さて、リーガ第8節、バルセロナ対バジャドリードが行われましたよ。
バルセロナのスタメンは、
GK:バルデス
DF:アドリアーノ、ピケ、バルトラ、アウベス
MF:ソング、シャビ、セスク
FW:テージョ、ネイマール、アレクシス
となりました。
チャンピオンズリーグのセルティック戦と同様に、メッシは怪我で不在です。ネイマールは初めてのメッシのポジション。
後半19分、セスクに代えてイニエスタ
後半27分、テージョに代えてペドロ。
後半33分、ピケに代えてブスケツ。
弱点と言われるセットプレーからの先制点を許した試合でしたが、アレクシスの2得点などの活躍で4-1でバルセロナが勝利しました。
前半は互角の攻防。バルサは3人以上が連動する攻撃がみられませんでした。とはいえ個の力も当然あるバルセロナ。すぐに追いついたアレクシスの1得点目は本当に素晴らしいミドルシュートでした。
連携が無いとはいっても、2人の関係では得点が生まれそうな雰囲気はありました。この辺は相手のレベルが上がってくると通用しない部分であったかもしれません。
後半7分の逆転ゴールは、ネイマールがメッシの代わりをした様なゴールでした。しなやかなドリブルのリズムで中央に切り込み相手を引き付けたことによって、中央のシャビが一瞬空いてゴールが生まれました。
ショートパスでは単調な所をドリブルで変化を付ける。ネイマールはメッシやイニエスタのような役割が出来る事を証明しましたね。メッシとはまた違うリズムのドリブルで一試合通して存在感を放っていました。
その後、バルサは2点差をつけるとディフェンスの寄せが速くなり、もうこ安泰だなという試合展開になりました。
ディフェンスが良くなるとオフェンスのリズムも良くなり、連携が生まれ始めます。
シャビの異次元のパスからアレクシスがハットトリックのチャンス。しかし、アレクシスはお返しとばかりに中央のネイマールへ。少しマイナスにずれてしまったパスでしたが、落ち着いていたネイマール。懐深く、しっかりコースを狙ってネットを揺らしました。
攻撃のリズムが良くなって来た後半などは、メッシの不在を感じさせない好ゲームでした。アレクシスの2点目など、しっかりゴールを決めきる事が出来たのがよかったですね。
久しぶりの先発となったソングやテージョには、もう少し頑張って欲しいなという思いになりました。数少ない出番のなかで、特にソングなどは数字で結果のでない難しいポジション。連携が悪い時間帯などは何となくポジショニングが気になってしまいますね。ソング個人の問題ではないんでしょうが。
ピケと交代して入ったブスケツがそのままセンターバックに入ったので、マルティーノ監督もソングはセンターではなく、ピボーテで考えているのかなと思いました。そうするとやはり、もう少しピボーテでフィットするプレーを魅せて欲しいなと思ってしまいます。
バルトラにアルメリア戦でも魅せたようなドリブル突破からのシュートがありました。なんであんなに巧いんだあいつ。出しどころが無いから持ち上がるしか無いところで、シュートで攻撃を終わらせる力がありますね。中途半端が一番良くないからね。バルトラ、いい感じです。