◆「無伴奏チェロ組曲3番 クーラント」/バッハ

一曲通して弾ける様になったが弾き終わった後にクタクタになる。

まだどこかに余分な力が入っているせいか。
それとも気合が入り過ぎているのか。

多分後者だろう。

肩の力を抜いてリラックスして弾けるまでは完成とは言えない。
やはり自分の一番の悪い癖は右手親指の先端の関節がしなってしまうという点に尽きる。

親指をピシッと一直線に伸ばしたまま弾く。

とにかくこの一点のみに集中してトレーニングしよう。
今日は「アルハンブラの思い出」にてトレモロの確認に終始する。


というのも、今までpami(親指→薬指→中指→人指し指)の順で弾いていたのを昨日pimiに変更したからだった。

この2通りの弾き方を比べてみて、何度やってもpimiに軍配が上がる。

音量・キレ共に全然違う。
何より、リズムをキープしやすい。

自分はpimiで弾くべきだという結論に至った。

もし普通の弾き方をずっと続ければそこそこのアルハンブラは弾ける様になるかもしれない。

しかしその結果はたかが知れている。

自分のトレモロは何かを変えなければ駄目だとずっと思ってきたが、やっとそれがわかった。

◆「無伴奏チェロ組曲第三番クーラント」/バッハ

とにかくこの曲を愛している。私が一目惚れした数少ない曲。こんなにときめいたバッハの曲はないっスよ、はっきり言って(笑)。

完成まであともう少し(と信じている)。それまで一切の妥協はしない。


◆「BWV996リュート組曲よりアルマンド」

なんと言っても後半のハイライト部分。
ここを二重奏をしている様に聴かせたい。そう聴こえる様にもう少し研究が必要。


◆「アルハンブラの思い出」

本来、この曲のトレモロはp(親指)a(薬指)m(中指)i(人指し指)の順に素早く動かして弾きますが、

どうやら私はpimiで弾いた方が良さそうです。
今日はっきりわかりました。音のキレ・密度が全然違います。

運指なんて聴く側にとってはどうでも良い事なのですから。自分が考える最高の演奏に近付ける為の努力をすればいいだけです。

トッププロのセルシェル氏やアナ・ビドビッチ氏もトレモロはpmimです。

自分はしばらくpimiで弾いてみて結論を出そうと思います。
またまた悪い癖を発見。

右手の第3関節(指先の関節)があまり動いていない事がわかった。

「関節を曲げずに伸ばして弾く」弾き方をずっとしてきたが、ここで言う曲げてはいけないのはあくまで第二関節のみ。

ギターは腕の重みを用い、指の根元から動かし第二関節を伸ばし、手の甲をやや返す様にして弾く事で芯のある良い音が出る。

要は良い音を出すには弦をしっかりとらえ、プッシュして素早く離弦する必要があるが、これは無意識にやっている。


しかし何を勘違いしたか指先の関節まで固定して弾いてしまっていた。

第二関節を曲げて弾く弾き方は腱鞘炎の原因になるので避けたい所だが、第3関節まで伸ばす必要は無かったのである。

むしろ指先の関節のコントロールはは速弾き・トレモロなどで重要な役割を果たしている事がわかった。

実際プロの右手を見ても指先の関節は弾弦後、思いきり曲がっている。

つまり、腕、指の根元でエネルギーを生みだし、第二関節は伸ばし、第三関節で微妙なコントロール、音の最後の仕上げを行う。

ところが自分は最後のプロセスをないがしろにしてきた、という事である。

明日から取り組むべき課題が見付かった。


「第三関節の強化」

このトレーニングを行う事で音質も変わり、今までよりも弾き易くなると信じている。