クラシコ不完全燃焼 | ウマ(美味)優先主義&コスパもね

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エル・グラン・クラシコをやっと見た。

リーガでの勝ち点は11差。

すでにチャンピオンズ敗退した白組。

いつものクラシコに比べて、盛り上がりが足りない。

そう思っていたけれど、

カンプ・ノウのスタンドが映ったとき、

やっぱり、クラシコはクラシコ。

カタランとマドリーの決戦だと思った。


 


試合開始から、主導権はバルサ。

慎重な立ち上がりだったけど、徐々にゴール前に。

でも、最初のPKと、ロベカルの退場(ロハ)で試合は変わる。

PKは飛び出したボメルが、スライディングした

ロベカルの足に当たるのを待ってから

倒れたように見えた。

PKをとるか自体微妙だが、

ちょっと文句がしつこ過ぎた。

そして、その後のファウルで

また、1人で執拗な文句。

ドブレ・アマリージャではなく、

すぐにロハだから余程の汚い言葉か?


ただ、この後は、もうマドリーは迷うことなく、

守りを固めてカウンター。

これが決まったのがロナウドの1点。

復活気味だったオデブに、

ちょうどこのプレーで脚を痛めた

モッタがついていけず、ゴール。


後半に入ると、カメになった

マドリーを攻めきれないバルサ。

ロニーのFKは壁が近いのもあったけど、

調子いまいちで壁に当たるだけ。

エトー、ラーションのシュートも

正確さを欠いたり、慎重になりすぎて

勢いがなくカシージャスに防がれる。


勝ってリーガに決着をつけるつもりだったが、

このままエンパテ。

良い方向に考えれば、勝ち点11差で

ほぼ決まりになったと言える。

しかし、不完全燃焼だった。


チェルシー戦以降、不完全燃焼なエンパテが多い。

疲れていたり、ケガ人が多いからと思っていたけど、

正直違う気がする。


カンプ・ノウでのチェルシー戦。

スペクタクルを捨てて、しかし完璧に

チェルシーに自分たちのサッカーをさせずに完勝した。

(スコアは1-1だったけど、チェルシーの1点は審判のミス)


マスコミも、そしてバルセロニスタの評価も高かったこの1戦。

これで、達成感ができてしまったのではないか?

クラシコに限っていえば、ロニー、デコ、エトーらに

チェルシー戦ほどのモチベーションを見出せなかった。

チェルシー戦のように、完璧に勝ってやろうといった

格好つけた戦い方に見えた。


ジュリ、ボメルは得点を焦りすぎ。

そりゃぁ、メッシが戻れば出番が厳しいかもしれないけど。


このクラシコ、エスケーロとかマクシ・ロペスを使えば

必死でやってくれたんじゃないかな。


まぁ、リーガの方は、これでほぼフィエスタの日を待つだけ。

これからは心置きなくチャンピオンズに向かえるのも確か。


まずはカーサでのベンフィカ戦。

ヌーノ・ゴメスが欠場するようだけど、

守りを固めれば要注意だ。

バルサにも余裕はない。

こんどはモチベーションを上げて、

格好良くなくていいから、必死で勝ちに行こう。


Sempre Barca!