スペイン国王杯ベスト16、バルセロナ対ヘタフェがカンプノウにて行われました。メッシの復帰戦となったこの一戦は、セスクの2得点、そしてメッシの2得点でバルセロナが4-0で勝利しています。
バルセロナの先発は、
FW:ペドロ、セスク、アレクシス
MF:イニエスタ、セルジ・ロベルト、ブスケツ
DF:アドリアーノ、マスチェラーノ、ブジョル、モントーヤ
GK:ピント
となりました。
後半18分、イニエスタ→メッシ
後半30分、アレクシス→テージョ
後半35分、セスク→ソング
ネイマールが胃腸炎で直前で招集外でした。アトレティコ戦に影響はあるのか少し心配なところです。
ついにメッシが戻ってきました。ウィンターブレイクを挟んでの離脱だったので、不幸中の幸いといいますか、十分なリハビリ期間を得られたようですね。2ヶ月離脱していたとは到底思えない圧巻のプレーでした。
メッシが入ってくるまでの内容も良かったバルセロナ。アレクシス、ペドロは前の試合のようにコンディションの良さが窺えました。セルジ・ロベルトも今シーズンで一番いい動きだったと思います。セスクは2得点の大活躍。いい時間の先制点で安心させてくれました。
そんなセスクも素晴らしかったですが、この日は何と言っても前人未到の男、メッシが全てを持っていきましたね。
ペドロへのアシスト未遂となったシーンや、チームの4ゴール目のドリブルはキレッキレでした。久しぶりに見るとやっぱりその「速さ」に驚きます。初速がもう違いますよね。加えて、凄まじく速いドリブルなのに足からボールが離れない。何度も何度も思ったことですが、この日もため息が出る程凄かったです。
まず試合に勝利し、メッシがアトレティコ戦に向けて調整出来たら御の字だよね、という風に僕は思っていました。しかし、持っている男は違いました。徐々に体を慣らしているんだなと思っていたら、おいしいところできっちり得点するわ、ドリブルは異次元だわ。注目している全ての人への期待の応え方が尋常じゃない。現実が、ゲームや物語などフィクションを超えていく瞬間を見た様な気すらしました。メッシはこの先、どこまで凄いものを見せてくれるのでしょうか。