リーガエスパニョーラ第10節
バルセロナ0-1セルタ
先発
FW:ネイマール、メッシ、スアレス
MF:ラフィーニャ、ブスケツ、ラキティッチ
DF:アルバ、マテュー、マスチェラーノ、アウベス
GK:ブラボ
交代
後半21分、ブスケツ→シャビ、ラフィーニャ→ペドロ
昨シーズンに、ルイス・エンリケ監督が率いたセルタ・デ・ビーゴをカンプノウに迎えた第10節。バルセロナはクラシコに続いて敗北。連敗してしまいました。
決定的なチャンスがいくつかあり、ひとつ上手く行けば大量得点勝利も十分ありえた試合でした。しかし、バーに嫌われたり、セルタGKセルヒオ・アルバレスの好セーブにあったり、単純にシュート精度がなかったり、シュートを譲ってしまったりと最後までネットを揺らす事は叶いませんでした。
組み立てが少ない。
バルサの攻撃は単発でした。中盤の組み立てが少なかったです。メッシが下がって来たりはしていましたが、いまいちボールが落ち着く選手がいなかったです。バルサの得点チャンスの半分くらいは自分たちで掴んだものというよりは、相手のミスによって訪れたものだったと思います。
スーパースター達をそろえて個人技に頼るどこぞのクラブのような感じ、と言っては言い過ぎな気もしますが、チームとしてどうやって攻撃していくのかという画が見えなかったです。
今節のバルサには失望しましたが、その一方でセルタはいいチームだなと思いました。得点シーンのノリートのヒールでのアシストなんかは、中堅クラブでも面白い、リーガの良さを感じました。バルサのカンテラ出身が頑張っているというのは、その選手に詳しくなかったとしても嬉しいものですね。
運がなかった?
セルタGKセルヒオ・アルバレスの大活躍、バーにはじかれたシュート4回、この辺りに注目すると単に運がなかった試合とも考えられます。メッシのシュートがスライディングでギリギリ防がれてそれがバーに当たって入らないって。。。運がない。
頑張れスアレス。
バルサはこれで首位陥落、それどころか4位まで後退してしまいました。2トップ気味のエンリケバルサが面白くなりそうだと思っていましたが、そのサッカーのメインを担うであろうスアレスが加入してから負け続きとなってしまいました。フォワード陣の不振ではなく、やはり中盤に物足りなさを感じます。中盤でポイントとなるプレーが少なすぎますね。
スアレス自身のコンディションもまだまだこれから、もっと我を出していって欲しいところです。スアレスらしいシュートもあったんですが、シュートを譲ってしまってはっきりしないプレーもありました。連携面もまだまだ良くなれるはずです。期待出来るプレイヤーであることは間違いありません。