野球が羨ましい | こちら東日本営業部

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アルファロメオとE30・M3とサッカーとビールとロックが好きなサラリーマンの自画自賛我田引水喜怒哀楽五里霧中罵詈雑言の迷走日記。

広島カープに関する有名なコピペ。

 

昔、広島カープの選手を東京駅で見た時、俺は広島のヤクザが東京に攻めてきたのかと思った。

新幹線の扉が開くと、
まず先導という形でチンピラ風貌の長島清幸が降りてくる。
続いて若手筆頭といった感じの高橋慶彦が降りてきて、
次にパンチパーマに細身のスーツという出で立ちで
幹部という雰囲気の山本浩二
や江夏豊が降りてくる。

最後に金色のネックレスを光らせながら鋭い眼光を飛ばす

組長という感じの衣笠祥雄が降り立った時

俺はもう東京は終わったと思った。

 

 

これ、とても好きです。

80年代のカープの雰囲気というか野球のイメージはこんな感じ。

派手なスーツに金のネックレス。

明らかにそのスジの方々の風貌です(衣笠も山本浩二も江夏も好きですが)。

 

誰とは言いませんが、今もそういうタイプの選手はいます。しかしあの頃とはずいぶん選手の雰囲気や服装も変わりました。

年俸が800万円から8000万円に10倍増したイチローが言ったのは「セーターを買いたい」。

衣笠も山本浩二も江夏も絶対そんなこと言わない!(確信)

 

イチローや大谷翔平に金のネックレスは似合いません。

たぶん栗山監督もその一人。

大谷翔平の二刀流を最初から認め、彼の飛躍の土台を作りました。その信頼関係があってこそのWBC優勝だったと思います。

 

栗山監督、あの優勝以来、いろんなメディアに登場し、優勝に至るプロセスの裏話や都度都度の判断を語っていますが、よく考えているなあと感心することがたくさんありました。

たとえ負けていたとしても納得できたのではないかと思います。

似たようなことは久方ぶりにペナントレースを制した岡田監督にも言えます。

「アレ」という言葉に象徴されるように、優勝を意識させずに目の前の勝利だけに邁進させる。

うまく考えています。

 

翻ってサッカーです。

協会会長も監督も刺さる言葉を全く持っていません。

 

「Number」という雑誌がたまに一流選手や指導者の「名言・迷言」を特集します。イチローの言葉はたくさん出ています。おそらく栗山監督の言葉もいずれ載るでしょう。大谷翔平も言わずもがな。

 

しかし残念なことにサッカーはそうはならない。

言葉を持っていないのですから(あのメモに刺さる言葉があるのだろうか)。

 

Jリーグが発足した頃、野球はまだまだ金のネックレスの時代でした。

かたやJリーガーはアイドルみたいな扱いで、新しいスボーツが生まれたと感じたものです。

しかし、今のサッカー、特に日本代表の関係者の意識は野球に遅れをとっています。

 

(確か似たような話、以前も書いた気がしますが、先日の惨敗で改めて日本の遅れを感じたわけです)