次に、これら約20曲をどう分類すれば効率の良い練習が出来るかを考えてみたいと思います。

【ノーマルチューニングとドロップDチューニング】
6弦がEのままの曲と、6弦をDに下げる曲とで2つのグループに分けます。

これら2つをごちゃまぜにして練習すると、曲を変える度に調弦も変えなければなりません。

当然6弦の音は中々定まってくれませんので非効率だと考えます。

ですから、例えば今日は通常の調弦の曲、明日はドロップDという風にします。

【「アルハンブラの思い出」は3曲分と考える】

その理由はもちろんトレモロです。
全神経を4本の指先に集中し、アルペジオにも注意を払わなければならないトレモロ曲練習の疲労度は尋常ではありません。
3曲分は疲れます。

特に調子の悪い時など、1時間も集中してやるとグッタリきます。

ですから、無理を避ける為にもアルハンブラを練習する日は曲数を減らし、自分にとって難易度の高い曲を避けるといった工夫をしていきます。


先日書きましたレパートリー、レパートリー候補曲完成の為の練習計画を書いていきます。

まず、基本的な事ですが、毎回曲をまるまる全部弾いていたのでは時間がいくらあっても足りません。

曲中の苦手な箇所だけを取り出し修正していく、いつもの方法を続けます。

尚、既に暗譜が完了している曲がほとんどですので、楽譜はあまり見ません。

これも効率を上げる為です。良くない事かもしれませんが。

目で見る事よりも耳で聞く事の方が圧倒的に大切と考えています。

まず問題点を知る所から始めますので、曲を通して弾いたものを録音し、「耳」で確認します。

はっきり言ってあまり楽しくはない作業です。
自分の下手さと嫌でも向き合う事になる訳ですから。

しかし、「発見」をする為に避けては通れない道。

具体的には、

・音が出ていない
・音が出ていても弱々しい
・逆に力んで聴き苦しい音が出ている
・音がかすれる
・音の粒(アタックの強さと音質)が揃っていない
・レガートに弾くべき所が繋がっていない

等まだまだありますが、これら問題点を自分の耳で確認し、その箇所だけを抜き出してスロープラクティスにより原因を突き止めていきます。

テンポを落として体の動きなどを観察しながら弾けば原因がはっきり見えてきます。

原因がわかれば後は修正です。

これら1つ1つについて、何故ミスをするのか、何故音楽的に聴こえないのかを考えながら、youtubeで拾った模範演奏などを参考に修正していきます。

これら一連の作業を行うのに慣れてきた為、以前よりかなり短時間で出来る様になりました。

修正を重ね、今まで要所要所だけを抜き出して弾いていたものを今度は長い小節をまとめて弾き、最後に一曲通して弾いたものを録音します。

そして問題点が見付かればまた修正。

これを繰り返す事で最も効率良く曲を完成に近付ける事が出来ます。

まさに、「継続は力なり」です。

連続する音を滑らかにつなげるには。
つながって聴こえる様にするにはどうすればよいかを考えました。

第一に、隣合う同士の音の粒が揃っている必要があると思います。
バラバラな音質ではレガートにはなりません。

そして一番大事な事は、次の音を弾いた時に前の音が瞬間残っている事。

つまり一瞬だけ音が重なっている状態を作り出す事だと思いました。

前の音が完全に消えてしまってから次の音を出したのではブツ切れに聴こえます。

しかし、前の音を伸ばし過ぎても音が濁って汚いフレーズになります。

同じ音質で弾き、次の音を出した時、前の音を瞬間残し→瞬時に消音 の繰り返しで弾く様にする事でメロディがより繋がって聴こえる様になりました。

ギターでこれを実行する為には、隣の弦に触れてしまわない様に左手の爪を短く切り、指を垂直に近く立てて押さえる事が必要になります。

まだ消音のタイミングが難しく、開放弦を弾いた時など次の音が消えてしまう事があるので、自分の音を録音しながらこれを意識して練習しています。


足で楽しそうにギターを弾く姿を見て、
こう言っては失礼かもしれませんが大変勇気をもらいました。

私には10本の自由に動く指がある。
ギターを弾けないわけがないじゃないかと。

それと同時に、自分の努力不足を痛感させられました。

確かに自由に動く指はある。
それでもまだまだ満足に使いこなせていない。

この「amazing guitar player」の様に自分自身がギターともっと同化して楽しくやろう、と思いました。
とりあえず、既に完成している曲、
完成を目指し、練習を続けている曲の一覧です。

現時点で約20曲です。
あくまで完成を目指し効率よく練習していく為には、
今の自分の技術力・精神力からもこの位が限度と考えています。

今後はより効率的な練習を継続し、成果を上げる為にも、
これらを更に細かく分類し、
練習計画を立てていこうと思います。


・ラグリマ

・CAVATINA

・別れのプレリュード

・11月のある日

・愛のロマンス

・マリエータ

・メンデルスゾーンの舟歌

・オンブラマイフ(村治編)

・アルハンブラの思い出


<6弦D>

・フリア・フロリダ

・トリーハ~スペインの城~

・スカルラッティのガボット

・サラバンド(ヘンデル)

・亡き王女の為のパヴァーヌ(ディアンズ編)



<バッハ>


・主よ、人の望みの喜びよ(ラッセル編)

・目覚めよと呼ぶ声あり(ラッセル編)

・チェロ組曲1番 プレリュード

・BWV1009 クーラント

・BWV996 ブーレ

・BWV996 アルマンド

・ロンド風ガボット