リーガエスパニョーラ第37節
エルチェ0-0バルセロナ
先発
FW:ペドロ、メッシ、アレクシス
MF:イニエスタ、ブスケツ、セスク
DF:アドリアーノ、マスチェラーノ、バルトラ、アウベス
GK:ピント
交代
後半23分、ペドロ→テージョ
後半36分、セスク→シャビ
今節も勝ちきれないバルセロナでした。後が無くなっているわけですが、最善の結果を出す事が出来ないここ数試合です。
取れそうで取れないのは変わらず。
エルチェのディフェンスが囲ってくるのが早いなと感じました。やはり降格争いをしているチーム。モチベーション高くこの試合に挑んでいました。
バルセロナは、アレクシスの裏への抜け出しが得点の匂いがしました。前半の中盤から、シュートまでいく攻撃が何度か見られました。ただし、すんなり得点を上げられないのが今のバルセロナ。んー取り合えす前半はこんなもんかという感じ。
エルチェ堅実。
後半開始早々の2分、メッシにキーパーと一対一になるビッグチャンスが訪れます。メッシはこれを決めきる事が出来ず。キーパーのポジショニングが良かったと思いますか、メッシもシュートのタイミングがもたついた印象です。不調が窺えました。
ほぼワンサイドゲームではありましたが、エルチェは堅実だったなと思いました。カウンターはほぼシュートで終わる、やりきる攻撃が出来ていたと思います。プラン通りだったのではないかと。シュート精度がなかったのでバルセロナとしては助かりました。
後半20分頃から中盤にスペースが空き始めました。ここで早めに動いたバルサ。テージョが入りましたが、なかなか効いていたと思います。
重くなってきたエルチェに対してもゴールを決めきれないバルサ。エルチェのフィニッシュ精度を考えると怖くないカウンターなわけですが、いかんせんバルサが点が取れないため、張りつめた空気が最後まで続きました。
やっぱり崩せない。
結局どちらにも得点は生まれずスコアレスドローとなりました。後半には裏への飛び出しも少なくなり、中央を固めたエルチェを崩せなかったですね。
崩せない、そして決めきれないバルセロナという印象が残りました。
優勝の行方は最終節へ。
しかしながら、まだ優勝のチャンスは最終節に残っているという幸運な状況です。今節アトレティコが引き分けたためです。現地同時間キックオフの試合でしたが熱い展開になりましたね。ここ数年しか見ていない僕ですが、優勝の行方はどうなるか分からない、これまでで一番面白い展開です。とにかくバルセロニスタはマラガGKカバジェロに感謝。
とはいえ、今のバルサを見ていると、優勝を期待するというよりは「見届ける」という感じですかね。
というわけで今シーズンは最後の最後まで分かりません。今のバルサの奮起はみられるでしょうか。