4月からは年中無休営業!1日〜の「週のオススメ」は1980年ボトリングのカナディアンクラブ‼︎ | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

明日から当店は年中無休営業に復帰致します。
月曜日も火曜日も看板を灯せる。
何となく足が向き、何となく引いた扉が常に開く。それか私の理想とするBAR。
気負わず、温かく、ほんの少し背筋を伸ばし、心を崩す。そのカウンターには常にプロのバーテンダーが立つ。
『身近で温かいオーセンティック』を理念に17年目、商店街のバーマースター、鈴木です。

毎月第1週はオールドボトルをお値打ち価格でお届け。
今月は1980年流通のカナディアンクラブ!
毎年必ずご紹介する大好きな一本です。
個人的にスタンダードウイスキーこそオールドボトルの真髄。現行品と比べ圧倒的に深い味わいを持つ物が多い。



カナディアンクラブ1980年流通品
¥1300/shot

トウモロコシ原料のライトな原酒とライ麦原料のスパイシーな原酒を組み合わせる事で、スムーズな味わいと心地良い甘味が生まれ、それでいて深いコクを併せ持つ、カナディアンウイスキー。

中でも最も人気の高い銘柄がカナディアンクラブ。酒場での愛称は「CC(シーシー)」。
このブログでもCCと呼ばせて頂きます。

1858年発売。
通常3年熟成から商品化されるカナディアンウイスキーですが、CCは最低でも6年以上熟成を経た原酒のみを使用。「ヒーテッドウェアハウス」と呼ばれる熟成に適した温度(18〜19度)を常に保つ熟成庫で保管される為、年数以上の熟成感が特徴です。
かつ多くのブレンデッドウイスキーが一定期間樽熟成させた原酒をブレンドするのに対し、CCは蒸留直後の原酒を初めからブレンドし樽熟成させる(プレ・ブレンディング)。
これらの手法を用いるのは、カナダではCCのみ。

幾つものこだわりが、メロー&スイート&スムーズな「カナディアンクラブ」を造り上げるのです。

勿論そのキャラクターは現行品にも受け継がれています。

しかし...

やはり生産量の違いか、現行品に比べ1980年代以前のCCの方が、圧倒的にスムーズで甘みが深い。
とにかく「雑味が無い」。

いや、現行品も充分クリアなお酒なんですけどね...。 

スムーズ、スイート、メロー。
立ち位置は変わらず。
しかしそれ以上の味と香りを持つ。
間違い無くCC。
だが、CCを超えるCC。



御堪能あれ!