5月29日(月)は店休日、30日(火)〜のオススメはイチローズモルトのミズナラウッド! | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
不定休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

先週は人生初の湯布院へ



街中は思いの外近代的で



綺麗な美術館も



広大な宿



のんびり過ごしました



夜は宿のシガーバーにて



散財...。



何処に行こうが酒に溺れる、鈴木です。

明日5月29日(月)は店休日を頂きます。
最後の店休日。
30日(火)以降は無休で営業しますので、宜しくお願い致します‼︎

来週のオススメはイチローズブランドからブレンデッドモルトウイスキーを!




イチローズモルト ミズナラウッドリザーヴ
¥1700→1500/shot

例の『誤解を生む』イチローズモルトブランドの定番商品、通称「リーフシリーズ」の中でも特に人気の高いミズナラウッドリザーヴをお届け!
もうこの手の商品は一般的に真っ当なルートでは手に入りません。
あっ、勿論当店は定価で仕入れておりますので「適正価格」にて。
更に1週間限定のお値打ち価格で御提案致します。

この一本を端的に言えば、

「肥土伊知郎氏(イチローズブランド)」が「羽生のモルト原酒」を中心に「複数の蒸溜所のモルトウイスキー」をブレンドし「ミズナラ樽」で追加熟成庫を施した「ブレンデッドモルトウイスキー」です。
つまりイチローズモルトブランドではあるが、シングルモルトウイスキーではありません。
つまり香港のオークションで1億円で落札された『イチローズモルト』とはジャンルが異なる。
と言うか皆様、本物のイチローズモルトなぞ滅多にお目にかかれませんよ。

詳しくは下記過去ブログをご参照下さい↓↓

羽生蒸溜所時代のモルトウイスキーに他の複数蒸溜所モルト原酒をブレンドした後、ミズナラ樽で追加熟成。冷却濾過・カラメル添加無し(ノンチル・ノンカラー)。
原酒の一部にピートの強いモルトウイスキーが使われます。

出ましたねぇ、「ミズナラ樽」。

ウイスキーの熟成には北米やヨーロッパ産のオーク材が世界中で使用されるのですが、日本・中国・ロシアではよく似た材木である「ナラの木」が自生しており、中でもブナ科コナラ属の「ミズナラ」は日本に広く分布し昨今のジャパニーズウイスキー熟成では良く樽材として使用されています。
水分量が多く燃えにくい事からミズナラ(水楢)と名付けられた。

ミズナラ樽熟成は白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)の香りを生むとされ、オリエンタルなフレーバーが昨今のジャパニーズウイスキー(特に「山崎」)ブームを起こした、と言っても過言では無いでしょう。

でもね、はっきり白檀香を感じるウイスキーはミズナラ樽で20年以上熟成された物が中心で、大半の商品が「取り敢えずミズナラ樽使いました」的なノリなのも事実。
嘘はないが本質もない。

そんな悲しきミズナラ事情の中では、この一本は明らかに香木のニュアンスを感じます。
白檀とまでは言いませんが。
バニラと果実とダークチョコのスイート&ビターなテイスト、奥から溢れ出すスモーキーな味わい、スパイシーな余韻。
次々と変化する香り味わいは、モルトウイスキーのみが持ち得る世界。
見事に表現されているブレンドの妙、流石のイチローズモルト。

お楽しみあれ‼︎