週のオススメ!スリーリバースのデュワーラトレー・カリラ14年‼︎ | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

不本意ながら、先週から病院通いの日々。
40代、そろそろ「持病」を抱える歳ですね。
初めて大掛かりな検査を受けた。
また一つ大人の経験値が増えました。
しかし何回刺されても注射は嫌いです。
ただ「慣れる」のを待つのみ。
苦痛への順応は早い方、な筈。鈴木です。


月曜日からの週のオススメをご紹介!
今回は素晴らしいシングルモルトウイスキーを御用意致しました。



A.Dラトレー カリラ2008 14年 FOR スリーリバーズ 54.1%
¥2600→¥2200/shot

久々のボトラーウイスキーのご紹介。

「A.D ラトレー」、通称「デュワーラトレー」は1868年にアンドリュー・デュワー・ラトレーが創業したウイスキーの正規販売代理店。
1938年にはウィリアムウォーカー社に買収され、以降紆余曲折を経てウォーカー家と婚姻関係にあるモリソン家へ所有が移りました。
モリソン家と言えばボウモア・グレンギリー・オーヘントッシャン蒸溜所を運営してきた名門。
上記蒸溜所達(モリソン・ボウモア・ディスティラーズ社)は1994年にサントリーに売却されましたが、その後もインディペンデントボトラーとしてスコッチ業界の中核を担ったモリソンファミリー。2017年にはローランド地方でアバラーギー蒸溜所を開設し再びウイスキーメーカーの道を歩み始めました。

デュワーラトレーはそんなモリソンファミリーが運営するボトラーズブランドです。
スコットランド中の蒸溜所と深い関係を持つ一族ですから、素晴らしい原酒を保有するのは当然。

リリースは散発的ですが総じてクオリティが高く、モリソン家がこのブランドを大切にしているのが良く分かる。
特に『カスクコレクション』は秀逸です。



デュワーラトレーからは、デュワーラトレー以上のウイスキーしか発売されない!

この一本も然り。

「デュワーラトレーがスリーリバーズ(日本の超人気インポーター)向けにボトリングされたカスクコレクションシリーズのカリラ14年」

一部マニア達はこの情報だけで迷わず『じゃあ、飲む』となるでしょうね( ̄▽ ̄)

バーボン樽で14年熟成。

以前11年物がリリースされたのですが、同じ原酒の+3年熟成品です。
既に完成品の域に達したカリラを更に深めた逸品!

磯・海藻・バニラ・麦・グレープフルーツ。
全ての要素が個々に独立して存在し、変化と共に顔を見せる。
長熟アイラ一歩手前の、ハッキリした火災と調和が両立した絶妙なバランスの一杯です。

アイラモルトの頂きの一つ、と言えるのでは?

ちょいと高級品ですが、その価値ある「本物」です。

御賞味下さい‼︎