[1日1カクテル148杯目] テネシーワルツ | 大宮 Bar彩月庵~Barの彩時記~

大宮 Bar彩月庵~Barの彩時記~

JR大宮東口にあるBar彩月庵のブログ。
~Barの話、酒の話、季節の話、埼玉の話~

[1日1カクテル148杯目]
芸術の秋。
ゆったりと音楽を楽しむのにも良い季節になってきました。
今日は音楽とカクテルのお話を。


~テネシーワルツ~
●スタンダードレシピ
・カカオリキュール 40ml
・グレナデンシロップ 10ml
・ソーダ 適量

名曲「テネシーワルツ」。1948年にレッド・スチュワートとピー・ウィー・キングの二人によって作られました。
1951年にパティ・ペイジによってカバーされ世界的に大ヒットを誇りました。

日本でも当時15歳だった江利チエミさんによって歌われこちらも彼女の代表曲となりました。

歌詞は恋人を奪われた女性の哀しみを歌っています。
‘’あるパーティーで恋人に、友人の女性を紹介したら二人はワルツを一曲踊る間に恋に陥り、私は彼を失った。”
というもの。


このカクテルは最初にきょくが発表された翌年1949年(昭和24年)当時日本バーテンダー協会(JBA)副会長だった長谷川幸保さんが「酒と音楽」4月号に発表しました。

戦後間もない1948年4月。
まだバーの営業は許可されていません。
営業許可がおりたのはこの年の5月です。

年末ごろから関西、中京を中心に大流行し全国へと広がって行きました。


このカクテルはとても甘い味わいです。
女性の恋心を表しているのでしょうか?

いまでは甘すぎるので、涙の様にグラスにレモンを落とし酸味を加えるレシピが一般的です。


ぜひお楽しみ下さい。
名曲と共にお楽しみ下さい。

それでは今晩も良いお酒を。
本日日曜日は定休日となっております。

Bar彩月庵
埼玉県さいたま市大宮区大門町2-25-2
野原ビル3階
Tel 048-782-8558
定休日 日曜日定休日(月曜祝日の時は月曜日) 
ホームページ http://bar-saigetsuan.com