ペドロ、アレクシス覚醒中。/リーガ第18節:バルセロナ対エルチェ | FCバルセロナファン

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にわかバルセロニスタによるゆるい日記。

さて、リーガ第18節、バルセロナ対エルチェがカンプノウにて行われましたよ。この試合は4-0でバルセロナが勝利しています。

バルセロナの先発は、
FW:ペドロ、セスク、アレクシス
MF:イニエスタ、シャビ、ソング
DF:ジョルディ・アルバ、ピケ、バルトラ、モントーヤ
GK:バルデス
でした。

後半19分、シャビ→セルジ・ロベルト。
同28分、アレクシス→テージョ。
同35分、ペドロ→ネイマール。

怪我で長らく戦列を離れていたメッシは、もう練習には参加しているようです。復帰が予想されましたが今回は招集外でした。アウベスは病欠。ブスケツは累積で出場停止。バルデスがようやく戻ってきました。


今日はなんの難しさもない、余裕が感じられる試合でした。というのも、バルサの両翼が絶好調。決める人がきっちり決める。それも、いい時間に得点が決まる。メッシもネイマールもいらないんじゃない?と思ってしまう程の好ゲームでした。


フリーキックと笑顔。
大車輪の活躍はアレクシス。バルサ加入後初のハットトリックを達成しました。最初の2得点は難しいものではなく、そこまでの流れやラストパスに半分以上得点があるようなものでしたが、きっちり決められるところに好調さが窺い知れました。試合中の表情でも余裕が感じられましたよ。

圧巻だったのは直接沈めたフリーキック。これは自身が倒されて得たものでした。シャビもメッシもネイマールもいなかったので、誰が蹴るのかなーと目がいくシーンでしたね。左利きが有利な場所だし、助走も取っていたのでアルバかなと思いきや。。アレクシスはゆっくりとした助走から、グッと落ちる見事な弾道のシュートを蹴り込みました。足の振りはあまり豪快ではなく、コンパクトでスピーディーな振りで、パワーがぎゅっと詰まったボールという感じがしましたね。

決まった後のベンチを映し出すカメラには、満面の笑みのマルティーノ監督が捉えられました。あんなマルティーノの表情はなかなか今まで見た記憶がありません。マルティーノでも破顔する、喜びとサプライズに満ちたゴールでしたね。


仕事人ペドロ。
前節にハットトリックしたペドロはこの日も絶好調。1得点1アシストの活躍でした。アシストのシーンでは最も可能性の高い方を冷静に選び、アレクシスへ丁寧なパスを送りました。自分が決めた後の余裕もあったでしょうが、ゴール前での落ち着きと視野の広さは素晴らしいですね。

さらに、自分で行けるところはどんどんシュートを打っていくという積極性もありました。前節からの自信がそうさせるのでしょう。まあペドロ自身はもう1点くらい取りたかったかもしれませんね。
守備やオフザボールの動きでも、いつものように献身的に走り回り運動量豊富で、チームを助けていました。組織の中のフォワードとして非常にいいバランスの選手だなと思います。

次節にはメッシが戻ってきそうです。メッシがいると両翼の選手はすぐにメッシを見る、ということがあって、ともすればメッシを見過ぎなのではないか?と思う時もありました。メッシが戻って来ても、今日のペドロの様な、積極的にいくところと周りの選手を生かすところのバランスを保つことができたら、最強の攻撃陣が完成しますね。



この試合は完勝でした。エルチェの中盤のディフェンスがかなり甘かったということは大きいですが、休み明けの試合としてはこの上ない結果だと思います。怪我明けのシャビをわりと早く代えられるような展開でしたし、ネイマールも試運転という感じでしたが体は軽そうでした。メッシが戻ってくるという事もあって、チームの雰囲気も上がっていくのではないでしょうか。
とはいえ、1月2月はバルサ失速期間という印象があります。次節のアトレティコ戦はやはり、リーガを占う試合になるんでしょうね。うーん楽しみです!