明日からのオススメは北海道のピートウイスキー「厚岸」最新作! | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

BAR white L(ホワイトエル)のブログ

天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

今週は宮城県を訪れました。



快晴の日本三景・松島



鳴子温泉の秘湯、「うなぎの湯・琢ひで」にて一泊。



化粧水超えのトロ湯かつぬる湯、そして心地良い硫黄香。館内全ての湯が加水加温消毒無しの源泉掛け流し。個人的には人生最高レベルの泉質で大満足。



翌日は仙台で一泊。
当然牛タン。御常連様に教えて頂いた「司」でランチ。



美味い。



日本人なら一度は立ち寄り知るべき、震災遺構を巡り



多くを学びました。



夜は当然国分町で飲み歩き就寝。





東北も残すところ山形と福島のみ。

秘湯・名湯、文化・歴史、北国には未知が溢れています。年内東北制覇を目論む、鈴木達郎です。


明日からの「週のオススメ」をご紹介!
厚岸のブレンデッド、やっちゃいますよー‼︎



厚岸 穀雨(こくう)
¥2700→¥2200

圧倒的クオリティと希少性から、開かれた市場では先ず定価で手に入らぬ北海道のスモーキーウイスキー、厚岸。その最新作を抜栓しました。
あっ、勿論正規料金で仕入れておりますので御安心を。
今回は週のオススメとして更にお値打ち価格でお届け致しますよ!

北海道は道東。
釧路から東へ50km、美しい湿地帯に囲まれた海岸沿の町「厚岸(あっけ)町」。
2016年この地に新しいシングルモルトウイスキー蒸溜所がオープンしました。
その名も...

「厚岸蒸溜所」

食品原材料の輸入商社・堅展実業株式会社がオーナー。
厚岸蒸溜所のコンセプトは

『日本のアイラモルト』

スコットランド・アイラ島と同等の環境を求め、この地が選ばれたそうな。

何せ厚岸町は

「冷涼湿潤な加工」を持つ、「泥炭層」に恵まれた、「牡蠣の名産地」。

もう、アイラ島そのものですよね。
ウイスキーは『人』と『自然』が造り上げる物ですから、ハード面は完璧。
蒸留器もフォーサイス製のラガヴーリンに似た形状のポットスチルを導入しています。

残るは『人』。

蒸溜所長兼マスターブレンダーは立崎勝幸氏。
茨城大学農学部修士課程卒業後、乳業メーカーに就職。厚岸蒸溜所立ち上げ時に転職し蒸溜所長に任命されました。「イチローズモルト」の秩父蒸溜所で研修を受ける等ウイスキー造りは学んだそうな。
厚岸のピートや北海道産の大麦を使用したり、地元の野イチゴから抽出した酵母を発酵に用いる等、かなり意欲的にウイスキーに向き合ってられるご様子です。
北海道産のミズナラ樽も使ってますよ。
激しい寒暖差故に熟成スピードも早いとか。

そんな厚岸がリリースする「二十四節気シリーズ」。
一年を二十四で割った際の季節の名称で発売されるウイスキーで、3ヶ月に一度のペースで発売されます。
今回が第15弾!
厚岸はブレンデッドウイスキーとシングルウイスキーを交互にリリースしておりこの一本はブレンデッドウイスキーにあたります。
モルト比率が50%を越える、所謂「クラシックブレンド」で、現在ではかなり贅沢過ぎてあまり見かけない製法です。勿論モルトウイスキーは厚岸のスモーキー原酒のみ。グレーンウイスキーについては情報ありません。以前はスコットランド産のニューメイクを輸入し厚岸で熟成させた物を使っていたので、今回も同じか?誰か教えてくれ( ̄▽ ̄)

レモンとバタートーストと黒糖。
その後柔らかいハチミツの甘味。
香りから余韻まで一貫した『強く丸い』ピートスモーク。

あぁ、今回も見事やわ。
高いけど、見事やわ。
ブレンデッドならではの複雑で調和されたスモーキーウイスキー。決して≦シングルモルトウイスキーでは無い。唯一無二の世界。

このウイスキーが日本で生まれた事を誇りに思いたい。



当店が保有する「厚岸」達。私、実は結構このウイスキー好きで(高いけど...)、リリースの度に手に入れております。ご興味ある方は何時でもどうぞ‼︎

ジャパニーズウイスキー(今回は海外原酒ブレンドされとるけど)クオリティを象徴する一本をお楽しみ下さい!