リーガ第37節:エスパニョール×バルセロナ アウベスのクロス。 | FCバルセロナファン

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にわかバルセロニスタによるゆるい日記。

さて、リーガエスパニョーラ第37節、エスパニョール対バルセロナがコルネジャにて行われましたよ。バルセロナダービーです。

バルセロナの先発は
GK:バルデス
DF:アルバ、マスチェラーノ、ピケ、アウベス
MF:ソング、チアゴ、イニエスタ
FW:アレクシス、セスク、ビジャ
となりました。

前半はエスパニョールが運動量豊富に、中盤のサイドで積極的に囲い込むディフェンスをしてきます。なかなか面白くなりそうな予感。
バルサはアレクシスがキレッキレで、早めの時間に先制します。ビジャとのワンツーで抜け出した後、さらに1人切り返しで外して、シュートもしっかりコースへ流し込みました。この日のアレクシスはキレていましたね。もっとドリブルで仕掛けてもよかったと思います。

後半はエスパニョールに疲れが見え始めますが、バルサは追加点を奪えません。バルサはバイタルエリアでのミスが多く、攻撃が単発な印象でした。
ビジャにシュートチャンスが多かったですが、今日はイマイチ焦点が合わないようでしたね。ゴール前で落ち着いてディフェンスを外した後のシュートは完全に入ったと思ったんですが、枠の外。そのビジャは後半25分頃にペドロと交代します。

この試合のポイント。後半36分にアレクシスが蹴られてファールを得た事に抗議したワカソがダブルイエローで退場になりました。かなり激しい抗議でしたね。今日の審判はあまり試合を止めない感じだったんですが、ここでフラストレーションが一気に爆発してしまった模様。

エスパニョールが10人になり、さらに運動量が落ちると、バルサはアレクシスに代えてテージョ、イニエスタに代えてシャビを投入。
そして41分、ペドロがシャビとのスピードに乗ったワンツーで抜け出して鮮やかにネットを揺らしました。
この結果、0-2でバルセロナが勝利しました。

攻撃面での印象としては前半にはセスク、後半にはビジャにチャンスが多かったです。去就が注目される2人ではありますが、チャンスに顔を出せていた反面、結果は出せなかったですね。やっぱりビジャは出て行くのかなあ。
守備面ではマスチェラーノ安定という感じもしますが、どちらかと言えばエスパニョールが攻めきれていなかったと思います。もう一歩のところでパスがずれたり、トラップがずれたり。中盤の激しいプレスは、ダービーをホームで迎える意気込みが感じられる素晴らしいディフェンスだったんですが。それを効果的な攻撃につなぐことが出来ていなかったエスパニョール。

アウベスのクロス。
最近アウベスのクロスの精度が気になるなあ、と思っていまして。今日も、そもそもすぐにクロスを上げてしまうアウベスさん。もはやゼロトップではないので中に人数はいるんですが、バルサの場合は低くて速いクロスか、かなりピンポイントなクロスでないとなかなか得点は生まれないと思うんですよね。
そういえば僕が始めてバルサを見始めた時、左のマクスウェルあたりが深い位置までえぐっても、クロスを上げずにバックパスするのを不思議に思いながら見ていたのを思い出しました。
今の、というか今日のバルサは作り直しがほとんどなくって、簡単に中に放り込んでしまってる感じがしたんですよね。それで得点が取れてしまえばアウベスさんすいませんでしたってことになるんですが、今日のクロスは可能性が薄かった。
ちなみにアウベスの今シーズンのリーガでのアシストは6点。数字としては年々落ちてはいます。