[1日1カクテル367杯目]
いまだ、埼玉県内酒類提供の自粛要請が出ています。
ですので、おうちカクテルシリーズ。
今日ご紹介するのは、きっと一度は飲んだことのあるあのカクテルです。
《カンパリソーダ campari soda》
●スタンダードレシピ
・カンパリ 45ml
・プレーンソーダ 適量
・(レモンジュース、スライス お好みで)
居酒屋さんでもお馴染み「カンパリソーダ」。
カンパリはスーパーや町中の酒屋さんでもよく見かけますね。
カンパリはビター系リキュールの代表格。
ビターオレンジの果皮をメインに、キャラウェイ、コリアンダー、カルダモン、シナモン、ナツメグなど30種類以上のスパイスやハーブを使っているそうです。
それらを100℃で煮出したあとに、中性スピリッツを加え、アルコール度数69度で15日間タンク熟成されます。
ここに水、砂糖、アルコール、天然色素を加えてさらに1ヶ月熟成させて、濾過した後にボトリングされます。
ビターオレンジの皮がメインなのでオレンジとの相性も良いです。
カンパリソーダの時にオレンジスライスが入っている事が多いのもそのためです。
作る時のポイントとやや濃いめに作る事です。
カンパリソーダは薄めに作ってしまうと、カンパリが持っているものとは違う、特有の苦味が出てしまいます。
カンパリをサントリーが取り扱っていた頃、居酒屋さんで流行らせようとして色々なところに置いてもらいました。
ですが、まだこの頃はビターリキュール系のお酒がマイナーでした。
苦いリキュールというのは、なかなか馴染まない。
バイトの方が苦味を薄くしようとソーダの量を増やして出していたそうです。
そうすると、さらに苦味が強くなり悪循環になってしまったそうです。
その後、ビターリキュールが認知されてきたりとか、スプモーニの誕生があったりして、お酒を飲む方だったら誰でも知っているリキュールへとなりました。
それではご自宅でも濃いめのカンパリソーダをお試しください。
レモンを入れても美味しいですよね。
それでは今晩も良いお酒を。
埼玉県まん延防止等重点措置による酒類提供自粛要請に伴い5/31まで休業いたします。
またお会いできるのを楽しみにしてます。