先週の休みに、ちょっと早めの墓参りに行った。
お墓は川西にあり実家から近いので、帰りは実家に寄って晩飯を一緒に食べることになった。
「外食はお金もかかるし、家で何か作るわ。」とオカンが言うので、それに従った。
お墓に花を添え、線香に火をつけ、ご先祖さんに挨拶をした。
「さっ、実家に行くか。」
「今日も一日暑かったよな。」なんて独り言を言いながら、車に乗り込み霊園を後にした。
霊園から実家まで約30分間のクルージング。
クルージング中、ふと頭の中である思いがよぎる。
「腹減ったなぁ。」
中途半端な時間に朝飯を摂っていたので、昼飯を抜いていた。晩飯が楽しみだ。
いつもの道、いつもの公園、いつもの喫茶店。橋を渡り、実家が見えてきた。
来客用の駐車場に車を停め、車から降り、焦る気持ちが体を動かす。足早に実家を目指した。
・・・つづく