京橋駅のホーム地下線化を含むリニューアル構想が協議されるとか。
確かに大都市のターミナル駅とは思えぬゴチャっと昭和な京橋駅。でもそれが魅力なんやけどなぁ...。
今のところ完成予想は2053年。
グランシャトーが高層化する頃には72歳、鈴木です。
明日6月30日(月)は店休日。
今週のお休みは月曜日のみ。
7月1日(火)は営業しますよ‼︎
週のオススメはオールドボトル!
当店では毎月第1週を「オールドボトルの週」と定め、オープン以来コレクションしたオールドボトル(1980年代以前流通の終売品を中心とした洋酒達)から一本、お値打ち価格で提案しております。
今週は80年代前半に日本向けにボトリングされた、甘くリッチなホワイトホースを!
ホワイトホース エクストラファイン 1980年代前半流通品
¥1300/shot
「オールドボルらしさ」を顕著に感じる80年代ブレンデッドスコッチ。
中でも『これぞ‼︎』な一本を御用意致しました。
1881年ピーター・マッキーが生み出したオリジナルブレンドウイスキーは、彼の故郷であるエディンバラ城近隣の「白馬亭(ホワイトホースセラー)」の名で発売されました。
ラベルに描かれるホワイトホース は白馬亭の看板だそうな。
白馬亭はスコットランド軍の定宿であり1745年のジャコバイト蜂起の舞台。
スコットランド人にとって『自由と独立』の象徴なのです。
暫くはホワイトホースセラーの名で販売されていたが、1960年以降「ホワイトホース」と改名。
スクリューキャップをいち早く導入するなど、常にスコッチ業界を牽引続けたホワイトホース。
現在もあらゆる国のあらゆる酒場で愛飲されています。
勿論、ロイヤルワラント(英国王室御用達)は取得済み。
1980年代には三種類の日本限定商品が発売される。高度成長期のJapanが如何に重要な市場だったのかを物語っていますね。
「ホワイトホース・エクストラファイン」は、その一つ。
ホワイトホースはアイラ島の「ラガヴーリン」、スペイサイド地方の「クライゲラヒ」や「グレンエルギン」等のシングルモルトウイスキーを原酒としますが、この一本はグレンエルギンをメインにブレンドされているそう。
83年〜90年代迄販売されたウイスキーですが、輸入・引取先がジャーディンである事、表ラベルに通関コードが書かれている事から発売当初の物であると推測出来ます。
ピートを含んだハチミツや黒胡椒の香り、オイリーでナッティでふんだんなモルトの味わい。
そして、80年代らしい永い永い余韻。
勿論ストレートがオススメですが、ロックでもハイボールでも充分楽しめそう。
モルト比率の高さと原酒の素性の良さ。
ブレンドの素晴らしさ。
良き時代の良い酒。