ベルサイユ ベルばら見て歩き3 絵日記
ジャルジェ家のモデルとされるメゾン・ラフィット城にいってきました。
ベルばらファンには聖地だけど、地球の歩き方(←ニッチな旅行の本)にものっていないマイナーな場所なので、口コミの情報が少くてどの程度の規模なのかいまいち掴めない。
ガッカリ聖地だったらどうしよう~
と心配しちゃったけど、行って良かった~。
もう、素晴らしかった‼
涙が止まんないよう‼
オスカルさまのご自宅に相応しい華やかで上品な空間で、見どころ満載なの。
聖地として行く価値あり
おススメ度は★★★★★
パリから列車(サン・ラザール駅から)で40分程度の距離です。
最寄メゾン・ラフィット駅からも歩いて10~15分くらい、道も単純なので、ナビがあれば迷うことなし
列車の本数もあるので、パリから十分に日帰りが可能ですよ。
私は午前中+お昼で巡礼してきました。
私は、旅行者用の交通パス(ナヴィゴ・デクーヴェント)を利用しました。
観光地パス(ミュージアムパス)は残念ながらここでは使えません。
門
ここからアンドレを馬車で・・・。
入場する前からテンションが上がる~。
静まれ心臓。冷静になるんだ。
きっと、多くのべるばらファンもここで胸を高まらせていたことだろう。
入口から、テンションがMAXだよ。
この先、どうなっちゃうんだろうね~。
エントランス・階段
最初の出会いそのまんまやん
ところでこの二人って、一目惚れではないんだよね。
何じゃこりゃ、話が違うじゃん、アンドレの驚き顔が可愛い~。
遊ぼうぜって顔がほころんでるオスカル様も愛おしい~。
オスカル様もだけどアンドレに関してもいつ好きになったのかよく分からない。
ジワジワなのか気付いたらなのか、漫画もアニメもはっきりしないので、行間を読むのがめちゃくちゃ楽しい。
設定が緻密だと妄想の余地がないからね。
で、50年を経ても芳醇な空想が生れるわけよ。
エントランスでの二人の出会いの想像していると、入口で閉館になりそう。
さあ、部屋の中に入ろう。
たまらん。この窓から見える風景
借景ですかね~
見てみて‼
階段のシルエットが美しいのよ。
建築の分かる方からすると、すごい計算のもと作られているらしい。
この建物を作った人、ベルサイユ宮殿をつくったマンサールの大叔父ですもん。
建物へのこだわりが随所からうかがわれてきます。
そうそう、階段でもドラマあったよね~
フェルゼン伯の姿をみてオスカル様が櫛を落としたり
アンドレが階段の数を数えていたり
思い出がいっぱい
失明した場所は2階の渡り廊下のところかしらん?
階段上り下りすること十数回
いい運動になしました。
ニッチな旅行雑誌に載っていないだけあって、観光客はいないの。
観光客は私だけだけ
もう貸切でした~
なので、妄想がはかどる。
写真にヒトが入らないし、資料写真が撮り放題!
たまんない~
ホール
衛兵隊がここに乱入してきたのか?
初見の感想は狭い!
いや、広いんだけどね、漫画ではたくさんの婚約者候補と反対者が来ていたじゃない?
ココの広さでは20人~30人くらいしかパーティーに呼べないなっと。
衛兵隊は御馳走が目当てのようだけど、ダンスをするなら、料理を出すスペースはないと思う。
アニメではブレエ将軍将軍宅になっていたのは、もしかしてジャルジェ家のパーティーホールが狭いから?
アニメ改変は必要だったというわけか・・・。
じゃあ 次はブレエ将軍将軍宅に突入しなきゃ。
広さはないけど、明るく開放感のあるホールです。
剣の練習もできそう。
雨の日は、ここで2人は遊んだ…としておこう。
奥はルイ14世がお泊りした部屋です。
(オスカル様の寝室のイメージ。次回紹介しますね~)
部屋
ルイ14世が泊まったとされる部屋の脇にある小部屋。
二人でこっそり会っていてほしい。
秘密基地っぽい。
特に漫画とは関係ないけど、個人的に気に入ったお部屋でした。
暖炉でくつろぐ二人。
火でないもので暖めあってほしいと願う。
メゾン・ラフット城には、
テーマにあわせた部屋作りがされてます。
神話風の彫刻もいたるところにあって、ジャルジェ家に相応しい貫禄ある部屋ばかり。
妄想が止まりません。
その一部をご紹介するね。
応接室にゲームの部屋。
貴族のお宅って、目的別にお部屋ってがあるなんて贅沢ね~
ウチなんてさ、リビングで全部済ませちゃてるよ。
応接室(上)
フェルゼン伯が着た時は、応接室で接待したのだろうか?
アンドレはどんな思いで2人を見ていたのかしらん。
アニメだと、この部屋に石がとんできてアンドレが怪我をしたことになります。
だけど、城には柵あるので、悪漢の侵入は無理だなと思う。
だとしたら子供の打ったホームランボールか?
昭和の漫画アルアルだね
ゲーム室(下)
🌈ではチェスをするシーンを読んだことはあるけど、漫画・アニメでは、オスカル様ってゲームで遊ばない人だった。
ジャルジェ家では、あまり使われない部屋っぽそう。
もったいないので、この部屋の活用を考えてみよう。
そういえば、オスカル様がトランプをしていたシーンがあった!
黒い騎士の寝ていた部屋でトランプゲームか占してたじゃん。
て…ことは、黒い騎士がお泊りした部屋!?
ロザ子とベルナールのキスシーンを覗き見してた部屋じゃん。
そー考えると、この部屋が尊く思えてきた。
書斎でーす。
パパの本を読んでいて怒っれたところ。
オスカル様って読書家よね~。
ヌーベルエロイーズ・ジャンヌバロア回想録・オルガン等恋愛(エロあり)小説を読んだり
私なんかは表紙だけみて寝落ちしちゃう啓蒙思想書を愛読してたり
読書量がハンパないんだよね。
『失われた時を求めて』 のイマジナリー(読者)フレンドになってくれないかなぁ
明るく広い食堂でした。
彫刻もいい感じ。
後ろではアンドレが給仕しているんだね。
アンドレを目で見る女中を睨むO様がかわいい。
ちょいコマの表情の描き方が萌るんだよなあ。
先生、神です~。
何も食べてないけど、妄想でお腹いっぱいになる食堂です。
台所は1階です。洗濯するところとか生活に関することはここに集約されていました。
アンドレをばあやはここでご飯をたべていたのかな?
台所は臭かったらし(解説)。ベルサイユ宮殿では生活空間と別棟にしたくらいだから、不衛生だったのかな~。
ちょっと気になる~。
ばあやの活躍した空間です。
オスカル様もばあやに会いにきたに違いない
長くなりそうなので、一旦ここで〆ますね~
次回はオスカル様のお部屋・庭・家具などを紹介していきたいと思います。
妄想がつまったモノたちばかりです。