来週のオススメはアラヒーのピートタイプ「ミークトール」! | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

先週は小豆島を訪れました。



神戸発の新造フェリーでテンション上がって個室を予約!



部屋のテラスから眺める明石海峡大橋が



絶景!



『醤の宿』で名高い島宿・真里にて



醤油尽くしに舌鼓をうつ



訪れる度にアート(?)が増える小豆島



片道3時間のプチ船旅、満喫致しました。



とにかく「島」が好き、鈴木です。


来週のオススメをご紹介‼︎

先日リリースと共に一瞬で市場から消えたレア酒。

当店も一本のみ納品されました。

かのビリーウォーカーが手掛けた新しいピートタイプのシングルモルトウイスキー。



ミークトール・ザ・シェリーワン 5年

¥1500→¥1300/shot


ウイスキー界の殿堂入り職人であり、現代を代表するシェリー樽の担い手「ビリーウォーカー」が営むスコットランド・スペイサイド地方のシングルモルトウイスキー蒸溜所「グレンアラヒー」から遂にピートタイプがリリースされました。


「ミークトール」とはゲール語とスコットランド古語を組み合わせた造語で、『大いなる追求』を意味します。

この一本は正にビリーウォーカーの大いなる追求の結晶。


麦芽のフェノール値、何と95ppm! 

ただしメインランド島・セントファーガソン産のピートを使用する為、アイラ島のピートと比べヨード香や塩気は穏やか。

ピートは海藻を含む程薬品臭が強まりますから、何処で採取されたかが重要なのです。

つまりピート香=ヨード香は誤り、って事‼︎


蒸留前の発酵過程に160時間を要する事で、フルーツやバタースコッチ、ハチミツのフレーバーを引き出しているそうな。

ちなみにグレンアラヒーでピートタイプのウイスキーが製造されるのは年間でたった6週間。

手に入らん訳だわ...。


今回はピートの特徴が顕著に感じられる5〜8年熟成の原酒を用いて、樽別に以下の3種類のミークトールがリリースされました。


バーボン+ライウイスキー樽熟成の「オリジナル」

バーボン樽熟成後、ペドロヒメネスとオロロソの2種のシェリー樽で追加熟成させた「ザ・シェリー・ワン」

同じくバーボンバレル熟成後にチンカピン樽で追熟する「ザ・チンカピン・ワン」


さぁ、どれを仕入れる?


そりゃあなた、シェリーに決まってる。


ビリーウォーカーのウイスキーだもの‼︎


ダークチョコレート・焦がし砂糖・ドライイチジクと言うシェリー樽熟成を象徴する甘苦いテイストと、仕上がり35ppmの爽やかな燻香と木のフレーバーが非常にバランス良く調和された逸品。


決して『優雅』なウイスキーでは無いが、スコッチらしい個性を余すことなく味わえる。


伝説のウイスキープロデューサーが手掛けし新しく真っ当なシングルモルト、お楽しみあれ‼︎