1811-ジュール・デュプレ | バルビゾンの風

バルビゾンの風

バルビゾン派(バルビゾンは、École de Barbizon)は、
1830年から1870年頃にかけて、フランスで発生した絵画の一派である。
フランスのバルビゾン村やその周辺に画家が滞在や居住し、
自然主義的な風景画や農民画を写実的に描いた。1830年派とも呼ばれる。

【1811-ジュール・デュプレ(1811~1889)】
Jules Dupré

※コローによって色彩のベートーベンと呼ばれる

1811 ナントの磁器工場を営む家庭に生まれる。
絵付け職人として働きながら、画学校にも通う。

1831 サロンに風景画を6点出品。

1833 サロンで二等賞受賞。

1834~ イギリス旅行。同地の風景画家コンスタブルらの作品を目にする。

同年、サロンに落選。バビルゾン派の画家と親交を結び、
ピレネー山脈やランド地方などを頻繁に旅行。

1840頃 フォンテーヌブローの森に訪れはじめる。
しかし、モンモランシーの森、リラダン、ノルマンディでの制作が中心。

1847 保守的なサロンの審査に反抗し、独立サロンの開催を主唱する。

1849 レジオン・ド・ヌール勲章を受章。
友人にルイ・カバ、トロワイヨン、ルソー、ホールユエなどがいるが
当初ポールユエのロマン主義の影響を受け抒情的な風景画を描いて
ドラクロワの関心をひいたといわれる。その後、荒天や夕暮れの空の下に、
小川や池のほとりに配された鬱蒼とした大樹が劇的な表情を示していると
いったモティーフを好んで描いた。
独自な風景画を確立し写実的な傾向を強めていった。

1855 レジオン・ド・ヌール勲章を受章。

1870 レジオン・ド・ヌール勲章を受章。

1889 リラダンで死去。

バルビゾン七星の一人 



【作品名】牛と牛飼いの少女
【種類】板に油彩
【サイズ】21.4×15.4cm 
「Michel RODRIGUE」証明書付き


【作品名】森の中の沼
【種類】キャンバス・油彩
【サイズ】73.5×91.5cm


【作品名】森の人
【種類】キャンバスに油彩
【サイズ】30.5×61cm 


【作品名】池 Lëtang
【種類】格子パネル・油彩
【サイズ】44.5×62cm


【作品名】朝の風景
【種類】キャンバス・油彩
【サイズ】21.0×26.0cm


【作品名】池
【種類】キャンバス・油彩
【サイズ】31.0×50.0cm
「Michel RODRIGUE」証明書付き


【作品名】師匠と弟子(画家の休息)
【種類】板に油彩
【サイズ】24.5×18.5cm 仏2号
「Michel RODRIGUE」鑑定書付き 1850年作
※ジュールディプレと弟子のオーギュスト・ブラール


【作品名】大きな柏の木のそばの池
【種類】キャンバスに油彩
【サイズ】46.5×65.5cm 仏M15号
「Michel RODRIGUE」鑑定書付き


【作品名】ロマンチック風景
【種類】キャンバスに油彩
【サイズ】54.2×65cm 仏F15号
*ジュール・デュプレ カタログレゾネに
no677として作品掲載


【作品名】夕暮れの平原の池
【種類】キャンバスに油彩
【サイズ】24.0×29.0cm
*ジュール・デュプレ カタログレゾネに
no600として作品掲載
※鑑定書Philippe CEZANNE有り

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