[1日1カクテル332杯目]バックスフィズ  | 大宮 Bar彩月庵~Barの彩時記~

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[1日1カクテル332杯目]

昨日に引き続き、シャンパンとオレンジジュースを使ったカクテルをご紹介❗️


 《バックスフィズ Bucks fizz》

●スタンダードレシピ

・オレンジジュース

・シャンパン

→氷と共に材料を混ぜる。


ミモザと同じレシピというか、ほとんど同じレシピのカクテル。


このカクテルの始まりは「ミモザ」と同じです。

カクテルホントのうんちく話によると、

19世紀末、ボランジェというシャンパンメーカーが女性のお客さんから強すぎるとクレームが入り、オレンジジュースで割って作ったのが始まり。


その後、富裕層の女性の中で人気になりました。

当時はまだ「シャンパーニュ・ア・オランジュ(シャンパンのオレンジ割り)」と呼ばれていました。


その後、フランスに残りこのカクテルはミモザとなりました。

「シャンパーニュ・ア・オランジュ」はイギリスにも知られるようになりました。


イギリスの「ハーバード・バックマスター大佐」が第一次世界大戦が終わった1919年に開いた会員制クラブ「バックス」に紹介しました。


この頃はまだ「ボリンジャー・オレンジ」と呼ばれていましたが、1930年までにはバックスクラブのバーテンダー「マクガリー(マラシー、ポール、パットさんなど諸説あります。)」さんによって、クラブの名前を冠した「バックスフィズ」という名前になったそうです。


フランスの頃から名前がつけられた頃までは、シャンパンとオレンジジュースに加えて、グレナデンシロップなども入っていたそうですが段々と簡略化されていきました。


オレンジとシャンパンの香りが合わさった一杯をぜひお楽しみくださいませ♪


それでは今晩も良いお酒を。


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