得るものもあったか。都知事選 | こちら東日本営業部

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まあ残念な結果になった都知事選だが、角度は少し変わったのではないか。
組織基盤を持たない石丸氏が蓮舫氏をかわして2位になったのは既存政党にとっては大きな痛手のはず。
私の友人たちは都民はほとんどいないが、皆この選挙に注目していた。たらればを言っても詮無いが、仮に全国民が投票していたら結果は変わっていたのではないか。
支持政党や基盤を持たない新人でも十分に戦えることがわかった。特にwebやSNSを駆使した戦い方は年寄り裏金議員たちには脅威だろう。

この結果、石丸氏にとっては失ったものはないだろう。逆に蓮舫氏のダメージは大きい。共産党の支持を受けても負けた。いや、だから負けたのか。
これからどうするのか。存在感は下降の一途だろう。

石丸氏はこれからのことを聞かれ「たとえば広島1区」と言っている。ここまで戦える力を証明したのだからキシダにとって大きな敵になりえる。現職総理の落選という結果もあるかもしれない。石丸氏と犬猿の仲の地元メディアはキシダ支持に回るだろうが。

5位に入った安野氏は面白い存在だった。立候補まで彼をことを知っていた人はほんのわずかだろうが短期間で支持を集めた。若者たちは近い存在として彼に期待しているのだろう。過激なワタシとしてはまったく色のついていない彼が勝ったなら面白いと思っていた。

改めて思うのは、風向きが変わったのではないか。
タヌキの腹黒さには引き続き目を光らせねばならないが得るものもあった都知事選だったと思う。
しかし投票率の低さはやはり大きな課題。これだけ注目された選挙がこれでは絶望的だ。
投票に行かない人は、これから東京がどうなろうと文句を言う資格はないだろう。


さて、ここからまとめて学歴詐称で公選法違反ということになると、さらに面白いのだが…