大学入試共通テストに「情報」が追加(文科省、現場を知らない) | こちら東日本営業部

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いいよね。文科省は。
プログラミングができもしないお役人とか大学人が勝手に決めている。





しかも教えられる教員がいないという呆れる実態も。なのに3年後の入試に導入するのか。
バカ?
バカなんだな。


文科省、やってる感を出すために必死だな。
森保のメモみたいなものか。



そのメモ、何書いてるんだ?と話題になって久しいが、一瞬で攻守が変わるサッカーの試合中に監督がピッチから目を離すというのは致命的ではあるまいか。
考えがズレてるってことだ。

文科省も同じ。
デジタル化の時代だ。情報やプログラミングが重要なのは明らか。

でもね。よく考えてみようか。
そんな話は21世紀になった頃から言われているわけだよ。20年間何をやってたんだ?という話。

高校で教えるのはいいだろう。
しかしこれ以上入試科目を増やすのは生徒の負担が大きすぎる。誰しも一日は24時間しかないわけで。
増やすのなら思い切って他の科目を減らすことだ。古文と漢文をなくすとかね。
それはそれで批判が出るだろうから、増やすだけ増やしてあとは現場でよろしくっていうことか。
現場無視の官僚あるあるだな。

以前、民間の英語検定を導入しようと文科省主導で進めたらあちこちから批判されて頓挫したことがあったが、あれが実現できないなら他も無理だろう。
誤魔化して「情報」を入試に加えても、せいぜい基礎知識レベル。プログラミングができるようになるとは思えん。

たぶん、やりたい生徒はみずからやるよ。
IT技術者がみんな工学部出身でもないし、大卒というわけでもない。
作家は文学部卒とは限らないし、ミュージシャンが音大卒でもない。
ましてやデジタルのスキルはペーパーテストで測れるのはほんの一部。生徒と先生の負担だけ増えて得るものはほとんどないと思うぞ。


やるのなら大学が二次試験でやればいいのですよ。情報に限らず、とりたい学生の能力に応じた独自の問題を作ればいい。
などというと「問題が作れない」とか「採点が大変」とかいう事情があるらしい。
そんなの本末転倒だろ!と思うんだが。
大学の先生が力不足ならば、大学の看板を下ろすのが先なんじゃないですか?

だいたい大学の数が多すぎる。
生徒数は減っているのに定員は維持されたまま。
Fランなんてレジャー施設化した大学や、日大同様カネ儲けの装置になっている私大なんかバンバン潰せばよいのだよ。
補助金の無駄遣いが減らせる。


話がとっちらかってるが、要は文科省も大学も世間知らずの集まりだよね、という話。
デジタル化が一番遅れている職場だからな。