いのか、見合い話を断り続けています。
26歳設定なのですが、実年齢より7歳若いので少し無理あるかなー

でも、かすみって良い名前ですね。

優秀なテキスタイルデザイナーとして、大丸百貨店と契約してるのですが、どんな品物を織っているのか見せてくれませんでした。

次女、丹崎花(山本陽子)
料理学校の助手で、テレビの料理番組出演の依頼や、料理の仕事で海外まで出掛けるなど、期待されている逸材ですが、家族にはマニュアル的な味と言われ評判はイマイチ。
かすみさんが内向的なので、社交的な花ちゃんの方がエピソードが多いんですね。

三女、雪(伊藤るり子 )女子大生役
三女と四女は姉たちのサポート役だが、雪ちゃんは4話で主役回がありました。
伊藤るり子さんは、当時の日活制作ドラマの常連で、松原智恵子さん主演作品にもよく出てましたが、いづみさんとの共演は珍しいので、その点は斬新でした。

四女、きり(川口晶)高校生役
ちょっとマセた高校生役で、川口晶さんのピッタリな役柄なんですが、何故か途中、修学旅行や交通事故でケガの理由で4話程出演しませんでした。
放送回数が短いので、四姉妹の一人が出ないのは違和感ありましたね。
どういう理由で休んだのかな?

四姉妹の父母は佐分利信さんと加藤治子さん。
加藤治子さんは日活ドラマではお馴染みで、いつものキャラです。
それに引き換え、佐分利信さんの父親役は意外でした。
気の弱い父親役が定番なのに、重厚な佐分利さんを持ってくるとは。
佐分利さんの父親役案外良かったです。

かすみさんの相手役になったのが、牧場経営の工藤堅太郎さん。
三女、雪のペンフレンド(主題歌を歌っている佐良直美)の兄で、運転手として付いて来て、かすみさんと遭遇する。
しかし、その後の発展は何もなく、直ぐにフェードアウトしてしまいました。
かすみさんは、近所の少年(山川ワタル)にも憧れられていましたが、少年はその後四女と交際。

そして、かすみさん本命の相手役になるダム設計士の山上宏(青山恭二)が登場します。
初めての出会いは大丸のエレベーター前で二人がぶつかります。
※このドラマは「大丸名作劇場」の作品なので、大丸関連が何度か出て来ます。

山上宏は古風な性格で、かすみさんの事を、乙女座のα星スピカになぞらえて
「スピカの君」と書いたラブレターを送ったりしました。
かすみさんも山上宏の事を気に入っているようでしたが・・・

次女・花ちゃんの相手役はカメラマンの古垣健司(川地民夫)と室内装飾家の小池こうたろう(藤竜也)
山上宏に比べると、こちらの二人の方が目立つし、花ちゃん中心にドラマが進んでいると考えざるをえないです。それと魚屋(なべおさみ)にも憧れられてたな。
この場所はスナック『ほそくら』で、真ん中の女性は四姉妹の叔母のえい子(鳳八千代 )です。

山上宏がダム建設の現場に行ってしまい、登場しなくなったのですが、9話で同僚の殿村りゅうた(中山仁 )が現れ、一緒に競馬場へ行くことに。
ここで、普段おしとやかなかすみさんが、競馬に興奮した上、大金をゲットします。
その後も家族に競馬の楽しさを力説して、競馬エピソードは続くのかと思いましたが、この回だけでした(笑)

ダム建設現場に帰る殿村りゅうたを見送るかすみさん。
作品中この表情が一番好きです。

このドラマでは、いづみさんと結婚した藤竜也さんと共演されていますが、中々二人が映るシーンがありません。
8話の羽田空港のシーンで、伊藤るり子さんを含めて、ようやく捉えました。

そして、9話で二人のツーショットが実現!
二人のツーショットは映画でも見たことがありませんし、これは貴重な一枚だと思われます。

11話で久しぶりに山上宏が登場し、かすみさんの両親に結婚の承諾を得た後にプロポーズするという古風?な戦法を出しますが、タイのバンコックに3年間出張の話を後出しで言って来ました。
かすみさんは、大好きな家族との生活を3年間も犠牲にする人じゃないと断り、山上宏はフェードアウト。
最終回まで後2話あるのに、かすみさんは脇に回ってしまいます。

残りは花ちゃんの恋の行方の話になるのですが、
12話で花ちゃんのライバル役で(カメラマン古垣健司のパトロンの娘役)浜川智子さんが登場。
この頃は日活所属末期で、浜かおるに改名直前ですね。

最終回で伊豆熱川ロケがありました。
花ちゃんは古垣健司と結婚することになり、伊豆熱川のホテルの女将をしている古垣健司の姉(藤間紫)に報告する為、四姉妹が向かいます。
熱海ー伊豆急下田のヘッドマークを付けた113系電車

四姉妹は113系電車のグリーン車に乗車してます。
リクライニングしないクロスシートです。

伊豆熱川を歩く花ちゃんじゃなく、かすみさんと古垣健司。
この二人を見ると、どうしても「志都という女」を思い出してしまいます。


あとがき
「若草物語」は30分13話と短いので、内容はあまり濃くなく全般的に淡泊でしたね。
映画版と違って、ドラマ版のメンツなら、もっといづみさん中心でストーリーを作れなかったのかな?と思いましたが、やっぱり年齢がネックになったのでしょうね。
もう少し前にドラマ版が作られたらなぁ。

「若草物語」の後番組は、いづみさん主演の「花の恋人たち」で、この後藤竜也さんと結婚して引退されました。



この動画の18分からドラマ若草物語主題歌、佐良直美さんの「若草の恋」が聴けます。




10月24日に飛行機と夜行バスを使って東京弾丸旅行をして来ました。
目的はただ一つ「狂熱の果て」観るためです。

神戸空港ターミナルビル内
ずっと神戸に住んでいながらここに来たのは初めてです(笑)
去年行った伊丹や羽田に比べたら本当に地方空港の雰囲気でした。

保安検査場で検査を終わり、搭乗口前の座席へ。
ここの椅子は硬くてあんまり長居出来ませんね。
チェックインカウンターから保安検査場までの流れは羽田や伊丹に比べて半分以下の時間で済みましたので、神戸空港へはあんまり早く来なくても良いことが分かりました。

搭乗するスカイマーク106便羽田行きです。
神戸空港はANAやLCCも就航していますが、圧倒的にスカイマークが多いですね。

スカイマーク機ボーイング737-800型の室内
3×3シートの小型機ですね。

景色楽しむ為に当然窓側と横羽根のある所は避けました。

シートですがJALの方が若干快適かなと感じる程度で、全然問題ありません。
LCCはシートピッチが滅茶苦茶狭いと聞いていましたが、スカイマークはそんなことありませんでした。

離陸後直ぐに明石海峡大橋の上空を通過しました。
離陸してから神戸市内の景色は最高でしたね♪
スカイマークの払い戻し手数料が高すぎるので、東京へ行くことにしましたが、この景色見ただけで7090円分の元は取ったと思いましたよ。
※離陸から暫くはスマホを録画モードにしていましたので、写真はありません。

伊勢湾から渥美半島付近
反対側の席に座ったら富士山が見えていたはず。
去年と違って晴れていたので景色は最高。
1時間の空の旅は非常に快適でした。

羽田空港に到着。「狂熱の果て」の上映までまだまだ時間がありますので、去年雨で楽しめなかった展望デッキでのんびりしていました。

そして15時20分に国立映画アーカイブに到着

一階ロビーの様子
結構な数の椅子がありますし、座り心地もいいので、東京旅行の際に休憩ポイントとして使うのもいいかもしれない。

15時40分に地下の小ホールに案内されます。
前売り券の整理番号順でしたので、2番の私は良い席に座れました♪
客席数は150人でしたが、大体8割の入りで満席にはなりませんでした。
山際監督も来場していましたね。

16時に上映開始

新たに見つけた星輝美さんと藤木孝さんの写真をバックに簡単な映画紹介を。

輝美さんの役は戦犯になって精神が病んだ父親と浮気する母親を持った不良高校生牧野ミチ役。
この作品のメインテーマ六本木族とは、六本木にたむろする不良少年少女の事。
輝美さんの友達に知らない方がいましたが、この方が原作者の秋本まさみさんなのですね。
相手役・藤木孝さんの役は鬱屈したトランペット吹き。藤木さんの演技に?のレビューがありますが、まぁ初出演ですし、そんなに悪くないと思いました。
新東宝作品なら松原緑郎さんなんでしょうが、藤木孝さんで良かったと思います。

そして、輝美さんですが、作品的には「少女妻 恐るべき十六才」の方が良かったですが、恐るべき十六才は後半が宇津井さんと天知さんの対決になってしまったのに対して、狂熱の果ては、そんなことはありませんからね。
不良高校生役を無難にこなした感じですが、顔アップシーンが多かったのは大収穫♪

ラストは衝撃的過ぎかな。明日神戸でも上映されるのでこれ以上のネタバレは止めときます(笑)

「少女妻 恐るべき十六才」も「狂熱の果て」も暗い作品なので。
本当は輝美さんにコメディでも良いですから明るい主演作を演じて欲しかったです。

「狂熱の果て」がDVD化なりCSで放送されれば、正式なブログを書きますが、果たしてその時が来るのかな~。


上映後4階の図書室に行き18時30分の閉館まで過ごしました。
21時50分発の夜行バスまで時間があるので、築地から銀座をぶらぶらして夕食も食べました。
銀座は思ったよりも人は少なかったな。
href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181025/16/bareras/bf/12/j/o1080081014290768650.jpg">
有楽町からJRの高架を潜り、東京駅丸の内口でライトアップされた東京駅舎を見ながら過ごしました。
ここは本当に良いですね♪

弾丸旅行ですので東京八重洲口21時50分発の「グラン中央ドリーム105号」で帰ります。
実は夜行バス乗るのは今回が初めてです。夜行列車は何十回も乗っているのに。
グランドリームにした理由は、以前ブログに書いた「東海道昼特急」以後に誕生したバスで、乗り心地を試したかったのと、中央道にしたのは、これが最初に発車するからです。
グランドリーム号は三宮行きもありましたが、中央ドリームの一時間後なのでパスしました。

車内の様子、三列シートでトイレ、各席カーテン付き。
コンセント、使い捨てスリッパ、ブランケット、ドリンクホルダーが付いています。
シートピッチは充分な広さがあり、座席はクレイドルシートと言って、背ずりだけではなく椅子全体が傾きます。これは乗り心地良い!
料金日によって違いますが最安値の5570円で乗車出来たのはラッキーでした。

窓側のカーテンは閉じられていますので車窓も見えません。バスは発車して新宿で乗客を乗せたら消灯され真っ暗です。
天井には読書灯は付いていますが、付けている方はいない様でした。
私は東京駅発車後におにぎりと缶ビールで晩酌した後、しばらくしたら寝てしまいました。

どこのサービスエリアか忘れましたが、トイレ休憩はここだけでした。
車内はトイレ付きなのですが、5時過ぎまで無休憩なのは驚きました。

「グラン中央ドリーム105号」は定刻より若干早く7時20分に大阪駅バスターミナルに到着。乗客は六割程でしたね。


グランドリーム号の写真があまり取れなかったので、AKB48横山由依さんの紹介動画を貼っておきます。

グランドリーム号良かった♪