リーガ第4節:バルセロナvsセビージャ  | FCバルセロナファン

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にわかバルセロニスタによるゆるい日記。

さて、リーガエスパニョーラ第4節、バルセロナ対セビージャが行われましたよ。
バルセロナの先発は、
GK:バルデス
DF:アルバ、マスチェラーノ、ピケ、アウベス
MF:ブスケツ、シャビ、イニエスタ
FW:ネイマール、メッシ、テージョ
となりました。
今回ペドロには休息が与えられたようです。マルティーノ監督は早い段階からローテーションを意識いているようですね。シーズンを大きなスパンで考えている、とのこと。

交代
前半13分、ジョルディ・アルバに代えてアドリアーノ 接触で転ぶシーンもありましたが、オーバーラップのランニング直後に少し腿裏を気にする仕草。予期せぬ怪我での交代。
後半16分、テージョに代えてアレクシス。テージョは得意な左サイドではないというところで、なかなか見せ場は作れなかったです。
後半28分、イニエスタに代えてセスク。イニエスタは調子が上がって来たように思いました。セスクは短い時間でも仕事をしましたよ。



勝負強いとはこういう事か。そんなゲームでした。
同点にされたのはなんと90分。静まり返るカンプノウ。しかしドラマが待っていました。
バルサの勝ち越しゴールは後半のアディショナルタイムに生まれました。メッシが強引な、そして気持ちのこもった突破からライン際でゴール前へショートパス。これはキーパーに一度触られますがコースが変わり、つめていたアレクシスが押し込みました。アレクシスは値千金の何とも劇的なゴールでした。

今日は明らかに動きの悪かったメッシでしたが、大仕事をやってのけましたね。メッシは、セスク、ネイマールと繋がったいい流れでのチャンスはきっちり得点を上げましたが、その他はあまりいいプレーがなかったと思います。下がり目で止まってボールを受ける事が多かったですね。ドリブル突破が成功したのはこの最後の最後のシーンだけだったのではないでしょうか。


劇的な幕切れで、3-2でバルサが勝ち越したこの試合は、バルサの華麗なショートパスサッカーと、セビージャのカウンターの鋭さとセットプレーの迫力のあるサッカーのいいところが引き出されて、見応えのある90分でした。

セビージャは未だ勝利の無い状況とは思えない、素晴らしいゲーム内容でした。ラキティッチ、マリンが効いていたと思います。カウンターは本当に鋭くて、バルサはヒヤヒヤするシーンが沢山ありました。前半にはゴールこそなかったものの、匂いはしていましたね。
ドラマを生んだ90分のコケの同点ゴールはセットプレーのバルサの守備の甘さが露呈していましたが、ドフリーできっちり決めるところはさすがです。

バルサは今日はネイマールが素晴らしかったですよ。左サイドで攻撃の中心となり、のびのびとしたドリブルでバルサの攻撃の起点になっていました。前半には見事なトラップで相手の裏を突き、オープンスペースに突破。カンプノウを沸かせていましたよ。
頭はブラジル少年ヘアーになり地味になりましたが、バルサでのプレーでの存在感は日に日に増しています。バルサの選手の中でも今日は一番良かったですね。