さっき練習中に和音を弾こうとしてセットポジションに構えたら、人指し指がプルプルと震え出しましたよ。

多分練習による筋肉疲労でしょうね。

まだまだ無駄な力が入ってる証拠かな。
◆「アルハンブラの思い出」

通して5回程弾く。
徹底して右手の力を抜くトレーニングをやってきたおかげで右手の力みが大分なくなった。

指だけでなく精神的な力みもなくなってきた。

アルハンブラを気負う事無く弾ける感じは今までなかった。


◆「ノクターン9-2」/ショパン

最後の難しいカデンツァの高速スラーも何とかクリア出来そう。実音でなくスラーでも大丈夫そうだ。この部分もう少しスピードを上げたい。

あとはもう、指の動きを完全に頭に叩き込んで、歌心のまま弾ける様になるまで弾き込んでいくしかない。

タイトルにある通り、クレッシェンドにまつわるお話です。


譜面上、「だんだん強く、」といった意味ですね。


でも、この「だんだん」という言葉に落とし穴があります。


これは、あくまで聴き手にそう聴こえる様に弾きなさいという意味であって、


弾き手が言葉通りに「だんだん強く、」力を入れていって弾いてもその効果はほとんど得られません。


例えば、駅のホームに立って新幹線を待っているとします。やがて遠くの方に豆粒の様なその姿が見えたと思った次の瞬間には轟音をたててホームに滑りこんで来ます。


遠くにあると思っていた物が一瞬で目の前に迫って来たら、誰でも圧迫感を感じますね。


聴き手にこの圧迫感・緊張感を与えるのがクレッシェンドなのです。単に音量の問題ではなく、「音が迫ってくる」感じです。


そして、その様な効果を出す為には、なだらかな曲線を描く様に弾くのではなく、段差を作り出す様にします。


というのは、クレッシェンドは音の「対比」で聴かせるテクニックなので、ゆるいカーブの音では我々の耳がその効果を認識しづらいのです。


「あ、音が迫ってきたな」という風にならないのです。


ですから具体的には、

〇〇〇〇

この様に
4つの音があるとします。

最初の2つをピアノで弾いて後の2つをフォルテで。

あるいはピアニッシモからメゾフォルテへ、という様に段差をつけて弾きます。


更に、ギターの特色を生かし、音量だけでなく音質も変化させると効果倍増です。


右手をサウンドホールの上辺りからブリッジ寄りへと早めに移動させ、ウェットな音からドライな音へ。


そうする事で、更なる緊張感を聴き手に与える事が出来ます。
今回少しフォームを変更する事にしました。

今まではp指の先端の関節を逆反りさせる様なフォームで弾いていました。

というのも、最初に手ほどきを受けた方が熱烈なセゴビア信者で、あのフォームを半ば強制された訳です。

当然p指先端は逆反りさせるのが自然な形だと思い、1年以上そうしてきました。

でも、練習を重ねるうち、p指は一本の棒の様に根本から先端までをピンと伸ばした方が右手全体がグラつかず、軸が安定し、音量も得られる事がわかりました。
クラシックギター奮闘記-200905081014000.jpg


私の場合、p指が反った状態だと、例えばmで1弦を弾きながらpを4弦から6弦に移動する場合などに、手の甲の位置がどうしても上下左右にグラつき、手首の軸がブレ、その結果右手全体が不安定になる現象に悩まされました。

何よりもpの動きが大きくなりがちなのが嫌でした。
pを真っ直ぐのばして根本から動かす様にすれば最小限の動きで済みます。


時間はかかりますが今後も自分にとって弾き易いフォームを追求していこうと思います。


◆「ノクターン9-2」/ショパン

スタートから約一週間経過。自分にとって最良の運指と、この曲の表現にベストと思う運指が大体決まった。

昨日までより全然良い音で弾ける様になった。

運指が決まる事で右手のアタックに自信が出てくるせいか。

これはギターのレパートリーとしてあまり定着していない事だし、人前で弾ける位に熟成させておきたい。

◆「別れのプレリュード」/モンテス

今日何箇所かを新たな運指に変更する。以前よりもメロディを美しく歌える様な運指に。

やはりしばらく寝かせるという行程は大事だなと思った。時間の経過と共に良いアイデアは自然と生まれてくるものだなと。