[ウイスキーの作り方92]ウイスキーの分類20
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今日はアイルランドのウイスキーアイリッシュウイスキーについてのお話
現在作っているウイスキー産地で最も歴史が古いと言われているのがアイルランドです
アイルランドからスコットランドにウイスキー作りが渡ったり
アイルランドからアメリカに渡ったりとウイスキー作りの原点のような場所になります
アイルランドで作られているウイスキーはスコットランドよりも飲みやすいウイスキーが多いです
これはピートを炊き込んでいないモルトを使って3回蒸留を行っているのがその要因です
アイリッシュウイスキーもスコッチウイスキーと同じようなルールが色々とあります
代表的なのはアイルランド国内)(北アイルランドを含む)で、蒸留、熟成をすること、木の樽で3年以上熟成しなければならないというのがあります
アイリッシュウイスキーの中にも色々と種類があります
・ピュアポットスティルウイスキー
・モルトウイスキー
・グレーンウイスキー
・ブレンデッドウイスキー
の4種類です
モルトウイスキー、グレーンウイスキー、ブレンデッドウイスキーはほとんどスコッチウイスキーと同じです
アイルランド独自のウイスキーとしては「ピュアポットスティルウイスキー」です
モルトウイスキーと同じように単式蒸留器で蒸留します
蒸留回数は3回
他のウイスキーと違うのは原材料です
大麦麦芽(モルト)の他に大麦、ライ麦、小麦などの他の麦も使います
ここがアイリッシュウイスキー独自の味わいを生み出しています
アメリカの禁酒法以降蒸溜所の数はどんどん減っていっときは3つの蒸溜所に集約されていました
・ミドルトン蒸溜所
・ブッシュミルズ蒸溜所
・クーリー蒸溜所
ですが、近年は日本と同じようにどんどん蒸溜所の数が増えています
キルベガン蒸溜所をはじめバスカーを作っているロイヤルオーク蒸溜所など色々と増えています
これからが楽しみな産地ですね
それでは今晩も良いお酒を
本日は定休日となっております
また明日からお願いします
Bar彩月庵
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