先日の日曜日は、今シーズンの開幕戦

「大阪マラソン」を走って来ました

 

朝6時に起床して、朝食にパンを一枚にバナナにカロリーメイト一袋を掘り込んで

トイレにに行ったが不発・・・・・・

 

七時の地下鉄に乗って大阪城に

今年からコースが変わって、荷物預けの場所が少し遠くなった

ゆっくりしている時間が無いので

直ぐに着替えて、アミノバイタルのゼリーを掘り込んでから

スタートブロックに行くが、階段渋滞も有り

遠くなったので、30分くらい掛かった

 

スタートしてからは、思っていた程の混雑では無かった

何時も通りに、五キロから十キロ位まではアップのつもりで

去年までのコースは、スタートしてからは下町に向かって行ったけど

新コースは造幣局や、大阪の中心部に向かうので、街中が綺麗

 

南森町を左折すると、いきなりショッカーの応援が!

聞いていなかったので、嬉しい

この後に事件が起きる!!!

 

四キロ付近だと思うが、突然左前のランナーが大声で誰かの名前を呼びながら沿道の方に

僕の目の前で急に方向転換して、脚を引っかけられた!

引っ掛けられた時のタイミングが良かったのか?悪かったと言うべきか?

たぶん少しだけ、身体が浮いている状態だったので、大転倒!!!! 

 

受け身をとれたと思っていたが、一回転して転がっているとき

脚がV字に開帳になって、後ろのランナーさんが見えた

後ろのランナーさんも、迷惑な話だろうけど

避けきれずに僕に、衝突!!

お陰で僕はあと半回転追加でゴロゴロ

慌てて立ち上がったが、横切ったランナーの姿は見失ったクソッ!

 

転倒なんて何年ぶりだろ、走って居るときの転倒なんて

記憶に無い

直ぐに走り出せたけど、右手は擦りむいたなぁって思いながら手のひらを見ると

グローブが破けただけだった

この時はダメージが無いと思っていた、たぶんアドレナイン効果だろう

 

だが走っていても、何かが違う感じ

だけど何が違うのか?判らない

でも明らかに何かが違う

 

五キロのマットに気付かす通過

御堂筋に入ってからも、何かがおかしい???

ハッキリと解るのが、1歩づつ着地する度に腰に衝撃がくる事だけ

腰痛の様な感じで、ゴンゴンとくる

 

そのまま御堂筋を南下

ど真ん中の本線を日頃には見れない、いちょう並木の景色を眺めながら

走るスペースも昨年と違って、十分に出来て来ている

 

次は千日前通りを大正に向かって

この辺りから脚だけで、走っている事に気付いた

上半身が猫背と言うか、腰から垂れ下がっている様なフォームになっている

前かがみで走っていることに,、気づいたんだけど

なぜか?身体が起こせない??

ついでに左の腹筋に、筋肉痛の様な痛みが

 

必死で身体を起こそうとするも、何故か起こせない

そうこうしている内に反対斜線には、トップ集団が!

さすが中本選手がトップと思っていたけど、後で聞くと全然ちがっていたんだ

 

10キロ通過、53:57

1回目の折り返して、3:45のぺーサーとの差を測ろうと思ったが

見付けれずに折り返してから、4:00とのペースメーカーさんの差を測ると10分弱くらい

 

まぁペースは予定通りな感じだけど

脚がこのままだと、最後まで絶対に持たないのは間違いない

意図的に落としながらも、体重移動が上手く出来ないし

なぜか上半身も使えない

脚だけで走っているので、もう脚が重く感じて来る

 

15キロを通過では、26:44

 

3回目の折り返しを過ぎて

20キロ通過、27:22

 

ハーフを通過

この辺りからもう脚が完全に、最後まで持たないと判っていた

 だけどこの先には、友達が応援に来ている

そこまではキチンと走っておきたい

必死で走りながら、探したけど側道は走れないので

沿道との距離が少し有って、見つけれなかった

 

この辺りからは、今日は日頃に出来ない練習「30キロのペーラン」のイメージに切り替えて走っていると

隣のランナーさんが声をかけてくれた

「転倒したんですか?」って

そうなんです、序盤に前を横切ったランナーに足を引っ掛けられたんでよ

 

「血が出ているので、転倒したんだなぁって思いました」「あしたの事を思うと、次の救護所で消毒位やっておいた方が良いですよ」って

エッ!ふと左肘を見ると流血してるやん

全然気付かなかった

 

お礼を言って、次の救護所に寄ることに

もう脚がピクピクしだしてきたので、屈伸を入れる為に分離帯に避難

もう30キロまでは無理かな?取り敢えず25キロ位までは粘りたいと

思いながら、次は千日前通りを東方面に

 

だけど一度止まってしまっていたからなのか?もう歩きだす始末

何とか25キロ通過、30:05

 

松屋町筋に入って、南方面に進んでいくと

救護所が現れたので

飛び込んで肘を見せながら、消毒して下さいとお願いすると

帰って来た答えが「治療は何も出来ません!」「消毒も有りません」っと凄く上から目線で横柄な返事が

エッ!何もしてくれないんですか?と聞くと

またもや横柄な感じで「出来ないと言ったでしょ」って

 

そしたら後ろからゼッケンと名前を申告して下さいと、ボランティアスタッフから言われて何がなんだか?

何もして貰って無いですよ

と言っていたら、別の救護の方が消毒は在りますよ

出来ますからと言って、個別に包まれている消毒用の綿棒みたいな袋を破ってくれました

お礼を言って、走り出そうとすると

 

絆創膏も貼っておきましょ。脚のほうは消毒だけにしておきますね

エッ!脚??

見てみると左膝からも出血しているやん

ここまで全然気付かなかった

再度お礼を言って救護所を後に

 

ふたたび走り出すと、2回目の謎のショッカーの応援が、有りがたい

「ペースがおかしい」って言われたので

転倒して身体が動かないと言い訳

あべのハルカスを見て折り返し

 

この後に4:00のペースメーカーさんに、追い付かれたので暫くは着いていくけど

やっぱりダメでした

この先には、まいどエイドが待っている

色々な食べ物が振る舞われている

 

今まで大阪マラソンの名物だったけど、1度も立ち寄らせて貰ったことが無い

転倒も初体験だが、まいどエイドも初体験

此処でふと思い出した、巷で流行っている走るレポートよりも食レポのマラソンが在ることを

 

「まいどエイド」を過ぎると、鶴橋の交差点

此処で左に行けば、大阪城まで2キロちょっとでDNF

右に行けば完走ルート

さぁさぁどうする、俺

後悔するのも嫌なので、右ルートを取ったけど

 

30キロ通過、47:46

直ぐに後悔することに

少し前から気になり出した、股ヅレが酷くなってきた

こんかい使用したパンツは、ファイントラックの高級なパンツ

汗などの水分は外に出すが、中には戻させない特殊な生地で出来ている

晴れている日は、どうでも良いが

雨の日には重宝するだろうと、以前から買っておいたが1度も使ったことが無い

 

次の救護所でワセリンを貰おうと寄ると、無かった・・・

でも腕に張っている絆創膏が、剥がれ掛けているので

ガーゼを当てましょうか?と言ってくれたので

張り直して頂きました

 

この辺りはもう何百回と、走っているので回りに何が在るのか解っている

近くの駐車場で、車が一杯の所を見つけた!

コースを外れて、これも初体験!!!

車と車の間の陰で、こそっとランパンを脱いで

パンツも脱いで、ランパンを履き直す

此処からは、ノーパン状態

 

四天王寺では、3回目の謎のショツカーの応援を受けて

一緒にいた、たぶんホラパスのメンバーさんかな?67歳って言っていたかな?

暫くは一緒に走っていたが、先に言って貰う

後は37キロ付近に待たせている、友人の所まで行かなければ

 

35キロ通過、48:29

此処からは沿道との距離が近いので、応援を受けるのが愉しい

大阪ならでの応援、沿道の施設エイドのフルーツなどを頂きながら

ちょろっと会話もしながら、「ありがとう」と言いながら

なんとか友人の処まで、たどり着いて

待たせて、ごめんなさい

 

40キロ通過、46:12

環状線の効果を潜る手前には

「歩いたら、どつく」「止まったら、しばく」と

大阪人らしいプラカードで、応援してくれている人が居たので

ユックリ走っているフリをして、「これなら大丈夫ですかぁ~」と

おちょくってみると

「そんな余裕が有るんだったら、早よ行け」っと、怒られてしまった

 

ゴール手前の41キロ過ぎからは、道幅が狭くなるので

混雑するかなと想像していたけど

ボリュームゾーンの、この時間帯でもストレスなしで走れた

 

ストレスどころか、大阪城が綺麗に見えて凄く良かった

来年は此処を、気持ちよく走り抜けたいものだ

来年も抽選に当たるつもり

 

何とかゴール、18:18

トータルで4:58:59でした

 

帰って来てから銭湯で鏡を見ると

右手の平、右肩、右腰、左膝、左脇腹、左背中が腫れていた

初体験だらけの「大阪マラソン」は、なんやかんやで終わった感じ

でも愉しんで走れた!!!

 

貴方にとってチョットでも、良い事が有ればなぁ~

なんて思っている

大阪の下町、平野のバーテンダーでした