ギター曲の定番「禁じられた遊び」についてです。

5小節目の12フレット、ミの音の伴奏部分。どの演奏を聴いてもどの楽譜を見ても、2弦3弦の開放弦になっています。

Eマイナーの曲なので、ここを楽譜通りに開放弦で弾けばミ・ソ・シのマイナーコードになる訳です。

邪道かも知れませんが私は5・6小節目を長調部分の12フレットと同様、9フレットをセーハしてメジャーコードにし、メロディ弾いています。

こうする事で冒頭から続く単調な陰りのある世界が、この12フレット・ミ音で一気に光がさし込む感じになります。

また、哀しげなメロディがより生き生きとひき立ちます。

この曲のメロディで一番高い音ですから、ここで大きな変化が欲しい所です。

なので私はここを開放弦のまま弾くのはイマイチ好きではないのです。
バッハ

◆「無伴奏チェロ組曲1番プレリュード」セゴビア編

ドロップDチューニングのニ長調。この曲の持つイメージをギターで最大限生かすにはニ長調以外考えられない。明るさ、軽快さ、癒し・・・。

私が今こうしてバッハのチェロ組曲などを気軽に楽しめるのも、セゴビア氏の功績の賜。

改めて感謝せずにはいられない。


◆「BWV996リュート組曲ホ短調よりアルマンド」

とにかくゆっくり全ての音をしっかり出す事が今の課題。あせってテンポを上げない事。
継続は力なり。


◆「無伴奏チェロ組曲第3番よりクーラント」

実はこれ原曲を聴いた事がない。というか、これホントにチェロ曲なの?と思ってしまう程ギターにハマっている。

後半、左手がつりそうなフレーズが連続する。

まだまだ先は長い。
タイトルの通り私は練習というモノが苦手です。

聞いただけでスポーツの猛練習を思い出します。

気合いと根性の世界を想像します。

ですからギターに関しても、「ギターの練習をしている」という意識は全くありませんね。

そう思っていたらとても1年以上も毎日継続できなかったと思います。

こんな楽しいモノを何故練習しなければならないのか、という感じです。

私は、「ギターの練習をしているのではなくギターを弾く為のトレーニングをしているのだ」、という意識でやっています。


右手のトレーニング・左手のトレーニング・imaの独立性の為のトレーニングetc

この様にトレーニングという言葉には具体性が出てきますので、実際ギターに向き合った時に自ずと目標を設定している自分がいます。

そしてそれらを着実にクリアし、一歩づつ階段を登っている意識があります。

そしてその小さな目標をクリア出来たときに、脳からドバっと出てくるんですね、何か知りませんが物質が(笑)。

そしてまたやったろかとなる訳です。

気合いと根性とは無縁ですね。


ボディビルダーは、肩・胸・腕・腹など自分の体を絶えず鏡にチェックしていますので、自分の鍛えるべき部分が何処なのかが明白にわかっています。

そして自分の弱い部分・美しくない部分のみに意識を集中し、徹底的に鍛え上げる事であのムキムキの体を作っているのだと思います、多分(笑)。ボディビルの事など全然知りません(笑)。


私も、ギターを持った時はこの感覚です。とにかく合理的にという事を自然に考えています。

もちろん、メカニカルな部分に関してのみですが。
音楽性などは長年かけて培っていくものだと思いますので。


色々と書きましたが、何故挫折せずに毎日続けられるのか自分でも不思議に思っている部分があったのです。

仕事でも何でも私はこの要領でやりますので、ギターでも自然と同じ様にやっていた訳ですね。

バッハ

◆「無伴奏チェロ組曲1番プレリュード」セゴビア編

最後の部分。pからffへ一気に盛り上げて終わる様にしたい。
単調にならない様に音色や速度に変化をつける。


◆「BWV996リュート組曲ホ短調よりアルマンド」

今の自分の演奏はテンポが速すぎる。ついついブーレやジーグの様なスピードで飛ばしてしまう。
もう少しテンポを落とし丁寧に。


◆「無伴奏チェロ組曲第3番よりクーラント」

とにかく最初聴いた時からときめいた。メロディが最高にグッとくる。組曲では、私の中ではチェロ組曲1番に並ぶ名曲。
速い舞曲なので、リズミカルに、しかも一つ一つの音を大切に。
惰性で弾かない様に。


1年以上かかってようやく「美しい」トレモロの突破口を見つけました。

今までのトレモロはどこかバランスが悪いなとわかっていたのですが、原因が掴めないままいました。

無駄な力を入れず、全ての指を均等な間隔、強さで弾いているつもりでも、何かがおかしい。

そこで、ゆっくり、ハイスピードカメラのごとく右手を観察した所、わかりました。


「mが弱い」

たったそれだけの事でした。

mはiaに比べて長いので、imaを順番に猛烈な速さで動かすトレモロ奏方の場合、mが奥に隠れてしまって中々出て来ないんですね。


そこでmにアクセントをつけて弾く様にすると、トレモロのバランスが整いました。

わかってしまえば、こんな事が原因だったのかという感じです。


1年以上憧れ、でも出したくても出せなかった、プロが奏でるあのコロコロと流れる様な美しいトレモロに一歩近付きました。

今のバランスのまま少しづつスピードアップしていこうと思います。