4月3日(月)4日(火)は店休日。5日(水)〜はオールドボトルの週!バブル絶頂期のホワイトホース | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

桜満開!
造幣局の桜の通り抜けは4月7日(金)〜13日(木)迄だそうです。今年も「事前予約制」でネット予約した方のみ入場可能。
やはり行政絡みのイベントは未だ制限が付き纏いますな。コロナ明けまで後1ヶ月。
今週3年ぶりにノーマスクで飛行機に乗った、鈴木です。

明日4月3日(月)、4月4日(火)は店休日!

5日(水)〜の週のおすすめを御紹介致します。
毎月第一週は「オールドボトルの週」。
当店がコレクション続ける特級時代(1989年以前)の洋酒達から一本、1週間限定でお値打ち価格にて提案する不動の企画。
先日久々にオールドボトルの仕入れに行ったのですが、まぁ、中々に高騰してますな。
仕方無いんやけどね。若い頃から買い溜めといて良かった。今後は当店でも少し販売価格が上がるやもしれません。

来週は個人的にお気に入りのオールドブレンデッドスコッチをお届け致します!



ホワイトホース エクストラファイン 1980年代流通品

¥1200/shot


80年代ブレンデッドスコッチウイスキーを代表する、『これぞ‼︎』な一本を御用意致しました。

1881年、ピーター・マッキーが生み出したオリジナルブレンドウイスキーは氏の故郷であるエディンバラ城近隣の「白馬亭(ホワイトホースセラー)」の名で発売されます。
ラベルに描かれる馬 は白馬亭の看板だそう。

白馬亭はスコットランド軍の酒場兼定宿であり、1745年のジャコバイト蜂起の舞台。
スコットランド人の自由と独立の象徴なのです。

暫くはホワイトホースセラーの名で販売されていましたが、1960年以降「ホワイトホース」と改名。
スクリューキャップをいち早く導入するなど、常にスコッチ業界を牽引続けたホワイトホース。
現在もあらゆる国の酒場に陳列されています。

勿論、ロイヤルワラント(英国王室御用達)は取得済み。

1980年代には三種類の日本限定商品が発売される。高度成長期のJapanが如何に豊かな市場だったかを物語っていますね。

「ホワイトホース・エクストラファイン」もその一つ。

通常品はアイラ島の「ラガヴーリン」、スペイサイド地方の「クライゲラヒ」や「グレンエルギン」等のシングルモルトウイスキーを原酒としますが、この一本はグレンエルギンを主にブレンドされているとか。

ピートを含んだハチミツや黒胡椒の香り、オイリーでナッティな味わい。
心地良く続く余韻。

勿論ストレートがオススメですが、ロックでもハイボールでも充分楽しめそう。

モルト比率の高さ。
原酒の素性の良さ。
ブレンドの素晴らしさ。

古き良き日本の為に造られた一杯をお楽しみ下さい。