皆様こんばんは お疲れ様です
通常営業に戻ってから
コロッと体重が落ちた
単純に
カウンターに立つ時間が長くなった事と
お見送り時の階段上り下りが増えた事が
この結果を招いたんだなと思う
ちゃんと働くって大事
当たり前が有難い
休業中は勿論ですが、時短中もプライベートの時間が圧倒的に多かったんでねー
気持ちもダルンダルンに緩む、緩む
通常営業に戻りまして、有難い事にこの数日は沢山の方々が来店くださり
正直めちゃくちゃ忙しかった
それ故スパンと気持ちを切り替えて
スイッチを入れる事が出来た
本当に有難い
店とお客様が道標 カズアキです
出だしでちょっとカッコつけてみましたが、ここから先はいつも通りのブログです
酒の新入りをご紹介!!
久々にストレートで飲む意味のあるリキュールを仕入れました!
「グレンダロッホ スロージン」
¥1,200/shot
スロージンとは、いわゆるジンにスローベリーを漬け込んだ酒の事でして
日本の法律ではリキュールに分類されます
日本で言うところの自家製梅酒みたいな感じで
各家庭でつくるスローベリー酒
Glen da lough
グレンダロウ(最近ではグレンダロッホと呼ばれる事が多いそう)はゲール語で「2つの湖の谷」
アイルランドのキリスト教は6世紀に始まり、10世紀には最盛期を迎えるのですが
特にグレンダロッホは「7つの教会の街」と呼ばれる程に、聖地としてヨーロッパ中から人々が訪れる宗教都市へと発展します
今では名前の通り、トレッキングも楽しめる湖が近くにあり
イングランドの侵略後、アイルランドで唯一
当時の姿を残した教会群を見る事ができる観光地となっています
そんなグレンダロッホの見所のひとつが
7世紀に聖ケビンによって開かれた修道院跡地
この「聖ケビン」さん
めちゃくちゃにハンサムなうえ、超金持ちな王子様だった彼は
そりゃもう女性にモテてモテてしゃあなかったんだと
ところがケビンはキリスト教の道を志すと決め、ありとあらゆる煩悩を捨てるため山籠りを決心
しかし彼の後をつけてきた一人の女性に見つかってしまい、修行をしていた洞窟を捨て一目散に逃げ出した
そうして辿り着いたのがグレンダロッホだった
とか
(知らんけど)
修行の途中、窓から手を出すと一羽のクロウタドリが掌にとまり
そのままそこへ巣を作ったと
ほんで卵を産み落としはったと
そうしてその卵が孵り雛が巣立つのをじっと待ち続け、それを修行とした
とか
(何の修行やねん)
そんな彼はグレンダロッホの地で修行を続け、120歳まで生きた
だの
(そこはどうやら本当らしい)
なかなか面白い逸話の持ち主の
聖ケビンとクロウタドリをシンボルとし、ラベルに掲げる蒸溜所が
「グレンダロッホ蒸溜所」
わずか5名での立ち上げで
地元の山々で採れるボタニカルを使用したスモールバッチジン「ワイルドボタニカルジン」を主力商品のひとつとして掲げるマイクロディスティラリー
そんなグレンダロッホのフラッグシップであるジンに6ヶ月間スローベリーを漬け込み
じっくりとその風味を引き出したスロージン
しっかりとしたジンとスローベリーの香り
そしてほのかな甘みとタンニンが感じられる一本
アルコール度数は41%と少し高めですので
ソーダ割りなんかもおすすめでございます
一日の締めにいかがでしょうか