[1日1カクテル303杯目]
女性にまつわるカクテルシリーズ。
今日ご紹介するのは有名なノンアルコールカクテルです。
〜シャーリーテンプル shirley temple〜
●スタンダードレシピ
・ジンジャーエール 適量
・グレナデンシロップ 1tsp
・レモン 適量
代表的なノンアルコールカクテルの1つ。
カクテル名のシャーリーテンプルとは1930年代に活躍したアメリカの子役の名前です。
この頃はアメリカで禁酒法が解かれたばかり。
大人たちはさまざまなところでお酒を楽しんでいました。
そこで、子供たちにも飲めるものをという事で、作られたのがシャーリーテンプルだったそうです。
シャーリーテンプル本人には無許可で作られたので、お酒の席で自分の名前が呼ばれているのに違和感を感じたそうです。
シャーリーテンプルは後に結婚し映画界を引退します。
結婚した後の名前はシャーリーテンプルブラック。
そこで、名前にあやかり、ジンジャーエールではなくコーラで作ったり、カルーアを加えたりジョニーウォーカー黒を使ったりとバリエーションが増えていったそうです。
関西でもカシスリキュール入りのシャーリーテンプルがよく飲まれているそうです。
色々と変わっていきますね。
シャーリーテンプル本人も、子役から始まり母となり、その後政治家になって、外交官として世界との窓口へと、変わって行きました。
お酒の飲めない方も、飲める方も楽しめる窓口になる「シャーリーテンプル」をぜひお楽しみください。
それでは今晩も良いお酒を。
緊急事態宣言に伴い17:00〜20:00の営業となります。
何卒ご了承ください。