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Barber apache

感じるままの独り言



理容ミュージアムで一番関心?

感動までおぼえた道具

FADEで毎日何気なく使うCLIPPER

熱くならない様にと気を使っていましたが

ここで見た道具は

手動バリカンの刃を暖める機械

ひんやりとする刃を温め

施術に入る心

この配慮が日本人にできる気持ちと感じた時

鳥肌を超え目頭があつくなった

学校では接客ばかり気を使わせ

ごまを擂る様なサロン作りを目指し

それがいつの日か日本の対応が良く丁寧こればかり

自分はフランクな男の付き合いの中に思いやりこれこそ日本の心だと振り返った

きっと世界のBARBERが日本を好きになるのはここなのだろう・・

何冊もあるメーカーの本

そこには日本の思いやりはもう存在しない
勝手に食い付いている理容文化

私はここ最近

渡米を繰り返しBARBERを視察し

今回11月にオランダのBARBERSHOPが来日することが決まり

日本BARBER?

分かりやすい形が見えない・・

そんな疑問から全理連理容ミュージアムへ行き

日本の理容文化を考えてみた

理容ミュージアムは3度目だが

当時の時代背景など考え床屋を改めて想像すると少し見えてくる物があり

拘る日本人像が発見される様な気がした



ガス式タオル蒸し器

今も発売されているが

ガス調整など全て手動

最盛期の理容でもこの手動式で切り盛りしていた

水が足りなくなれば補充し沸かす

タオルを入れれば滅菌の為沸かす

熱くなりすぎると取り出す事も容易ではなくなる

これを2層交互に調節していた



蒸された髭を毎日理容師さんが砥いだレザーを使い

当時の理容師さんに聞くと毎日4.5本は剃刀を研いでいたと言うほど

道具と向き合い手間がかかっていた

下の画像は当時の髭様バリカン



理容師も奥が深いが

それぞれの道具、器具を作る職人さんも素晴らしい

きっと理容師は道具職人が作った物にも支えられていたともいえるだろう

次回は道具から感じる粋なBARBERのサービス心に触れる道具を紹介します

動画は昭和、床屋が最盛期だった頃の時代背景です

以前にドライヤーを紹介しましたが

全理連ビルにある理容ミュージアムへ行き

ドライヤーの歴史を参考に拝見



日本人の髪とタイトスタイルは今の拘りよりも

はるかに昭和前半には拘っている理容師がいた

かっこよさで私は判断せず

今以上に道具が作り図らい時代に職人達が作り職人が使う時代背景を

想像してみた。

ドライヤーは650W~750W の今では低温となる温度

実際このくらいのドライヤーは最近手に入れ持っているが

乾かす意味では衰えるが

セットの時お客さんの頭皮に与えるダメージは少なく

音は50年以上前なのに静か

音が邪魔をしない

口が細く最適な厚み

持っているには少し重いが

仕事終了後の磨きにはメッキは最高

きっと十数年前に廃盤となってしまったが

40年以上売り続いたとは驚かせれた

またこの頃のドライヤーを持っているBARBERに会いたい

動画からこの時代のうらにはBARBER達が沢山活躍していた事を思うと

無くしてしまった物が見えてくる