1月22日(月)23日(火)は店休日。24日(水)〜のオススメはニセコの日本ハッカジン! | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

ルクアにIKEAがポップアップストアをオープンするとか。
つまり期間限定営業。何だか最近カタカナがややこしい。アルファベットじゃ駄目なのか?
LUCUAにIKEAがPop up StoreをOpen。
うーん、じゃあ全部英語で良いよな。
日本人の英語力の低さはカタカナが原因やと思う。
便利過ぎるもの。世界中の言語を日本の文法で表現可能。
トゥモローはホットスプリングにエイムしてトラベル、鈴木です。

明日1月22日(月)23日(火)は店休日を頂きます。
24日(水)〜のオススメは先日発売されたばかり、北海道の限定ジン‼︎



オホロジン ニホンハッカ
¥1400→1200/shot

当店取扱いジャパニーズジンの中で『クリア系』不動のレギュラー、オホロジンの限定品です。
そう言えばオホロジンの説明を怠っていましたね。改めて御紹介します!



2021年10月、北海道ニセコ町にウイスキーとジンの蒸溜所、「ニセコ蒸溜所」が開設されました。
運営は新潟の八海醸造株式会社。
そう、あの清酒「八海山」を手掛ける大正11年創業の大手酒造メーカーです。実は2016年にウイスキー製造免許を取得しており、洋酒業界への参入を虎視眈々と狙っていたとか。2018年にはオリジナルビールも発売してますね。

自社工場内で蒸留器だけ購入すれば製造は可能ですし、八海山ブランドも使える。
実際、総合酒類メーカーが自社内に設備だけ購入して「蒸溜所」を名乗るパターンが多い。
しかし八海醸造は遠く離れたニセコ町に一から新しい蒸溜所を設立しました。
うーん、素晴らしい。覚悟が違う。
日本酒の名酒蔵だからこそ、その酒その酒に適した環境を重視した、という事でしょうか?
そういう事にしておきましょう。

ともあれウイスキー蒸留用にフォーサイズ社製ポットスチルを、ジンの蒸留用にはホルスタイン社製のハイブリッド蒸留器を導入し、現在フル稼働中です。ウイスキー造りには樽熟成の行程がありますので、未だ商品は販売されておりませんが、恐らく今年中にはリリースするでしょう。
新しい『真っ当なジャパニーズウイスキー』の誕生、ワクワクしますね‼︎

そんなニセコ蒸溜所のジンが「オホロジン」なのです。
オホロとはアイヌの言葉で「続く」を意味する。
ニセコアンヌプリの伏流水を仕込み水に、ハイブリッド蒸留器の単式部を用いて造られるとか。
ちなみに...
ニセコ→切り立った崖
ヌプリ→山 
つまりニセコアンヌプリ=絶壁にある山。
アイヌ語で正確にはニセイ・コ・アン・ヌプリと呼ばれるニセコ連峰の主峰です。
アイヌ語難しい...。
「オソマ」しか知らん。

とにかく澄み切った軟水と13種のボタニカルを原料にオホロジンは生み出される。
原酒は醸造アルコールとの情報あり。では廃糖蜜か?まぁ一般的にラムと呼ばれるモノです。

スタンダード品のボタニカルは、

自社栽培されたニホンハッカ
同じくニセコ町産のヤチヤナギ(別名エゾヤヤモモ。ホップに似た形状の植物)
ジュニパーベリー
オリスルート
リコリスルート
アンジェリカルート
コリアンダー
カモミール
グレープフルーツ
柚子
オレンジ
ライム
レモン

フルーツピールは蒸留器内のバスケットに入れ気化したアルコールを通過させるヴァイパーインフュージョン(ボンベイサファイア等と同様の製法)で、それ以外のボタニカルは浸漬法で抽出。

まぁとにかく「綺麗」なテイスト。
清流の如きクリアな酒質と穏やかに調和された各種ボタニカルの風味が本当に心地良い。
「クリア系なジンのソーダ割り」的なオーダー、最適解の一つです。今日迄も今日からも重宝するハイクオリティなジン。

そんなオホロジンの限定品がこの一本!

ボタニカルからヤチヤナギを除き、ニホンハッカを強化した逸品。

明らかにミント。
いや、違う。
これは「ハッカ」だ。
一瞬で吹き抜ける清涼感。鮮烈。

ミントとハッカは違うんだ。
そんな事に気付かされるこのジンもまた、「オホロジンクオリティ」。ニセコの恵みが育んだニホンハッカの魅力を余す事なく伝えてくれます。

ニセコ連峰から吹き下ろすハッカの風、南森町に届きました。
御堪能あれ!