ワインー3
皆さまこんにちは。今回も備忘録、その3 (7 3 1999)
1) 1997 Chablis Les Clos DM Rene & Vincent Dauvissat AOC Chablis Grand Cru Classe
2) 1997 Rully Blanc la Bergerie VV DM Vincent Dureuil-Janthial AOC Rully
3) 1995 Meursault Clos de la Barre DM des Comtes Lafon AOC Meursault
4) 1995 La Conseillante AOC Pomerol Non Classe
5) 1995 Chambolle-Musigny Les Amoureuses DM Robert Groffier AOC Chambolle-Musigny 1er Cru Classe
6) 1995 Ch Lafite-Rothschild AOC Pauillac Medoc 1er Grand Cru Classe
今回も前半3つは白、後半3つが赤。白はブルゴーニュのシャルドネを北から南まで並べてその違いを比較。赤はボルドー右岸と左岸にブルゴーニュの有名一級畑で3種の高貴品種をテースティング。
1)はシャブリ最高の生産者の一人、ドーヴィサのトップキュベ“レ・クロ”。シャブリにある7つの特級畑の中でも筆頭にあげられる畑で、硬質感のあるキリッとしたライム、グレープフルーツの皮、青リンゴ等の酸味に白桃やアプリコットの多肉なフルーツの香りと白胡椒、ヨード、バターに蜂蜜の香りが乗って、味わいは熟したレモンやライムの皮の酸味にボリュームのあるボディが厚みを与えていて、余韻はジャミーなグレープフルーツに新樽からくるドライな酸味が良く出ています。このフルーツ~ミネラル~バターと変化していってトロみがある味わいは上質な生産者のシャブリに見られる遅摘みの効果ですね。
2)はシャサーニュ・モンラッシェ村の向かいにあるコートシャロネーズ地区の北側にあるリュリー村で最高の畑を持つ生産者で、“ベイビー・モンラッシェ”との評価を受けたワインを作っている「デュルイル-ジャンティアル」の特別キュベ。標高450m程の高い所に位置する畑で、真っ白な石灰岩で構成された土壌からのブドウを木製の大型桶で発酵させています。全生産量は8樽で新樽が3つ、1年樽も3樽、残り2樽は2年使った樽で仕込み、全ての樽のワインをテースティングして一番の出来のものを清澄・濾過なしで瓶詰めさせたもの。金色に輝く、中程度の香りを備えたワインでリンゴの皮や蜜、アンズ、ミント、白胡椒、シナモンなどの甘めなスパイスの香りに、フレッシュなグレープフルーツの酸と苦みの味わいのある、味わいより香りで甘味を感じるしっかりした酸味を持つ好印象のワインでした。でも流石にこの並びでは小粒感は否めなかったかな?
3)はムルソーのトップ2の生産者の片方であるコントラフォンの、一級畑に引けを取らない村名畑”クロ・ド・ラ・バール”!でもなぜかヴィンテージは'95、間違いなく’97より良い年なので嬉しいかぎりですがテースティングの趣向としては?でしょうか。しかしまだ(この時点では)’97は瓶詰めされていないと思われますし、仮にされていたとしてもその直後だとどうしてもテースティングしにくいですからね。
その味わいは濃縮感は強いがエレガントなもので、溢れんばかりの、複雑で豊かな、百合などの白い花、焼きリンゴ、ドライフルーツ、バター、焼いたパン、蜂蜜、シナモンに新樽由来のターメリックの香りも感じられ、フルボディーで豊満な、旨味であるブドウの皮の裏側の存在(シュル・リーによる)を感じさせてくれるコクのある素晴らしいワインです。
4)はメドック格付け2級に匹敵するポムロール村のシャトー・ラ・コンセイヤントでエレガントでバランスの良いワインを造り出し、’95のような当たり年にはさらに果実味が凝縮され、濃く滑らかでかつ気品のある夢のようなものを産出してくれます。テクニカル面では温度調整付きのステンレス製の桶で3週間の発酵、マロラクティック発酵後、新樽90%にて21ヶ月間の熟成を経て、清澄したのちフィルターにはかけずにボトリングされます。ブラックチェリーやカシス、完熟トマト、様々なハーブにシナモン、生肉、血、鉄、カカオ、トリュフやスーボアなどなど複雑な香り。ちなみにセパージュはメルロー70%、カベルネ・フラン25%、マルベック5%。
5)はブルゴーニュの最も有名な一級畑、レ・ザムルース(恋人たち)最大の所有者であるロベール・グロフィエの正にその畑からのワイン。濃縮され、驚くべきアロマの強さを持つワインはコールドマセラシオンで造られるブルゴーニュワインの代表的なもので、またその樽のセレクションもアリエ産のほかアルザスのヴォージュ産の物も組み合わせて使用していて、構造のしっかりした熟成向きのレザムルースです。赤い果実(チェリーやいちご)に干しぶどう、オリエンタルハーブ、クローブ、ウスターソースのような香りが特徴的でした。もちろんピノ・ノワール100%。
6)「全フランスワインの頂点に立つワイン」といわれるシャトーラフィットの1995年もの!(翌年にあんな記念碑的なワインを造るとは思いませんでしたが)長寿でエレガントで気品があり、その真価を発揮するまでは30年以上の熟成が必要といわれています。発酵はステンレスと木製の温度調整付きの桶で一日に2回ルモンタージュしながら18~25日間おこない、そのままマロラクティック発酵に入ります。100%新樽にて20ヶ月間の熟成後、伝統的な卵白を使って清澄し、軽く濾過されたのちボトリングされます。ラフィットの特徴的な焼きリンゴの香りにウットリするブラックチェリーの味わいと超細かいタンニンを持った素晴らしいワインでした。この’95のセパージュはカベルネ・ソービニオン75%、メルロー17%、カベルネ・フラン8%だそうです、30年後にまた飲んでみたいですね~。
いやはや「ワインってこんなに面白いモノなのか」と感じずにいられない回でした。それでは、
くまざわ
1) 1997 Chablis Les Clos DM Rene & Vincent Dauvissat AOC Chablis Grand Cru Classe
2) 1997 Rully Blanc la Bergerie VV DM Vincent Dureuil-Janthial AOC Rully
3) 1995 Meursault Clos de la Barre DM des Comtes Lafon AOC Meursault
4) 1995 La Conseillante AOC Pomerol Non Classe
5) 1995 Chambolle-Musigny Les Amoureuses DM Robert Groffier AOC Chambolle-Musigny 1er Cru Classe
6) 1995 Ch Lafite-Rothschild AOC Pauillac Medoc 1er Grand Cru Classe
今回も前半3つは白、後半3つが赤。白はブルゴーニュのシャルドネを北から南まで並べてその違いを比較。赤はボルドー右岸と左岸にブルゴーニュの有名一級畑で3種の高貴品種をテースティング。
1)はシャブリ最高の生産者の一人、ドーヴィサのトップキュベ“レ・クロ”。シャブリにある7つの特級畑の中でも筆頭にあげられる畑で、硬質感のあるキリッとしたライム、グレープフルーツの皮、青リンゴ等の酸味に白桃やアプリコットの多肉なフルーツの香りと白胡椒、ヨード、バターに蜂蜜の香りが乗って、味わいは熟したレモンやライムの皮の酸味にボリュームのあるボディが厚みを与えていて、余韻はジャミーなグレープフルーツに新樽からくるドライな酸味が良く出ています。このフルーツ~ミネラル~バターと変化していってトロみがある味わいは上質な生産者のシャブリに見られる遅摘みの効果ですね。
2)はシャサーニュ・モンラッシェ村の向かいにあるコートシャロネーズ地区の北側にあるリュリー村で最高の畑を持つ生産者で、“ベイビー・モンラッシェ”との評価を受けたワインを作っている「デュルイル-ジャンティアル」の特別キュベ。標高450m程の高い所に位置する畑で、真っ白な石灰岩で構成された土壌からのブドウを木製の大型桶で発酵させています。全生産量は8樽で新樽が3つ、1年樽も3樽、残り2樽は2年使った樽で仕込み、全ての樽のワインをテースティングして一番の出来のものを清澄・濾過なしで瓶詰めさせたもの。金色に輝く、中程度の香りを備えたワインでリンゴの皮や蜜、アンズ、ミント、白胡椒、シナモンなどの甘めなスパイスの香りに、フレッシュなグレープフルーツの酸と苦みの味わいのある、味わいより香りで甘味を感じるしっかりした酸味を持つ好印象のワインでした。でも流石にこの並びでは小粒感は否めなかったかな?
3)はムルソーのトップ2の生産者の片方であるコントラフォンの、一級畑に引けを取らない村名畑”クロ・ド・ラ・バール”!でもなぜかヴィンテージは'95、間違いなく’97より良い年なので嬉しいかぎりですがテースティングの趣向としては?でしょうか。しかしまだ(この時点では)’97は瓶詰めされていないと思われますし、仮にされていたとしてもその直後だとどうしてもテースティングしにくいですからね。
その味わいは濃縮感は強いがエレガントなもので、溢れんばかりの、複雑で豊かな、百合などの白い花、焼きリンゴ、ドライフルーツ、バター、焼いたパン、蜂蜜、シナモンに新樽由来のターメリックの香りも感じられ、フルボディーで豊満な、旨味であるブドウの皮の裏側の存在(シュル・リーによる)を感じさせてくれるコクのある素晴らしいワインです。
4)はメドック格付け2級に匹敵するポムロール村のシャトー・ラ・コンセイヤントでエレガントでバランスの良いワインを造り出し、’95のような当たり年にはさらに果実味が凝縮され、濃く滑らかでかつ気品のある夢のようなものを産出してくれます。テクニカル面では温度調整付きのステンレス製の桶で3週間の発酵、マロラクティック発酵後、新樽90%にて21ヶ月間の熟成を経て、清澄したのちフィルターにはかけずにボトリングされます。ブラックチェリーやカシス、完熟トマト、様々なハーブにシナモン、生肉、血、鉄、カカオ、トリュフやスーボアなどなど複雑な香り。ちなみにセパージュはメルロー70%、カベルネ・フラン25%、マルベック5%。
5)はブルゴーニュの最も有名な一級畑、レ・ザムルース(恋人たち)最大の所有者であるロベール・グロフィエの正にその畑からのワイン。濃縮され、驚くべきアロマの強さを持つワインはコールドマセラシオンで造られるブルゴーニュワインの代表的なもので、またその樽のセレクションもアリエ産のほかアルザスのヴォージュ産の物も組み合わせて使用していて、構造のしっかりした熟成向きのレザムルースです。赤い果実(チェリーやいちご)に干しぶどう、オリエンタルハーブ、クローブ、ウスターソースのような香りが特徴的でした。もちろんピノ・ノワール100%。
6)「全フランスワインの頂点に立つワイン」といわれるシャトーラフィットの1995年もの!(翌年にあんな記念碑的なワインを造るとは思いませんでしたが)長寿でエレガントで気品があり、その真価を発揮するまでは30年以上の熟成が必要といわれています。発酵はステンレスと木製の温度調整付きの桶で一日に2回ルモンタージュしながら18~25日間おこない、そのままマロラクティック発酵に入ります。100%新樽にて20ヶ月間の熟成後、伝統的な卵白を使って清澄し、軽く濾過されたのちボトリングされます。ラフィットの特徴的な焼きリンゴの香りにウットリするブラックチェリーの味わいと超細かいタンニンを持った素晴らしいワインでした。この’95のセパージュはカベルネ・ソービニオン75%、メルロー17%、カベルネ・フラン8%だそうです、30年後にまた飲んでみたいですね~。
いやはや「ワインってこんなに面白いモノなのか」と感じずにいられない回でした。それでは、
くまざわ
ワインー2
皆さまこんにちは、今回も備忘録を続けたいと思います。
では第2回(7 2 1999)
1) 1996 Chardonnay Estate Santa Cruz Mountains Mount Eden Vinyards AVA Santa Cruz Mountains
2) 1996 Yarden Chardonney The Golan Heights Winery
3) 1995 Les Plantiers du Haut-Brion Ch Haut-Brion AOC Pessac-Leognan
4) 1995 Clos du Marquis Ch Leoville-Las Cases AOC Saint-Julien
5) 1995 Ch Leoville-Las Cases AOC Saint-Jullien Medoc 2eme Cru Classe
6) 1994 Ch Haut-Brion AOC Pessac-Leognan Medoc 1er Grand Cru Classe
7) 1995 Ch Haut-Brion AOC Pessac-Leognan 〃
前3つが白で後4つが赤、前半はアメリカとイスラエルの大人気のシャルドネと本格派ボルドーブランの対比、ですがボルドーはクラス的にセカンドワインを持ってきています。後半はボルドーの格付けシャトー2種でChレオヴィルラスカーズの格違いとChオーブリオンのヴィンテージ違いのテースティングです。
1)はカリフォルニア州産の高貴で、複雑な、リンゴ、マーマレードやライチ、ロースト感のある香を持ち、やや多めの酸と濃厚な味わいで、樽香とピリピリ干上がる余韻を持つワインでした。新樽きいてますね~。2)は青リンゴ、グレープフルーツ、パイン、白い花の香があり、中程度のボディーのワイン。3)はさすがにオーブリオン・ブランのセカンド・ワインだけのことがあり、複雑でコクのある、バター、バニラ、ロースト香、きれいな酸の乗った比較的強くまろやかな味わいを持つものでした、おいしかったなー。
つづいて4)と5)はボルドーメドック地区、サンジュリアン村の2級格付け筆頭といわれるChレオヴィルラスカーズの同一ヴィンテージで格違い比較。4)のクロ・デュ・マルキはセカンドワイン(当時)と呼ばれていて、オリジナルのラスカーズの品質に達しないと判断された畑のブドウから作られています。複雑で非常に香りの良い、赤や紫のフルーツ、乳酸、インクや血などのミネラル感にブラックペッパーやエストラゴンのスパイシーさもあり、濃厚さを感じさせるアルコールやタンニンを持つワイン。5)はオリジナルのラスカーズで豊かな赤~黒系果実(ラズベリーシロップやカシスのコンフィ)に家畜小屋やタール、バター、インク、茶葉の香り、フルーツ感とまだまだ若いタンニンにアルコール感が相乗するとても余韻のながいワイン。'95というヴィンテージ的にも恵まれていますしね。
とりの6)7)は5大シャトーと呼ばれるボルドーの1級格付けの中の1つ、Chオーブリオンをヴィンテージ違いでテースティング。’94’95とも甲乙つけがたい出来映えの年です。6)は輝きのある濃いルビー色をしていて、豊かで甘いフランボワーズ、ブルーベリー、バニラ、ミントやピーマン、藁やタバコ、腐葉土、家畜小屋、鉄の香りに、赤~紫の果実味にコクのある、まろやかで、ざらつくタンニンに樽やモカフレーバーの乗った素晴らしい味わい。7)も中心は濃いルビーの色合いのだがリムはオレンジがかっていて、フランボワーズ~ブラックチェリーの赤~黒フルーツにオレンジやあんずの香りも仄かに漂い、やはりコクのある樽香にバニラの味わいを持つ、これまた素晴らしいワインですねー。
こうやって比べてみると’95のほうが構造がしっかりしていて閉じ気味、’94の方がオーブリオンらしいザラツくタンニンと土っぽい感じが良く出ていて旨味がありテースティングし易かったですね。ホントにチョッとした違いなんですが、チョッとした、ね。
それでは、
くまざわ
では第2回(7 2 1999)
1) 1996 Chardonnay Estate Santa Cruz Mountains Mount Eden Vinyards AVA Santa Cruz Mountains
2) 1996 Yarden Chardonney The Golan Heights Winery
3) 1995 Les Plantiers du Haut-Brion Ch Haut-Brion AOC Pessac-Leognan
4) 1995 Clos du Marquis Ch Leoville-Las Cases AOC Saint-Julien
5) 1995 Ch Leoville-Las Cases AOC Saint-Jullien Medoc 2eme Cru Classe
6) 1994 Ch Haut-Brion AOC Pessac-Leognan Medoc 1er Grand Cru Classe
7) 1995 Ch Haut-Brion AOC Pessac-Leognan 〃
前3つが白で後4つが赤、前半はアメリカとイスラエルの大人気のシャルドネと本格派ボルドーブランの対比、ですがボルドーはクラス的にセカンドワインを持ってきています。後半はボルドーの格付けシャトー2種でChレオヴィルラスカーズの格違いとChオーブリオンのヴィンテージ違いのテースティングです。
1)はカリフォルニア州産の高貴で、複雑な、リンゴ、マーマレードやライチ、ロースト感のある香を持ち、やや多めの酸と濃厚な味わいで、樽香とピリピリ干上がる余韻を持つワインでした。新樽きいてますね~。2)は青リンゴ、グレープフルーツ、パイン、白い花の香があり、中程度のボディーのワイン。3)はさすがにオーブリオン・ブランのセカンド・ワインだけのことがあり、複雑でコクのある、バター、バニラ、ロースト香、きれいな酸の乗った比較的強くまろやかな味わいを持つものでした、おいしかったなー。
つづいて4)と5)はボルドーメドック地区、サンジュリアン村の2級格付け筆頭といわれるChレオヴィルラスカーズの同一ヴィンテージで格違い比較。4)のクロ・デュ・マルキはセカンドワイン(当時)と呼ばれていて、オリジナルのラスカーズの品質に達しないと判断された畑のブドウから作られています。複雑で非常に香りの良い、赤や紫のフルーツ、乳酸、インクや血などのミネラル感にブラックペッパーやエストラゴンのスパイシーさもあり、濃厚さを感じさせるアルコールやタンニンを持つワイン。5)はオリジナルのラスカーズで豊かな赤~黒系果実(ラズベリーシロップやカシスのコンフィ)に家畜小屋やタール、バター、インク、茶葉の香り、フルーツ感とまだまだ若いタンニンにアルコール感が相乗するとても余韻のながいワイン。'95というヴィンテージ的にも恵まれていますしね。
とりの6)7)は5大シャトーと呼ばれるボルドーの1級格付けの中の1つ、Chオーブリオンをヴィンテージ違いでテースティング。’94’95とも甲乙つけがたい出来映えの年です。6)は輝きのある濃いルビー色をしていて、豊かで甘いフランボワーズ、ブルーベリー、バニラ、ミントやピーマン、藁やタバコ、腐葉土、家畜小屋、鉄の香りに、赤~紫の果実味にコクのある、まろやかで、ざらつくタンニンに樽やモカフレーバーの乗った素晴らしい味わい。7)も中心は濃いルビーの色合いのだがリムはオレンジがかっていて、フランボワーズ~ブラックチェリーの赤~黒フルーツにオレンジやあんずの香りも仄かに漂い、やはりコクのある樽香にバニラの味わいを持つ、これまた素晴らしいワインですねー。
こうやって比べてみると’95のほうが構造がしっかりしていて閉じ気味、’94の方がオーブリオンらしいザラツくタンニンと土っぽい感じが良く出ていて旨味がありテースティングし易かったですね。ホントにチョッとした違いなんですが、チョッとした、ね。
それでは、
くまざわ
ワインー1
皆さまこんにちは。
今回から新しく備忘録というテーマを作り、今までにテースティングしたワインを順番に紹介していきます。ワインに興味のない方には面白いものではないかもしれませんが、よかったらしばしお付き合いください。なお、どうしても文字数が増えてしまうのでサイズは小さめにしてあります。
では第1回(10 1 1999)
1) 1995 Vosne-Romanee DM Emmanuel Rouget AOC Vosne-Romanee
2) 1995 Nuits-Saint-Georges DM Emmanuel Rouget AOC Nuits-Saint-Georges
3) 1995 Vin de Pays des Bouches du Rhone Cabernet Sauvignon DM de Trevallon
4) 1994 Cote-Rotie La Mouline E Guigal AOC Cote-Rotie
5) 1994 Cote-Rotie La Turque E Guigal AOC Cote-Rotie
6) 1994 Cote-Rotie La Landonne E Guigal AOC Cote-Rotie
前半3本は後半の偉大なワインにつなげるためのセレクション。ルジェの村名2種(ピノノワール100%)とトレヴァロンのカベルネソーヴィニオン(60%)+シラー(40%)。村名とは言え、かのアンリジャイエの甥っ子であるエマニエルルジェのワインをこの並びでテースティングできたのはいい経験となりました。そしてトレヴァロン!当時ロバートパーカーJrが「人生最大の発見」といったとかで人気沸騰でしたからねー、懐かしいな~。
そしてギガルのトップキュベ3種揃踏み!!まだまだ未熟だった私の舌は圧倒されるばかりで、途中からテースティングになっていなかったような・・・。でもやはり、同一生産者、同一ヴィンテージ、畑違い(今回はセパージュも違いますが)のテースティングはとても勉強になりました。
ムーリンヌはコートブロンド(ブロンドの丘)産のシラー89%(樹齢60~65年)に白ブドウのヴィオニエ11%。テュルクはコートブリュンヌ産のシラー93%(樹齢13年)+ヴィオニエ7%。ランドンヌもコートブリュンヌ産のシラーでこちらは100%(樹齢10年)。すべて新樽で42ヶ月熟成。(樹齢はテースティング時点でのものです。しかし、改めて調べてみるとどうもこの限りではないような資料にも出くわしますが・・・)
ちなみにEギガルとはフランス・ローヌ地方最高の生産者のひとつとして有名で、中でもコートロティの「ムーリンヌ」「テュルク」そして「ランドンヌ」は極めつけ!特にテュルクは「死ぬ前に一度は飲め」とフランスのソムリエに言われる程の1本だそうです。
味わいはヴィオニエの比率が高いムーリンヌが優しく、シラー比率が上がるにつれ厳しいものになっていき、ランドンヌに至ってはいつ飲み頃を迎えるのか?というほどのパワーを感じました、でも確かにテュルクはウェルバランスド。
しかしこの3本ともビッグでパワフルで黒系の果実と黒っぽいスパイスの詰まった、長い余韻を持つとてつもないワインで、頭をハンマーでガーンとやられたような印象が残りましたね。一体今まで飲んでいたワインはなんだったのか、と。この後に何度も口にしてずいぶんこの大きさには慣れましたが、いまだに大きいワインの基準のひとつとなっています。
ではまた、
くまざわ
今回から新しく備忘録というテーマを作り、今までにテースティングしたワインを順番に紹介していきます。ワインに興味のない方には面白いものではないかもしれませんが、よかったらしばしお付き合いください。なお、どうしても文字数が増えてしまうのでサイズは小さめにしてあります。
では第1回(10 1 1999)
1) 1995 Vosne-Romanee DM Emmanuel Rouget AOC Vosne-Romanee
2) 1995 Nuits-Saint-Georges DM Emmanuel Rouget AOC Nuits-Saint-Georges
3) 1995 Vin de Pays des Bouches du Rhone Cabernet Sauvignon DM de Trevallon
4) 1994 Cote-Rotie La Mouline E Guigal AOC Cote-Rotie
5) 1994 Cote-Rotie La Turque E Guigal AOC Cote-Rotie
6) 1994 Cote-Rotie La Landonne E Guigal AOC Cote-Rotie
前半3本は後半の偉大なワインにつなげるためのセレクション。ルジェの村名2種(ピノノワール100%)とトレヴァロンのカベルネソーヴィニオン(60%)+シラー(40%)。村名とは言え、かのアンリジャイエの甥っ子であるエマニエルルジェのワインをこの並びでテースティングできたのはいい経験となりました。そしてトレヴァロン!当時ロバートパーカーJrが「人生最大の発見」といったとかで人気沸騰でしたからねー、懐かしいな~。
そしてギガルのトップキュベ3種揃踏み!!まだまだ未熟だった私の舌は圧倒されるばかりで、途中からテースティングになっていなかったような・・・。でもやはり、同一生産者、同一ヴィンテージ、畑違い(今回はセパージュも違いますが)のテースティングはとても勉強になりました。
ムーリンヌはコートブロンド(ブロンドの丘)産のシラー89%(樹齢60~65年)に白ブドウのヴィオニエ11%。テュルクはコートブリュンヌ産のシラー93%(樹齢13年)+ヴィオニエ7%。ランドンヌもコートブリュンヌ産のシラーでこちらは100%(樹齢10年)。すべて新樽で42ヶ月熟成。(樹齢はテースティング時点でのものです。しかし、改めて調べてみるとどうもこの限りではないような資料にも出くわしますが・・・)
ちなみにEギガルとはフランス・ローヌ地方最高の生産者のひとつとして有名で、中でもコートロティの「ムーリンヌ」「テュルク」そして「ランドンヌ」は極めつけ!特にテュルクは「死ぬ前に一度は飲め」とフランスのソムリエに言われる程の1本だそうです。
味わいはヴィオニエの比率が高いムーリンヌが優しく、シラー比率が上がるにつれ厳しいものになっていき、ランドンヌに至ってはいつ飲み頃を迎えるのか?というほどのパワーを感じました、でも確かにテュルクはウェルバランスド。
しかしこの3本ともビッグでパワフルで黒系の果実と黒っぽいスパイスの詰まった、長い余韻を持つとてつもないワインで、頭をハンマーでガーンとやられたような印象が残りましたね。一体今まで飲んでいたワインはなんだったのか、と。この後に何度も口にしてずいぶんこの大きさには慣れましたが、いまだに大きいワインの基準のひとつとなっています。
ではまた、
くまざわ