12th Anniversary !!
皆さまこんにちは。相変わらずご無沙汰してしまいスミマセン。
さて本日、2009年11月26日、当店は12回目の開店記念日を迎えられることとなりました!これもひとえにお客様のご支援ご鞭撻の賜物と思っています、今後ともご愛顧頂けますよう、心よりお願い申し上げます。
そしてこのブログも開設から1年がたちました、ご愛読ありがとうございます。これからはもう少しフランクに書けるようガンバってみたいです、末永いお付き合いをお願いします。
では、また。
西麻布 The Real Bar RAKE 店主 くまざわ
醸造酒と蒸留酒の違い(2)
皆さまこんにちは、今回は「醸造酒と蒸留酒の違い」の第2回。
さて蒸留酒の製法ですが、アルコール発酵だけでできた醸造酒を蒸留器に入れて、アルコールと水分を分離していきます。
醸造酒であるワインやビールなどの中にあるアルコールを、
どうやって取り出すんでしょうか?それにはアルコールと水の
”沸点の違い”を利用します。
水は通常100℃で沸騰して水蒸気になりますよね?それに比べて飲酒用のエチル・アルコールは78.32℃で沸騰します。つまり醸造酒をヤカン(蒸留器)に入れて、注意深く火加減を78.32℃から100℃の間に保てば、注ぎ口から出てくる蒸気はアルコール濃度が高く、それを冷やせばアルコール度数の高い液体となり、水は蒸気になれずヤカンの中に留まるので分離できる!という仕組みなのです。読んで字のごとく、まさに蒸留!(詳しくはまたそのうちに・・・)。
そうやって造られた蒸留酒はほぼ無色透明で、ホワイトスピリッツと呼ばれるジンやウオッカなどは、タンクで数ヶ月間馴染ませてから瓶詰めされます。ウィスキーやブランデーは、樫(かし)の樽に詰めて数年から数十年寝かされ、その間にあの琥珀色を樽の木から受け取ります。
ちなみに欧米ではお酒に関する法律があって、ウィスキーなどはアルコール度数40度以上で瓶詰めしないとウィスキーと呼べません。また、アルコール度数が40度とか43度のモノは「加水」といって、あらかじめ水で割ってアルコール度数を調整してから瓶詰めされています。
いかがでしたか、文章だけでお伝えするには小難しいテーマでしたかね?でも、ちょっとだけお酒の知識を持って飲酒すると、より深い楽しみを感じられると思います。
最後にもう1つ、「アルコールは人間よりも先にこの地球上に存在していた」という真実の素晴らしさ!酵母に乾杯!!
西麻布 Bar RAKE 店主 くまざわ
醸造酒と蒸留酒の違い(1)
皆さまこんにちは、すっかり秋めいてきましたがいかがお過ごしでしょうか?今回は2回にわたって「醸造酒と蒸留酒の違い」をお話します。
まずはおさらい。以前のエントリー(http://ameblo.jp/bar-rake/entry-10172019313.html )でもお話しましたが、アルコールは酵母が原料の糖分を食べて造り出されます。それをそのまま飲むのが「醸造酒」(ワイン、ビールや日本酒等)、さらにそれを蒸留させた物が「蒸留酒」(ウィスキー、ブランデー等)となります。
果物の醸造酒であるワインは、摘んできたブドウを潰しておけば、酵母によって発酵が始まりますが、ビールや日本酒などの穀物の場合は、糖分をデンプンのかたちで持っているので、酵母に食べやすい大きさにするために「糖化」させてから酵母を入れて発酵させています。
こうやって酵母の力だけでできたお酒が「醸造酒」、そしてその醸造酒を蒸留すれば蒸留酒になるのですが・・・。
西麻布 Bar RAKE 店主 くまざわ