ビアガーデンの季節ですね‼︎
ちょいリッチなホテルではシャンパンガーデン!
もうちょいネジを外せばナイトプール‼︎
共通項は「屋外」。暑さに身を晒し、冷えた酒を流し込む人間の業。
業に生き、業に生かされる。酒場の主人、鈴木です。
来週は少し変則でして...
明日7月9日(日)、7月10日(月)
と連休を頂きます。
日曜日休むの、本当に久しぶり。
しっかり心身を整えて参ります。
11日(火)〜の「週のオススメ」は、純国産薬草リキュールを御用意致しました!
リリース後即完売のレアリキュール。
それは日本の『エリクサー』!
スカーレット ヴェルデアマーロ
¥1100→¥900/shot
通称『緑のアマーロ』。
アマーロとは「苦い」を意味するイタリア語。
苦みを伴うイタリア産薬草リキュールの総称でもあります。
しかしこの一本は純国産!
神奈川県・相模湖畔に建てられた築100年以上の元旅籠の古民家を改装しリキュール製造する、「伊勢屋酒造」の逸品。旅籠時代の屋号『伊勢屋』を受け継いだそうな。操業は2020年。今のところ蒸留設備は持って無い様なので、リキュール専門メーカーですね。
代表を務めるのは元バーテンダーの元永達也氏。
渋谷のバー「Caol Ila」、新宿の「ベンフィデック」その他台湾や中国の名門バーで10年修行を積んだバリバリの経歴を持つバーテンダー 。
その後ヨーロッパを周遊しリキュールに魅せられ、造り手側に転身した熱い男です。
あ、ちなみに大阪出身です( ̄▽ ̄)
伊勢屋酒造の古民家もバーテンダー時代の師匠の実家だそうで、真面目に働いてなきゃそんな話にはならんやろうし良い男なんでしょうね。面識無いけど。
同社の主軸商品「スカーレット アマーロ」は、ハーブの栽培から瓶詰め迄全て手作業で行う古典的な製法で、生産数はごく僅か。中々入手困難なリキュールです。
通常品は自社栽培した10種のボタニカル(ハーブやスパイス)に国内外から購入したボタニカルを合わせ、桜尾(広島)のベーススピリッツに漬け込み、イチローズモルトや嘉之介など名だたる蒸溜所のウイスキー樽で熟成させた物。
何だか凄いです。「日本」が詰まりまくっとる。
ビターで豊かな味わいを持つルビー色の極上酒。
しかし今回ご紹介の一本は「ヴェルデ(緑)アマーロ」。昨年少量発売され一瞬で売り切れた、緑のアマーロ‼︎
違いは色だけじゃ無い。
ヴェルデアマーロは「越後薬草」とのコラボリキュール!自然界の野草と発酵の力を組み合わせた商品を研究開発続ける新潟の健康食品メーカー。近年ジンやアブサンも手掛け、ヨモギを中心とした深い味わいが高い評価を得ています。
当店でもジン、アブサン、取り扱ってますよ。
そんな越後薬草の野草味溢れるスピリッツをベースに、ニガヨモギ・セージ・レモンバーム・ファンネル・ルバーブ・松の葉・桑の葉・タンポポの根・コゴミ・スイバ等の畑で収穫した薬草を中心に38種のボタニカルを漬け込んで造られます。
ボトルにも漬け込まれてますね。
ニガヨモギ?
口に含むと微かな甘みと爽やかな苦味が心地良い、何とも品の良いアマーロです。
初夏の草原を吹き抜けた風がそのままグラスに落ちた様な...。
とにかくフレッシュで明るい香り、味わい。
「ジャパニーズ・シャルトリューズ」の異名を持つそうですが、個人的には唯一無二の立ち位置を感じる。
ラベルの下には
「まいどおおきに ほんまもんエリクサー」
とローマ字表記が。
東京で修行を重ねた大阪出身の元バーテンダーが、神奈川で本気で造ったエリクサー。
御賞味あれ‼︎