[ウイスキーの作り方91]ウイスキーの分類19 カナディアンウイスキー | 大宮 Bar彩月庵~Barの彩時記~

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[ウイスキーの作り方91]ウイスキーの分類19

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今日は昨日お話に出たカナディアンウイスキーについてのお話





カナディアンウイスキーはアメリカの禁酒法時代に大きく成長したウイスキー市場です


カナディアンウイスキーで1番有名な銘柄といえば「カナディアンクラブ」

何年もの間かナディアンウイスキーNo. 1の売り上げを上げています


このウイスキーも禁酒法時に売り上げを上げていました


アメリカに近いので国境を地下通路で通して密輸していた話は有名です


禁酒法時代には粗悪なウイスキーも多かったですが、その後法整備がしっかりとされ品質の高いものが販売されるようになりました


ウイスキー作りには熟成が必要なので長い時間がかかります


ですのでアメリカ国内では禁酒法が終わったからといってすぐに美味しいウイスキーはできません


そこで昔からウイスキーを作り続けているカナダのウイスキーがアメリカ市場に多く出回り5大ウイスキーの一角となりました


カナディアンウイスキーは「ベースウイスキー」と呼ばれる軽い風味のウイスキーと、味わいがしっかりとした「フレーバリングウイスキー」と呼ばれるウイスキーを混ぜて作る事が多いです


ベースウイスキーはトウモロコシ主体の原料を連続式蒸留機で蒸留し、樽で3年以上熟成させたウイスキーです


フレーバードウイスキーはライ麦主体の原材料を連続式か単式の蒸留機で蒸留して樽で3年以上熟成させたウイスキーになります


ブレンド後の原料比率でライ麦が51%以上ならライウイスキーと表記されます


変わったところではフレーバーとして香味液(ワインやブランデーなど)を加えるのも認められています


ここが他のウイスキーとは違うところですね

ただ実際に加えているかナディアンウイスキーは少ないようですが


他にもちょっと変わったかナディアンウイスキーもあります


世界初と呼ばれる「ホワイトウイスキー」

無色透明のウイスキーです


1930年代に販売されたのが最初ですが、このウイスキーは蒸留したてで無色透明といったわけではなくちゃんと樽で熟成されています


樽熟成をした後に活性炭で濾過をして無色透明にしています


カクテルにも使いやすいと思うので日本でも流通して欲しいですがなかなか見かけないですね


1991年からはカナダでもスコッチウイスキーと同じように作ったシングルモルトウイスキーも出てきました


これから色々と広がりを見せるかナディアンウイスキーに期待ですね


軽い風味がのウイスキーが多いのでハイボールなどにもピッタリです

もっと日本でも飲まれていいと思うのですがいかがですかね?


それでは今晩も良いお酒を

今日も18:00より和服姿でお待ちしております


Bar彩月庵

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野原ビル3階

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